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アーカイブ 2018/03/11
 
レシピその314
ライスクリスピーおこし〜母の介護。〜


今年も2月に93歳の母のため、
日本に行って来ました。
毎年2月に帰っているのは、
母の誕生月だからということもありますが、
この時期、母が病みがちになるため、
いつも見守ってくれている人たちに加勢して、
協力体制を増強し、
母を病から遠ざけるようにするためです。
おかげで今年も無事に
誕生日をお祝いすることができました。

ふだんイタリアにいる私にとって
母の介護に関わる時間は短期集中です。
いろいろな場面での母を見たいので
朝起きてから夜寝るまで添い、
なんでも一緒にするようにします。
私は日本では車を運転しませんので、
行動範囲も限られていますが、
遠くに行けないからこそ、地元の新鮮さを発見し、
足元にたくさんのことがあることに気がつかされます。

母と「そうじゃん」なんて方言を交えて、
昔話に花を咲かせると、楽しいですし、
教えてもらえることの多さに気がつきます。
母の知識レベルは、
毎日のディサービスで養われたもので、
私をはるかに上回りますので、
必死でついていってます。
育ち、慈しんで過ごして来た地元。
そこで母と一緒にできることがたくさんあることを
母を通して教えてもらいました。
母を取り巻く人たち‥‥家族、親戚、
姪たちとその家族、友人、
そして真剣に取り組んでくれる
ケアーマネージャーさんやディサービスの人たち。
感謝しきれない想いを持ってイタリアに戻って来ました。


▲ハッピーバースデー!

さて、今回ご紹介するメニューは、
日本の友人に教えてもらった「おこし」です。
作ったら、母がとてもよろこんでくれました。
子どもからお年寄りまで
よろこんでもらえるお菓子ですね。
イタリアの友人たちにも好評です。
どうぞお試し下さいね。


ライスクリスピーおこし

■材料

角型天板など四角いうつわ:1つ
※28×28cmのものを使いました。
ライスクリスピー:130g
バター:50g
マシュマロ:100g
乾燥ラズベリー:100g
好みの木の実:100g
※ヘーゼルナッツローストタイプを使いました。




■作り方

(1)木の実など、
中に入れる物を荒く刻む。



(2)角型天板の何ヵ所かにバターをぬって、
クッキングペーパーをしく。



(3)鍋にバターをとかす。



(4)バターがとけたらマシュマロを入れる。



(5)マシュマロをあたためる。



(6)かき混ぜながらとかす。



(7)マシュマロがほとんどとけたら
ライスクリスピーを入れる。



(8)かき混ぜる。



(9)木の実を入れて全体をかき混ぜる。



(10)角型天板に入れる。



(11)ペーパーをのせて手で押さえ、
平らにして冷やす。



(12)冷めてかたくなったら
好みの大きさに切り分ける。



はい、出来上がりです。
お好みでチョコクリスピーを使ったり、
木の実をかえて、お楽しみ下さいね。
Buon appetito!


 
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