今年も2月に93歳の母のため、
日本に行って来ました。
毎年2月に帰っているのは、
母の誕生月だからということもありますが、
この時期、母が病みがちになるため、
いつも見守ってくれている人たちに加勢して、
協力体制を増強し、
母を病から遠ざけるようにするためです。
おかげで今年も無事に
誕生日をお祝いすることができました。
ふだんイタリアにいる私にとって
母の介護に関わる時間は短期集中です。
いろいろな場面での母を見たいので
朝起きてから夜寝るまで添い、
なんでも一緒にするようにします。
私は日本では車を運転しませんので、
行動範囲も限られていますが、
遠くに行けないからこそ、地元の新鮮さを発見し、
足元にたくさんのことがあることに気がつかされます。
母と「そうじゃん」なんて方言を交えて、
昔話に花を咲かせると、楽しいですし、
教えてもらえることの多さに気がつきます。
母の知識レベルは、
毎日のディサービスで養われたもので、
私をはるかに上回りますので、
必死でついていってます。
育ち、慈しんで過ごして来た地元。
そこで母と一緒にできることがたくさんあることを
母を通して教えてもらいました。
母を取り巻く人たち‥‥家族、親戚、
姪たちとその家族、友人、
そして真剣に取り組んでくれる
ケアーマネージャーさんやディサービスの人たち。
感謝しきれない想いを持ってイタリアに戻って来ました。

▲ハッピーバースデー!
さて、今回ご紹介するメニューは、
日本の友人に教えてもらった「おこし」です。
作ったら、母がとてもよろこんでくれました。
子どもからお年寄りまで
よろこんでもらえるお菓子ですね。
イタリアの友人たちにも好評です。
どうぞお試し下さいね。
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ライスクリスピーおこし
■材料
角型天板など四角いうつわ:1つ
※28×28cmのものを使いました。
ライスクリスピー:130g
バター:50g
マシュマロ:100g
乾燥ラズベリー:100g
好みの木の実:100g
※ヘーゼルナッツローストタイプを使いました。

■作り方
(1)木の実など、
中に入れる物を荒く刻む。

(2)角型天板の何ヵ所かにバターをぬって、
クッキングペーパーをしく。

(3)鍋にバターをとかす。

(4)バターがとけたらマシュマロを入れる。

(5)マシュマロをあたためる。

(6)かき混ぜながらとかす。

(7)マシュマロがほとんどとけたら
ライスクリスピーを入れる。

(8)かき混ぜる。

(9)木の実を入れて全体をかき混ぜる。

(10)角型天板に入れる。

(11)ペーパーをのせて手で押さえ、
平らにして冷やす。

(12)冷めてかたくなったら
好みの大きさに切り分ける。

はい、出来上がりです。
お好みでチョコクリスピーを使ったり、
木の実をかえて、お楽しみ下さいね。
Buon appetito!
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