イタリアの気持ちを伝える挨拶の仕方や
言葉のつかい方が好きです。
やり過ぎ、言い過ぎを感じるときもありますが、
電気の流れにたとえれば、
直流と直流が合間見合って交流になったことで
その人を感じることができます。
ただ、コロナ下では
この挨拶は問題になっていますので
抱き合ってのキスや握手の変わりに
友人たちは日本式挨拶を推奨してくれていて、
距離感をつける慣れない挨拶で、
そのぎこちなさに逆にお互い微笑んでしまいます。
さて、言葉はどうでしょう。
私は「Amore」と言う言葉が好きです。
語頭や語尾につけたり、慣用句的につかったり、
この日常的にたやすくつかう「Amore」。
カソリックの教えも根源にあるとは思いますが、
この言葉をつかうたびに、そして聞くたびに、
心の中の何かが微動し始め、
共鳴して情動が起きます。
思わず顔の筋肉も緩みます。
シンプルにたやすく心が動き、
この言葉が口から溢れるように湧き出て、
もっと自然体で
「Amore」をたやすく受け入れられる
そんな自分でいたいな、とも思っています。
どんどん発して、同様に受け入れることも
構えることなく、恐れない。
これがこの国から学んだ
「Amore」の定義の一つとも思ってもいます。
さて、今回ご紹介するのは、
ジューリアのチョコレートブラウニーです。
彼女が作るブラウニーは
チョコレートが濃厚で、そこに、
ココナッツフレークの味わいが加わります。
ベーキングパウダーは使わず
卵とお砂糖の力で生地を膨らませます。
バレンタインデーらしく
「Amore」の飾り付けを思い切ってしました。
どうぞお楽しみ下さいませ。
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ジューリアのチョコレートブラウニー
■材料(型21×16×5cm分)
・本体用
ブラックチョコレート:200g
タマゴ:4個
バター:125g
グラニュー糖:100g
ココナッツフレーク:75g
小麦粉:50g
・デコレーション用
乾燥フランボワーズ:適量
(粉ーフードプロセッサーで粉にする適量)
ホワイトチョコレート:100g
ココナッツフレーク:少々
☆下準備
・型にベーキングペーパーを敷く。
・オーブンを180度に温める。
■作り方
(1)タマゴをほぐす。
(2)荒く切ったチョコレートと
バターを湯煎にかける。
(3)溶けたら、火から下ろして
砂糖を入れてよく溶かす感じで攪拌する。
(4)タマゴを数回に分けて入れて
よく攪拌する。
(5)1回目に入れたタマゴが
よく混ざったら次を入れてまた攪拌する。
2回目くらいからもったりとしてくる。
(6)小麦粉をふるいながら入れる。
(7)ざっくりと混ぜる。
(8)ココナッツフレークを入れる。
(9)ざっくりと混ぜる。
(10)型に生地を入れて
180度にしたオーブンで
20〜25分焼く。
(11)焼き上がり。
(12)冷めたら
好きな大きさに切り分ける。
(13)飾り付け付けをする。
乾燥フランボワーズをのせる。
(14)ホワイトチョコレートを
湯煎する。
(15)上からかける。
(16)ココナッツフレークをかける。
(17)粉フランボワーズを
好みの分量をかける。
Buon appetito
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