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最近、日本食が食べたい、という イタリア人の友人が増えています。 しかも、リクエストがレベルアップしていて、 よくリクエストされていた寿司、天ぷら、焼き鳥、 唐揚げ、おでんに加えて、 ラーメン、餃子、お好み焼き、たこ焼き‥‥と バリエーションが広がり、 ドルチェは抹茶カステラ、たい焼き、 いちご大福などを所望されて 困り果てている私ですが、 とりあえず、ご招待するときは家庭料理に徹し、 私がイタリアで作る日本食を楽しんでもらっています。 皆が集まるときにも 日本食を持ってくるようにたのまれます。 先日の集まりでは、 ジンジャービスケットと生姜チィップスを 作っていったところ、 なんと子どもまで喜んで食べてくれました。 友人の家族は、冬は毎朝、生姜を潰し、 生姜湯にして飲んでいるそうです。 イタリア人の食が変わってきていることに 驚いている今日です。 食べ物が国境が超え、形態が変わり、 各々の国に定着するという、 食が織りなす歴史。 身近な店でいろいろな国の物が手軽に見つかり、 食が多様化している昨今、 周りの友達は私にオリジナルな味、 料理法を求めてきています。 日本食は母から伝えられた 家庭料理しか作れないので、 次回日本に帰国したときは 他の家庭の味をいろいろ味わって 身に染み込ませたいと思っています。 ところで、おまけです。 友人から、日本のアーティストを紹介する オープニングパーティに出す料理を頼まれました。 「ぜひ、お米の食べ物を」と言われたので、 母が作っていた混ぜご飯と、 子どもと飾り付けを楽しんだミニおにぎりを作りました。 今回ご紹介するのは、 友人たちに人気のジンジャービスケットです。 私が作ったお砂糖を使わない生姜チップスと、 「手かげんしないしょうがシロップ」を使いました。 「手かげんしないしょうがシロップ」は とても便利ですね。 シロップや生姜チィップスの分量は お好みに合わせて作ってください。 今年もご愛読をありがとうございました。 良いお年をお迎え下さいませ。
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