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アーカイブ 2018/12/16
 
レシピその332
バカラ(塩鱈)とチーズのムース〜車のライト。〜


クリスマス、
ウキウキとするイルミネーション。
私は子どもの頃から「光る物」が好きです。
この時期ならではの特別な光、
輝きは美しいものですが、
身近なもので、大好きで、
魅入ってしまう小さな輝きもあります。
重要な機能を備えて、美しく魅力的。
そして空想の世界まで創りあげてくれるもの。
それは車のライトです。
特にバックシャンの輝きに惹かれます。

夜の車の運転で、
前車後部のウインカー、スモールライト、
ブレーキライト、霧灯などの配置で、
「万年笑い顔」「垂れ目顔」「怒り顔」「一本気顔」
「カジノ顔」「歌舞伎十八番顔」など‥‥。
車の後ろ顔に名前をつけたりして楽しんでいます。
そして、ブレーキを掛けたときの
あの輝くばかりの光の場所やライン、
それはいままでの想像を一瞬、払拭して、
全く違う顔になり、驚かされたりします。
時々現れる閃光ごときの輝き。
その輝きのイメージは進行形になるのが愉快です。

「怒り顔さんが手を広げて呆気にとられた」とか
想像がさらにふくらみます。
しばらくは見ていたいバックシャンライトは
抜かないで楽しんだりしています。
そういえば、若い頃、
某メーカーのシャンプーのCMで、
バックシャンで髪が美しく輝いている人に
声をかけるなんてありましたね。
バックの輝きは人も車も惹きつけられる
魅力がありますね。

さて、今回はかわいいアンティパストです。
人の集まるこの時期の1品にどうぞ。


バカラ(塩鱈)とチーズのムース

■材料

バカラ(塩鱈):150g
クリームチーズ:200g
クラッカービスケット:60g
バター:50g
レモンの皮:レモン(大)の半分
ゼラチン:5g
ミルク:30cc
ディル:適量
トビコ:好みの分量
緑の付け野菜:今回はロマネスコ
塩:適量






■作り方

(1)ナイロン袋にクラッカーを入れて、
棒で潰して細かくする。



(2)ボールに(1)を入れて
溶かしたバターを入れてかき混ぜる。



(3)小さい器にアルミカップを敷き、
(2)を入れて指で押さえる。



(4)グラスも(2)を敷いて押さえる。
冷蔵庫で30分休ませる。



(5)塩鱈を15分ゆでる。



(6)クリームチーズを練っておく。



(7)ゼラチンにミルクを入れて
ふやかしておく。



(8)レモンの皮をすったものと
ディルの微塵切りを加えて混ぜる。



(9)ゆだった塩鱈の皮を取り除く。



(10)(8)と(9)を
フードプロセッサーに入れて
数秒まわしてクリーム状にする。



(11)ボールに移して溶かしたゼラチンを入れる。
ゼラチンを溶かすときは、レンジを使ってもOK.



(12)いっきにかき混ぜる。



(13)器にムースを乗せる。



(14)ヘラなどで形を整えて
冷蔵庫で1時間冷やす。



(15)トビコとゆでたロマネスコで
飾り付ける。



はい、出来上がりです。
ミニカナッペも
グラスに入れたものも素敵ですね。
Buon appetito!


 
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