寒くなってきました。
自転車ではなく、
交通機関で移動する季節の到来です。
地下鉄は構内に切符販売機もありますが、
トラムやバスに乗るときの切符は、
車内では買えず、
バールやキヨスクで買わなければなりません。
この煩わしさを避けるために、
そしてなんと言っても
この年齢の恩典を授かるためにも
高齢者対象定期を購入することにしました。
インターネットで申し込みもできますが、
直接、顔を見ながらの手続きが安心です。
オフィスの窓口は3つ。
どの人に当たるかしらん?
と思っていると、
メガネの上から覗く眉間には縦シワ、
口角は下向きの一番気難しそうな
初老の男性の窓口になりました。
書いて持って行った申込書を
細かくチェックされるのではないかしらん? と
心配する気持ちが一瞬湧きましたが、
大きく的を外れました。
「2枚お願いします」と私が言うなり。
「往復券かい?」と冗談から始まり、
横にいる夫を見ながらウインク。
彼に抱いたイメージは素早く払拭されて
「まずはレディファーストで奥さんからね」と
優しい心づかいに思わず微笑みで返しました。
あっという間に手際よく定期券を作ってくれました。
顔の表情筋のメリハリが
はっきりとしているイタリア人は、
作っている表情で人柄を決めつけはいけないと
またもや反省した次第です。
さて、今回は近所のお肉屋さんで教えてもらった
手羽先のフライです。
衣のパン粉が足りない!
そこである物を足してみたら
歯あたりよく、香ばしくできあがりました。
表面には現れていない
レモンの香りがさわやかなフライです。
どうぞお試しくださいね。
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手羽先のフライ
■材料(2人分)
手羽先:5〜6本
パン粉:パン粉、グリッシーニ、
コーンフレーク、パーネビスコッタート
レモン:1個
ガーリック塩:適量
小麦粉:大さじ2〜(バッター液用)+適量(下地用)
水:80cc〜
イタリアンパセリ:適量
揚げ油:適量
☆下準備
・グリッシーニ、コンフレーク、
パーネビスッコタートを
フードプロセッサーで細かくして、
パン粉と混ぜる。
・イタリアンパセリのみじん切りを
適量入れてかき混ぜておく。
・手羽先を開く。
先を取り除き2本の骨の間の筋を切り、
開きやすいように他の筋も切る。
・ぐっと下に身を引く。
・細い骨の方を
グルグル廻しながら取り除き
身を開き広げる。
・少し身を切って広げる。
■作り方
(1)ガーリック塩を少しふり、
少しおいて味をなじませる。
(2)レモンバッター液を作る。
小麦粉に水、レモンの皮の
すりおろしを入れてかき混ぜる。
(3)広げた手羽先に小麦粉を振りかける。
(4)レモンバッター液と
ミックスパン粉を付ける。
(5)広げるようにして
形を整える。
(6)揚げ油で中温で揚げる。
(7)裏返して
フライパンを傾けながら揚げる。
盛り付けましょう。
蒸したマッシュルーム、ズッキーニ、
ブロッコリー、ジャガイモを
付け野菜にしました。
EVOオイルやあら塩をかけてどうぞ。
レモンもお好みで
野菜やフライにかけて下さいね。
BUON APPETITO!
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