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アーカイブ 2020/01/05
 

レシピその358
角砂糖のアルコール漬け~新しい年。~


明けましておめでとうございます。
2020年の砂時計が落ち始めました。
細かい時間の粒子が
サラサラとサラサラと留まることなく、
過去となる下の器に落ちて行きます。

今年はまず自分自身を見つめ、
思い切って自分に捧げる時間を持とう。
限界を感じながらでも、
少しでも意義あるように過ごそう。
失敗を恐れない勇気を持とう。
そして後悔することが起きても
砂時計の現在と過去の境界線にある
小さな穴が浄化してくれて、
下に落ちたときに良い経験として残る。
そして、この砂時計が
ひっくり返されるときには、
経験がいっぱい詰まった砂になって
新しく流れてくれるはず。
一年という器の大きさは変わりませんが
落ちる粒の質量が変わってきた感じがします。
今年もまた、
経験の時間がいっぱい詰まった砂が、
新しく落ち始めました。
今年もご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

今回はシンプルな角砂糖のアルコール漬けです。
漬ける時間は3週間。
時間の経過で色が変わっているのが楽しめます。
どうぞお試し下さいませ。


角砂糖のアルコール漬け

■材料(150ccのビン4こ分)

角砂糖:1ビンあたり18個くらい
アルコール(96度):80~100cc
(角砂糖が隠れる分量)
好みの香料:オレンジの皮、レモンの皮、コーヒー豆、
ショウガ、シナモン、カルダモン粒など
※他、乾燥木の実でもおいしく作れます。




■作り方

(1)オレンジとレモンは皮のみとる。
ショウガはスライスして、
カルダモンは潰す。



(2)煮沸消毒したビンに角砂糖を入れて
オレンジの皮を入れ、角砂糖を入れて、
またオレンジの皮を入れ‥‥を繰り返す。



(3)アルコールをビンの口まで注ぐ。
レモンの皮の場合も(2)と同様にする。



(4)コーヒー豆も(2)と同様。



(5)ショウガ、カルダモン、
割ったシナモンを入れて、
(2)と同様にする。



(6)フタをして3週間ほどおく。



はい、3週間後です。
香りがすっかり角砂糖にしみ込んでいますね。
このまま食べると少しキツイですが、
お好きな方はこの生一本の味をお楽しみ下さい。



スプーンにのせた角砂糖に火をつけて
アルコールを少し飛ばしましょう。



まわりが解けて、少し焦げて来ました。



火を消します。



焦げた味わいがおいしいですよ。
食べ過ぎた胃もすっきりします!
どうぞお試し下さい。

Buon appetito!


 
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