母の介護は行政の力を借りて、
専門の人たちに支えてもらっています。
先日、新旧の方たちでの
引き継ぎの担当者会議がありました。
ケアマネージャー、理学療法士、
デイサービスの人たちと
家に来て下さるヘルパーさんで行われました。
イタリアで行われる会合と雰囲気が違います。
言い争いにならない‥‥もっというと、
争いが生じる気配さえありません。
声の大きさも関係しているのでしょうか。
人が集まっているのに騒々しさが全くないのです。
自分を押し出しすぎることなく、
質問するときは詰問ではなく、
質問に対する答えも弁解ではなく、
話すリズムがみんな同じで、
ゆっくりとしていて、
しっかりと伝える話し方です。
お互いがそれぞれを
プロとして認め合っているからこそ、
違う分野のプロの話を
取り入れることができるのでしょう。
引き継ぎはこうするとスムーズで、
内容をしっかりと
受け渡しができるものなのだと知りました。
母の日常を見守ってくれている人たちの
話は私にとってもとても重要なことでした。
その観察力、洞察力は、
プロとして養われたものと
その人が持っている資質もあるのでしょうが、
本当に優しい視線で母を見ていてくれたことに
あらためて感謝する次第でした。
さて今回は華やかなお料理です。
ピスタッチオとブルーベリーの
楽しいコラボレーションを
どうぞお楽しみ下さいね。
|
鶏肉のピスタッチオ衣焼き、
ブルーベリーソース添え
■材料(2〜4人分)
鶏肉(胸肉):1枚260g
卵:1個
ピスタッチオ:80〜100g(殻を取った重量)
モッツァレッラ:100g(好みの分量)
小麦粉:少々
EVOオイル:適量
塩、コショウ:適量
・ソース
熟ブルーベリー:80g
バルサミコ酢:小さじ1
※今回はオレンジバルサミコ酢使用
■作り方
(1)胸肉を2つに切って半分に開き、
包丁の背で軽く叩いておく。
(2)塩、コショウをする。
(3)薄く切った
モッツァレッラを並べる。
(4)フタをする感じで閉じて
形を整えて少し手でおさえる。
(5)ピスタッチオの殻をむく。
(6)フードプロセッサーでさっと砕く。
(7)まな板に広げて
包丁で細かく刻む。
(8)卵白を泡立てる。
(9)胸肉に軽く小麦粉をつける。
(10)泡立てた卵白に通す。
(11)ピスタッチオをつける。
(12)EVOオイルの中で
弱火で両面をゆっくり焼く。
焼くときにフタをする。
(13)焼いている間にソースを作る。
ブルーベリーをフォークの背で潰す。
(14)バルサミコ酢を入れて
なめらかになるまで潰す。
(15)胸肉が焼けたところ。
はい、盛り付けましょう。
今回はサラダにエディブルフラワーを添えて
胸肉をのせてソースをかけ、
ブルーベリーも置きましょう。
華やかな一品になりましたね。
さっぱりソースがぴったりです。
とろけるモッツァレッラと
いっしょにお楽しみ下さいね。
Buon appetito!
|
|
|
|