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アーカイブ 2025/02/16
 

レシピその482
黒米コロッケ~テキパキは国民性?~


日本の空港に降り立ったときにまず感じるのが、
アシストして下さる方の多さと
そのリズムの速いことです。
トランクがベルトコンベアーに乗る前に向きを変えたり、
乗り継ぎの人の案内をしていたり、
小走りで動いて細心のサービスを心掛けています。
その姿を見ると日本に来た思いに浸ります。
「そんなに急いでしなくとも良いですよ」と
頭の下がる思いですが、
周りを見ると荷物を受け取っている
乗客たちのその後の動きも速いんです。

そうなんです。
日本人は全体的に動きが速いのです。
歩き方やその所作一つとっても、
速いと言うかモタモタしていない。
この動きの速さは国民性なのかしら
との思いにも至ります。
イタリアにいるときには感じない
こちらのリズムに乗れない鈍い動きの私に
辟易としてしまい、
逆にもっとボーッと放心状態になってしまうほどです。
と言っても、この速さのシステムの良さの
恩恵を多く授っていて、
その度に「流石日本人!」と誇りを感じる
オリジナル日本人の私でもあります。
「行動の時差ボケ」と銘打って
少しでも早くこの日本のリズムに乗る私になりたい
と思ってはいるのですが‥‥。

さて今回は「黒米コロッケ」です。
野菜は冷蔵庫にあるお野菜です。
味わいのある黒米をお楽しみ下さいね。



黒米コロッケ


■材料(5個分)

黒米:100g
スカモルツァチーズ:50~60g
パルミジャーノ:大さじ3
卵:1個
ドライトマト:1個
オリーブ:少々
好きな野菜:70g
※今回はゆでたブロッコリーとズッキーニ
塩:適量
EVOオイル:適量
小麦粉:適量




☆下準備

・黒米は洗って水に2時間以上浸す。



・材料を細かく切る。
※ドライトマトは飾り用に少々残す。



■作り方

(1)水をきった黒米を
米の二倍くらいの水で炊く。



(2)炊き上がった黒米を少し潰す。



(3)そこにチーズを除く、
材料全てを入れ混ぜる。



(4)手のひらに(3)を広げて
真ん中にチーズを入れて形を整る。



(5)小麦粉を両面にふる。



(6)オイルを少し多めに入れて
揚げ焼く。



(7)裏面も焼き、
パルミジャーノを上にのせ
フタをして蒸し焼きにする。



(8)パルミジャーノが溶けたら
出来上がり。



盛り付けましょう。
付け野菜は、
カリフラワーのワイン蒸し(レシピ33)
キャベツの酢煮込みの上に
ドライトマトを飾りました。
冷たくなったものを小さくサイコロ状に切ると
アンティパストにもなりますよ。
Buon appetito!


 
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