吉野弘さんは、
『祝婚歌』、『夕焼け』、
『I was born』などで知られ、
国語の教科書に掲載されたこともある
1926年生まれの詩人です。
この本には、
上記の代表詩を含め、
97篇の詩が入っています。
詩の中には、
日常のちょっとした、どこかで見たことのある風景が
たくさんでてきます。
ただ、見たことのある風景でも
見る目がちがえば
こうも異なり、
こうも深く広がるものなのかと思いました。
簡単な言葉で書かれている分、
どれもすっと入ってきて、
とてもよかったです。
ぱらぱらと読むもよし、
じっくりと読むもよし。
柔らかい言葉をたのしんでください。 |