題名
僕が小学6年生のとき、
今年は何をテーマに自由研究しようかと考え、
ブーメランを題材に選びました。
よく見かける、くの字型のブーメランを作りましたが
案の定帰ってこなかったので、
夢をあきらめ3枚、4枚
羽がついている形のブーメランを
厚紙で作りました。
それでもなかなか帰ってきませんでしたが、
15枚、違うサイズ、違う羽の枚数でつくって
公園で飛ばしました。
公園の芝生が湿っていて落ちたブーメラン(紙製)が
ぬれたりしましたが、
結局一番よい作り方を発見しました。
学校に提出すると、
ほかに提出したのが同じ学年で数人だったので、
学校から市展に提出者全員出すことが出来ました。
ところが、その際担当の先生が、
「せっかくだからもう一度模造紙に書き直しなさい。
題名は君がつけた「ブーメランの研究」よりも
『もどれ ブーメラン!』がいいでしょう」
と助言され、まあいいかとそのとおりに書き直し、
提出しました。
その作品は最終的に県展まで行きました。
毎年市展どまりだったので、
今年は県展まで行きたいと思っていたので
ものすごくうれしかったです。
数ヵ月後、賞状が学校に届いたので、
全校朝会の時に校長先生が僕の賞状を読み上げました。
「6年1組、題名、『もぉどれ ブゥーメラン!』
あなたの作品は云々‥‥」
‥‥題名は自分で納得してからつけることを、
これから作品を提出する皆様に強くお勧めいたします。
(Kazzy)
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