98歳の母が少し変わってきました。
徐々に丸くなってきている彼女の感覚。
ゆるやかだったグラフの線の変化が
明解にわかってきた感じもします。
動きを見ていても
四肢が充分に自由に使えているときとは違い、
次第に三角動きになり、
最近は丸動きになってきました。
それでもまだまだ彼女の行動について
いけないこともありますが
逆に認めてあげて危険さえなければ、
好きなように過ごしてもらっています。
なるべく手を出さないように見守って、
最終的に、母が何をするのかを
楽しみにするようにしています。
母は時間があるとすぐにテレビを付けます。
そのボリュームの大きさに
辟易としてしまうときもありますが
たまに声を出して楽しそうに笑う母。
なんでこんなところで‥‥と、
摩訶不思議なこともありますが、
大切なことは
母がなにかを感じて笑っているということです。
私の家はバリヤフリーではありませんし、
急な階段もあります。
家の構造だけではなく、
彼女の過ごす毎日は
きっと精神的にバリアもあり、
がんばらないと進めない
急な階段もあることだと思います。
彼女自身が心身共に
がんばっていると思っています。
まず優しい心を持つために
私自身が毎日を楽しんで過ごす。
自分自身の精神状態を穏やかにしておくためにも
自分の時間を持つ。
そのためには母に少し
ひとりでがんばってもらうことも増えましたが、
いつまでも愛を持って接するためには
必要不可欠なことだと感じています。
と言いつつも、「また〜」と
胸が詰まるときもありますが、
そんなときは
友人に今の心の乱れを愚痴って
聞いてもらうことで、
落ち着きと元気を取り戻します。
終わりの見えない介護でも
兄が言っていた
「優しかれ、優しかれ、なお優しかれ」
と愛をもって母と暮らしていきたいと思っています。
母との触れ合いは
日本にいるときだけに限られています。
だからこそ出来ることもあるのだと思っています。
さて今回は元気のでる色、
黄色のパスタです。
お試し下さいね。
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黄色いパスタ
■材料(2人分)
ショートパスタ:160g
黄色いペペローネ(パプリカ):2こ
(掃除後の重さは約200g)
花ズッキーニ:10本くらい
粉サフラン:1袋
ニンニク:少々
ペペロンチーノ:お好みで少々
EVOオイル : 大さじ3
塩:適量
☆下準備
・花ズッキーニの額を取り除く。
・そっと花びらを開いて
雌しべ雄しべを取り除く。
・ペペローネはサイコロ切りに。
花ズッキーニは飾り用に2本おいておき、
他の花はざく切りに。
ニンニクは芯を取り除いて荒微塵切り。
粉サフランは水少々に溶かしておく。
■作り方
(1)EVOオイルにニンニク、
ペペロンチーノを入れて香りを出す。
(2)ペペローネを入れ、
塩少々を入れて炒める。
(3)ペペローネに火が通ったら、
飾り用の花ズッキーニを入れて火を通す。
(4)残りの花ズッキーニを入れて炒める。
(5)水で溶かしたサフランを入れる。
(6)花ズッキーニに火が通るまで
数分炒める。
(7)ショートパスタを
塩入りの湯でゆでる。
(8)ショートパスタを入れる。
(9)水分が足りないときはゆで汁で補う。
全体に馴染むまでさっと火を通す。
出来上がり。盛り付けましょう。
初夏を一足先に感じるパスタです。
見た目だけでも元気が出ますね。
お好みでEVOオイルや
粉チーズをかけて下さいね。
Buon appetito!
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