ボサノバをつくった男。 ジョアン・ジルベルトが日本にやってくる! |
いきなりですが、ジョアン・ジルベルトの 来日公演が決定しました! 「ほぼ日」でも1101枚のチケットを確保。 7/14に、優先予約窓口をひらきますよ! ほぼにちわ。 このページを更新するのは2年ぶりになりますが、 最近の「ほぼ日」では 糸井重里が「ダーリンコラム」で 「ジョアンは、うれしかったのね。」という文章を 書いていますので、 「その名前、聞いたことある!」というかたも 多いかもしれませんね。 ジョアン・ジルベルトとは、 75歳になる、ブラジルの音楽家です。 ジャンルは、ボサノバ。 ‥‥といいますか、ボサノバという音楽をつくった その人、でもあります。 ジョアンがボサノバそのものであり、 ボサノバとはジョアンである、とか、 ボサノバの神様、という言いかたをする人もいます。 「イパネマの娘」や「想いあふれて」という名曲は、 ボサノバ・ファンならずとも、 耳にしたことがあるのではないでしょうか。 (ジョアンのプロフィールはこちらのページをどうぞ。) ジョアンは、舞台の上に置かれた椅子にすわり、 ギターを弾きながら、たったひとりで唄をうたいます。 バックバンドもなし、特別な演出もありませんが、 魔法のように動く指や、つむぎだす複雑で深い音、 そして、誰にもまねのできないボーカル。 2003年、2004年の2度の来日では、 彼が生きてうたうすがたを共有できることそのものが 奇跡であると言われました。 (1年目の最終日は、45曲を、 3時間45分かけて歌いました。) 日本公演で、ジョアンは「舞台上で時を止める」、 つまり、舞台で目をつぶり、じっとしたまま動かなくなる、 という怪事件(?)をおこしました。 彼にその真意をたずねたものは誰もいませんが、 「とても真剣に聴いてくれる日本のお客さんのことが ジョアンは大好きになったのだろう。 そして、その拍手を、いつまでもあじわっていたい、 と思ったのだろう」 ‥‥というのが、おおくの人々の解釈です。 (公演を観たかたや、 ジョアンのことを心から尊敬するかたがたへの取材は アーカイブでごらんいただけますので このページのいちばん下から、ぜひ、どうぞ。) そのジョアンがことし、 もういちど、日本にもどってきます。 公演タイトルは 「THE BOSSA NOVA JOAO GILBERTO 〜最後の奇跡〜」 といいます。 最後、という言葉をみて、主催のかたに 「つまり、もう、ジョアンの来日は 最後になるということですか?」 と、たずねました。 こたえは、こういうものでした。 「彼の音楽に、どうか触れてほしい、という思いをこめて、 あえて、強いことばを使いましたが、 彼の来日が最後だと決まったわけではありませんよ。 ただ、75歳という年齢のこと、 地球の反対側にあるブラジルに住んでいること、 2004年の日本公演以後、 ブラジル国内でも、海外でも、 公演活動をいっさい行なっていないことなどを考えたら、 ジョアン・ジルベルトの音楽に生で触れる機会は、 これから、けっして多くはないのは まちがいありませんよね‥‥」 では、公演詳細です。
今回も、主催の「プロマックス」さんと チケットを取り扱う「ディスクガレージ」さんと相談し、 「ほぼ日」読者のみなさまのために、 先行予約の特別枠をもうけることになりました。
座席数5000席の東京国際フォーラムホールAのなかから、 S席は、最初の3公演がそれぞれ250枚ずつ、 最終日のみ、310枚を確保しました。 そして「ミラクルシート」 (1F1列〜4列の、1公演99席)のうち 最初の3日間は10枚ずつ、 最終日は11枚。 4日間合計1101枚を販売します。
「ほぼ日」をごらんの皆さまに チケットを手に入れられるチャンスをふやすということを 目的としましたので、 「ほかの先行予約に比べ、 ほぼ日の席がいちばんいい!」 ということには、ならないと思います。 これについては「ほぼ日」としては いかんともしがたいことなのです。すみません。 (しかし、なるべく嬉しい席にしてくださいね、 というお願いは、しておきますね。 )
今回のチケットは「先着順」ではなく 「抽選」とさせていただきました。 S席は、1人各日4枚まで、 ミラクルシートは、 1人各日2枚までお申し込みいただけます。 ●同じ日に、S席とミラクルシート 両方の申し込みはできる? 可能です。 ただし、申し込みはできますが、 「両方あたる」ということはありません。 同じ日にS席4枚、とはいっても、 「2枚を2回に分けて申し込む」ことはできません。 ひとり1日1カテゴリー1回の お申し込みとなります。 ●何日かちがう日を申し込んでもよい? 可能です。ただ、おやめいただきたいのは、 「とにかく全部の日を申し込んでおいて、 複数日に当選したら、ほかをキャンセルする」 ということです。 また「転売」を目的とした申し込みは ぜったいにしないでくださいね。 なにとぞご協力をお願いいたします! ●申し込んだ枚数と、当選枚数が異なることはある? ありません。「○日のチケットを4枚」申し込んで 「2枚だけ」当るということはなく、 「4枚当選」か「すべて落選」のどちらかになります。 また、「4枚当ったけど2枚だけ買う」こともできません。 ほんとうに行きたい日に、行きたい人数で、 お申し込みくださいね。 ●座席の細かな指定はできますか? 座席の場所については、抽選で決まりますので 希望をお受けすることはできません。
受付期間は5日間です。正確には、 7/14(金)の午前11時から、 7/18(火)の午後1時(13時)までの98時間です。 受付開始直後は、かなり混み合うと思いますが、 どうぞ、焦らないでくださいね。 抽選は受付期間内にお申し込み頂いた方、 全てを対象に行います。 申込み順はいっさい関係ありません。
今回の予約受付は、「ほぼ日」のシステムではなく、 「ほぼ日」のこのページからリンクされる ディスクガレージの「GET TICKET」PC版という オンラインチケット販売サイト内に、 「ジョアン・ジルベルト ほぼ日刊イトイ新聞チケット先行抽選受付」 の特設ページが立ち上がります。 そこで、予約申し込みを行なってくださいね。 (そのページへのリンクは、7/14に発表します) ■GET TICKET抽選受付 申込手順 http://www.diskgarage.com/info/chuusen/ そのページは、通常の「GET TICKET」の トップページからはリンクされず、 一般にも告知されません。 「ほぼ日」からのみ、行くことができます。 ディスクガレージさんのシステムは かなり強靱だということなんですが アクセス集中時はちょっとお待ちいただくかもしれません。 どうぞ焦らずに!
基本的には、このような感じです。 もっと詳しくは、「GET TICKET」サイト内の 「カスタマーセンター」をごらんくださいね。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 公演の詳細が書かれた プレス・リリースがPDFファイルでお読みいただけます。 ダウンロードしてごらんくださいね。 音楽プロデューサーの中原仁さんの エッセイも、お読みいただけますよ。 ここをクリックしてどうぞ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ いま、おおきなCDショップに行くと、 「ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー」という ライブ・レコーディングのCDが並べられています。 ジョアン・ジルベルトの初来日公演の4回の公演のなかでも とりわけ「奇跡の演奏だ」といわれた、 2日目(9月12日)のようすを収めたものです。 よかったら、ぜひ、聴いてみてくださいね。 PHOTOGRAPH by P-2 VIBRATION(仁礼博+横山慎一) |
2006-07-11-TUE
ジョアン・ジルベルト来日公演 「ほぼ日」枠1101枚のお申し込み受付は 7月18日(火)午後1時(13時)をもって 終了いたしました。 たくさんのお申し込み、ありがとうございました! なお、一般発売は9月2日(土)より行われます。 ●イープラス eplus.jp ●チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:235-940) ●ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:32369) でどうぞ! 公演・チケットについてのお問い合わせ: DISK GARAGE 03-5436-9600 (平日 12:00〜19:00) |
2006-07-18-TUE