2月中旬に日本に帰国して、
あっという間にイタリアに帰るときがきました。
どうにか無事に日本に行けますようにと願い、
何事もなくイタリアに帰れますようにと願う、
この間隔が短くも長くも感じます。
無事に帰ることにポイントを当てると、
あまり動く自分を作らないのが一番。
外出も自粛しました。
日本に来る前に掲げた自己厳粛体制です。
そしてまたイタリアに帰るときも同じです。
行きも帰りもPCR検査を受けて
陰性になったらGo!
ということで最後のスタートをきります。
コロナ下の生活は壁の高さを感じます。
その壁を乗り越えるための
「避ける感」に磨きをかけたとも感じています。
行きも帰りも緊張感に満ちています。
そして、そんな中でも、
やはり来て良かったを実感しています。
ビデオだけでは伝わってこないことを五感で感じ、
実際にこの目で見ないと信じられないことを
現実として見ることができました。
そしてなにより
母に寄り添うことができました。
さて、今回は前回のメニューでご紹介した
主役のステーキに寄り添う付け野菜です。
シンプルな野菜が豊かな一品料理に変身します。
材料はそのときにある物で。
冷蔵庫の中で少しだけ残り、
鎮座している野菜などありませんか?
このような野菜をどんどん使いましょう。
今回はコンポストから自生した
小さいカボチャを姪から貰いました。
しばらくはお花と一緒に飾って楽しみましたが
食べ頃になったので蒸して器にしました。
どうぞお楽しみ下さいませ。
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変幻自在の付け野菜
■材料
冷蔵庫の残り野菜
・蒸し野菜用:カボチャ、ジャガイモ、
ブロッコリーとその芯、パプリカ
・揚げ用:ニンジンの皮、
蒸したジャガイモの皮、
パプリカの皮、ブロッコリーの皮
塩、コショウ:適量
EVOオイル:少々
※材料の集合写真がありません。ご了承ください。
■作り方
(1)カボチャは器の大きさを考えて
好みの大きさに切る。
(2)中身をくり抜く。
中身は取っておく。
(3)ブロッコリーの芯は
皮を剥いておく。
皮は揚げ用に取っておく。
(4)ジャガイモとカボチャを蒸す。
(5)皮を取り除いたパプリカ、
ブロッコリー、ブロッコリーの芯、
カボチャの中身を蒸す。
(6)(5)を混ぜ合わせ、
EVOオイル少々と塩、
好みでコショウを入れて味付けして
カボチャに詰める。これで完成。
さらに上にグラナチーズをかけて
オーブンで焼くいてコクを出すのもおすすめ。
(7)EVOオイルの代わりに
生クリームを入れると
また違うコクのある味に。
(8)蒸したジャガイモの皮は
厚めに剥いて揚げ用に使う。
揚げているところ。
(9)蒸したジャガイモの皮に続いて
ブロッコリーの皮、パプリカの皮、
ニンジンの皮を揚げて、
好みで上から塩を少々かけておく。
ボリュームのある付け野菜になりましたね。
そのときの主役との合わせ方で
いろいろと自由に味を変えて楽しんで下さいね。
Buon appetito!
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