電車の優先席を見ていると、
老人が来たときに
すぐに席を立って席を譲るのは
老人が多いように思います。
やはり座る快適さが身にしみてわかるので
自然体で譲ることができるのだと思います。
私は年齢は関係ないとと
いつも豪語してますが
それはあくまでも本人の弁。
最近では若者が
さっと席を譲ってくれることが多々あり、
うれしさと共に、複雑な思いにも浸ります。
いつものように
スポーツクラブに行った帰りのことです、
目の前に来たトラムに走り乗ったやいなや
若者がさっと席を譲ってくれました。
いまスポーツをしてきたばかりの
ピチピチとした覇気のある私に‥‥
複雑な思いと共に、現実を見た思いでしたが、
ありがたく思いました。
またあるときはメトロの中での出来事です。
私の席の前に
初老の女性が来たのでさっと席を譲ったら
「私よりあなたのほうが年上でしょう」と
微笑みながら断られました。
「いやいや、なにを仰る。
私のほうが若いでしょう」
二人の間で愉快な年齢の値踏みが始まりました。
席は譲れても年齢は譲れない!
「一目瞭然でしょう」とさらりと言う彼女の一言で
年齢を確認すると、正しく私の敗退でした。
そしてそのまま私が席に座ることになったのです。
複雑なお年頃の私です。
さて、今回ご紹介するのは、砂肝のパスタです。
砂肝は、ふつうはやわらかくなるまで煮ますが、
私はコリコリとした食感が好きなので、
あまり火を通しません。
冷蔵庫にあったナスとピーマンを加えてみました。
どうぞお試しくださいませ。
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砂肝と夏野菜のパスタ
■材料(3人分)
生パスタ:200g
砂肝:200g
ナス:2個
ピーマン:1個
トマト:中2個※今回はミニトマト使用
EVOオイル:砂肝用大さじ2、野菜用大さじ1
にんにく:1かけ
白ワイン;約50cc(砂肝がかぶるくらい)
ビネガー:少々
ペペロンチーノ:好みの分量
バジリコ:適量
塩:適量
☆下準備
・にんにくは芯をとって潰しておく。
・砂肝は真ん中で切り、
銀皮の硬い部分だけ取って薄切りにする。
・ビネガーを少しかけてもんで、
すぐに水洗いし、よく水分を取り除く。
■作り方
(1)フライパンにEVOオイルと
ニンニクを入れて、弱火で香りを出す。
(2)砂肝を入れて炒める。
ペペロンチーノも好みで入れる。
(3)ワインを入れて炒めながら煮る。
(4)水分が少なくなったら
切ったトマトを入れて弱火でゆっくり煮る。
(5)バジリコを入れて煮る。
(6)別の鍋で、
皮を取り除いてサイコロ切りにしたナスと
細切りにしたピーマンを入れて炒める。
(7)(6)の野菜に火が通ったところ。
(8)(5)と(6)を合わせて、
数分煮る。
(9)塩入りの湯でパスタをゆでる。
(10)少しかためのゆで上がりで、
ソースに入れる。
(11)水分が少ないときは、
ゆで汁を少し入れて
フライパンを動かしながら味をなじませ、
塩加減をする。
(12)火を止めて、
EVOオイルを一回し入れて、
フライパンを振りながら全体を合わせる。
はい、出来上がりです。
砂肝の食感を味わいながら
季節の味も楽しみましょう。
Buon appetito!
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