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アーカイブ 2020/10/04
 

レシピその376
隠し味ペースト〜新学期の様子。〜


夏終了の恒例行事のトマトソース作り、
今年も無事に出来ました。





恒例といえば、毎年9月中旬は、
バカンスが終わって、新学期が始まる
活気に包まれる時期です。
さて、今年はどうでしょう。
活気を通り過ぎて、
混乱状態になっているといっても
過言ではありません。

教室では、密を避けるために、
机の数が減ったり、机の形も変わったり。
学校によっては、
新しい教室を作ったりしているようですが、
それはそれで、今度は先生の数が合わず
問題が起きたりしています。
授業時間の変更が毎日変わったり、
オンライン授業と学校での授業が
入り混じった時間割になったり、
学校送迎する親たちも計画が立てられません。

小学校以上は教室では距離感を保って、
マスクを外しているそうですが
登下校はマスク着用です。
子どもたちも
慣れないマスクを通しての呼吸を
新しく学んでいます。

親は親として、この季節の変わり目に
子どもに風邪をひかせないように
心配りをしています。
少しでもその症状があるときには、
学校には行けないところもあります。
特に数人の子ども持ちの親たちは、
イタリア人系悲鳴をあげています。

この新しいシステムにどのように向かい合うか
子どもも親もスタートしたとはいえ、
体も頭も行動もちぐはぐとしている状態ですが、
柔軟的にとらえて
「しょうがない」の前向き思考で
毎日をこなしている状態です。

さて、今回はちょっとあると便利な
隠し味ペーストをご紹介します。
どうぞお試し下さいね。


隠し味ペースト

■材料(小ビン3本分)

熟トマト:1kg
タマネギ:3こ
ニンジン:大1本
セロリ:大1本
バジリコ:一握り
イタリアンパセリ:適量
EVOオイル、塩、砂糖:適量
好みでビネガー:少々




■下準備

・トマトを半分に切り、
芯の頭の部分を切り除き、
ざく切りにする。




■作り方

(1)トマトを鍋に入れて中火で煮立て
弱火にしてから20分くらい煮る。
木べらで底が焦げないように
時々かき混ぜる。
※トマトの熟し具合に合わせて
煮る時間の調整すること。




(2)トマトを煮ている間に
野菜を刻む。



(3)煮詰まってきたところ。



(4)イタリアンパセリと
バジリコ以外の刻んだ野菜類を入れ、
弱火で15〜20分煮る。



(5)バジリコと
イタリアンパセリを入れて5分煮る。



(6)火から下ろし、
滑らかなソース状になるまで
ハンドブレンダーに数秒かける。



(7)網でこす。
このあたりで
ビンを煮沸する湯を沸かし始める。



(8)塩、砂糖、EVOオイル、
好みでビネガーを好みの分量入れ、
数分煮る。



(9)煮沸消毒したビンに詰める。



(10)煮たってから
20分ほど煮沸する。



はい、出来上がりました。
フタを開けたら冷蔵庫に保存し、
1週間以内にお使い下さいね。

なにか一味欲しいときに
少し入れてみて下さい。
味が深まります。
隠し味ペースト、
色々と活用されてみて下さいね。
Buon appetito.


 
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