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アーカイブ 2017/07/09
 
レシピその297
チキンのコルドンブルー
〜標識のわかりやすさ〜


先日、車のタイヤ交換に行ったときのことです。
歩行者専用通路にかわいいマークがあり、
道案内をしてもらいました。



胸を張って歩くこの姿。
「365歩のマーチ」を口ずさんでしまいそうです。
元気をもらって、思わず微笑みました。
そして見ただけですぐに意味がわかるマークの
重要性にあらためて気がつきました。

でも、こんなこともありました。
おしゃれなホテルで
トイレを探していたときのことです。
すっきりとしたインテリアのホールには、
無機質な感じのグレー色の壁に
小さい文字で書かれた
「トイレ」の案内文字がありました。
その方向に行くと男女の別を示すマークがあり、
これがわかりにくかったのです。
顔は男女共通で「●」。
身体は「▼」と「▲」の記号で描かれていました。

急を要する事態で判断能力の欠乏を感じながら、
「あたりか!? はずれか!?」の勢いで
「▲」のほうに入ったら、女性がいてホッとしました。
その日、ホテルの食堂で、
ソフトボールをやっているという
アメリカ人の女性たちと出会いました。
そのなかのひとりが、
「自分の体型の方に入って失敗したわ」
と大笑いしていました。
みなさんの体型をみると
逆三角形の「▼」だったので、納得しました。
「せめて色で識別できるようにしてほしい」とか
「リボンをつけてほしい」とか
いろいろな意見が出て、話に花が咲きました。

さて、今回はボリュームある一品をご紹介します。
中身の分量を変えると
また違う味わいになりますので、
いろいろとお楽しみくださいね。


チキンのコルドンブルー

■材料(2〜4人分)

鶏胸肉:200〜250g
ハム:120g(好みの分量で)
エメンタールチーズ:80g(好みの分量で)
ピザ用モッツァレラ:薄切り6枚
卵:1個
パン粉:適量
小麦粉:適量
油:適量
香草、塩、コショウ:適量




■作り方

(1)鶏胸肉を横から包丁を入れて、
半分に開く。



(2)包丁の背で軽く叩く。



(3)香草、塩、コショウをふる。



(4)その上にハムとチーズを重ねる。



(5)半分に折って、
手で少し押さえ形を整える。



(6)小麦粉を両面の全体にふりかける。
開いているところにはよくふりかけて
押さえる感じで形を整える。



(7)溶き卵にくぐらせる。



(8)パン粉をつける。
端にもよくつける。



(9)(8)が半分浸かるくらいに
油を多めにしいて、
肉にじっくり火が通るように揚げ焼きにする。



(10)裏面も焼く。



はい、出来上がりです。
盛り付けましょう。
お好みの野菜を付け合わせて下さいね。
さっぱりとした鶏肉とチーズがよくあいますね。
Buon appetito!


 
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