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アーカイブ 2017/10/151
 
レシピその304
白身魚ロール マッシュルーム入り
〜親の教育。〜


私は小さい頃からヒラメ顔、おたふく顔、
またはケロヨン顔と呼ばれてきました。
いわゆる凹凸の起伏が少ない顔です。
兄たちは、彫りが深く、
目鼻立ちがはっきりとしている上に、
目の色が薄く、茶髪で色白です。
よく母が
「男の子と女の子が入れ替わればよかった」
といっていたほどです。

製造担当者の両親は
この待ちに待った女の子を
どのようにしたらよいか思案の末、
私に「いつも微笑む」ことを
授けることにしたようです。
「貴方が微笑んでいるときは
 本当にかわいい」と
いつも耳元でささやかれながら育ちました。

どうやら当時の私は愛想がなく、
人見知りで、
両親の後ろにピッタリとくっついて
離れないほどだったようです。
それが「貴方が微笑んでいるときは
 本当にかわいい」と
繰り返す両親の教育の結果、
私はすっかりといつの間にか
いつも微笑む大人になりました。
いまでは微笑まないでよい場所でも
微笑んでいると落ち着くのでそうしています。
それも困ったものだとは思いますが
最近、その微笑みは表面的なことではなく、
心にまで及んでいることに気がつきました。

どんな大変なときでも
悲しいときでも立ち上がる力がある。
微笑むことが自然にできるようになったとき、
育まれたのでしょう。
この顔だちに感謝しないといけない
と思いながら、本日も鏡を覗きます。

さて、今回のメニューは
ヒラメ系の魚を使ったお料理です。
白身の魚でしたらなんでもよいです。
どうぞお楽しみ下さいね。


白身魚ロール マッシュルーム入り

■材料(2人分)

白身魚:2枚
マッシュルーム:100g(掃除後の重量)
パン粉:大さじ2大盛り
エシャロット:1個
イタリアンパセリ:適量
白ワイン:50cc
トマトソース:大さじ2杯大盛り
トマト:1個
オリーブ:8〜10粒
バジリコ:数枚
ルーコラ:好みの分量
塩:適量
EVオリーブオイル:
マッシュルーム用大さじ2
魚用大さじ2
ソース用大さじ2




☆下準備

・エシャロットを粗みじん切りにする。
・マッシュルームはスライスする。
・イタリアンパセリは粗みじん切りにする。




■作り方

(1)フライパンにEVオリーブオイルと
エシャロットを入れて
香りが出るまで炒める。



(2)マッシュルームを入れて
塩を少々入れ、蓋をして
弱火で蒸し焼きにする。



(3)魚を肉叩きで少し叩いて平らにして
塩を少々ふっておく。



(4)マッシュルームが焼けたら
蓋をとって水分を飛ばす。
フライパンはまた使うので洗わずにおく。



(5)(4)とパン粉を
プロセッサーに入れて2回まわす。



(6)イタリアンパセリを入れて数回まわす。
中身の出来上がりです。



(7)中身を魚の上に俵状にしてのせる。



(8)端からくるくると巻く。



(9)マッシュルームを炒めたフライパンに
EVオリーブオイルを足して
魚の継ぎ目を下にして焼く。



(10)白ワインを入れて
アルコールが飛んだら
蓋をしてから弱火にして蒸し焼きにする。
ワインがなくなったら
魚をくるっと回して焼く。



(11)魚を焼いている間にソースの下準備を。
バジリコ、トマトを大きめに切る。
オリーブも輪切りにしておく。



(12)魚をフライパンから取り出す。



(13)取り出したフライパンに、
新たにEVオリーブオイルを入れて
トマトとイタリアンパセリ、オリーブ、
トマトソースを入れる。



(14)数分煮込み、塩で味を整える。



はい、出来上がりです。
お皿の上にルーコラを敷いてロールを置いて、
ソースをかけましょう。
レモンやEVオリーブオイルを
お好みでかけて下さい。
唐辛子ペーストもお好みでどうぞ。
切るとキノコの香りが楽しめます。
Buon appetito.


 
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