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アーカイブ 2019/08/18
 

レシピその348
キャンディゼリーフルーツ味~香りの記憶。~


帰国中です。
魚を焼いている匂い、
「あら、もうお昼かしらん?」
と、目が覚めた朝。
「あ~! ここは日本だった!」
義姉がお弁当用に焼いている焼き魚の香りです。
ミラノではコーヒーの香りで目覚めます。
どこからも漂ってくる大好きな香りが
一日の始まりのスイッチを入れてくれます。

日本の香りといえば
空港に漂うだし汁とお醤油の香り。
インターナショナルな
食べ物の香りでいっぱいの空港で、
そのふたつの香りにピンときます。
その香りで私の日本が始まるといっても
過言ではありません。

食の香りは、原風景まで呼び起こしてくれます。
実はその原風景も年代を経ながら
変わってきているものでしょうが、
「ああ、よい香り」と思うときには
かならず素敵な思い出も蘇ってきます。
思い出はなんてこともない
小さい事柄だったりしますが、
脳裏にしっかり焼きついて
この歳になるまで記憶が残っているものですね。
私は香りが好きですが、
特に食べ物のよい香りは
鼻の粘膜に留めて、しっかり脳に記憶して
何度でも思い出したいです。
食いしん坊なんですね。


さて、今回はキャンディゼリーです。
冷たくしてめしあがってください。


キャンディゼリーフルーツ味

■材料

ミックスベリー:150g
水:100cc
砂糖:50g、ベリーを煮る用に大さじ1
レモン汁:大さじ2
板ゼラチン:12g

オレンジ汁:100cc
砂糖:50g
レモン汁:大さじ2
板ゼラチン:12g


☆準備するもの

シリコンの型:容量150cc
製氷皿:内容量200cc
シリコンの型:数枚




■作り方

(1)小鍋にベリー類と水、
砂糖大さじ1を加えて
10分弱火で煮る。



(2)砂糖を溶かす感じで
かき混ぜながら煮る。



(3)網でこす。



(4)レモン汁を加える。



(5)少し温め(50~60度)の水につけて
やわらかくなった板ゼラチンを入れて
火を止める。



(6)シリコンの型に入れる。



(7)オレンジもベリーと同様にして
製氷皿に入れる。



(8)余ったベリー液は
小さいシリコンカップに入れる。
冷蔵庫で固まるまで冷やす。



(9)クルッと裏返して
型からはずす。



(10)シリコン型の方は
表面をナイフで押さえる感じで
裏返しにしてはずす。
製氷皿の方はナイフを使ってはずす。





はい、出来上がりです。

甘さ控えめですので
ちょっとお口が寂しくなったときなど
最適ですね。
この時期は冷蔵庫で冷やすと
一段と美味しいです。

どうぞお試し下さいませ。
Buon appetito!


 
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