ひどい目日誌。 授業料を払ってこきつかわれる わたしたちの記録。 |
担当:ハリグチ 更生への道 みなさんこんにちは。ムーン・ハリグチです。 先週はお騒がせしました。 更生目指してがんばってますので、 よろしくお願いしますね。 では今日も鼠穴探訪、いってみましょうか。 ●無名じゃなかった 前回ご報告したバカラグラスに関して、 村山有紀さんからお便りをいただきました。 ============================================== きのうのハリグチさんのレポートの バカラのコップの隣の『無名のコップ』ですが、 裏を見てみてください。 DURALEX FRANCEと記してませんか? もし、そうなら決して無名のコップではありません! かなり知られたコップで、おしゃれな人の家には たいてい備わってるという代物です。 ちょっと重箱の隅をつついてみたくなったので。 (一部抜粋) ============================================== えーっ、ホントかよ、 あんな写真だけでわかるのかなあ、 と思いつつ確かめてみたら、 あったあったありました。 コップの裏に「DURALEX FRANCE」! 写真1: コップの底。 写真じゃわかりにくいので、 フロッタージュにしてみました。 いやあ、道理でどことなく気品があるし、 やわらかな曲線を描くシルエットがなんともエロチックで、 ただものではないと思っていましたよ。 なんて今さら言ってもおそいですが。 でもこのことを知ってから、 ぼくは「DURALEX」のことが いっぺんに好きになってしまいました。 バカラさまバカラさまともてはやされる同僚をしり目に、 高貴な素性をあえて隠し、 生茶やウーロン茶など庶民的な飲み物に不平も言わず、 しっかりと、静かにコップ本来の役割を果たしている。 そんな姿に感動してしまいました。 ってこれは、単にぼくが無知なだけですね。 ともかく、村山さん、ご指摘ありがとうございました。 ●鼠穴にひそむ「なにゆえ?」その1 前から気にはなっていたんです。 3階の応接セットのことなんですが、 対談などの際に、 写真の端にちらりと写っていたりするので、 ご存じの方も多いでしょう。 夕食はたいていみんなでここに集まって食べるんですが、 そのとき、ぼくはいつも困惑してしまうんです。 これをご覧ください。 写真2: やや誇張してますが、 気分的にはこんな感じなんです。 実になさけないカッコですが、 問題はソファとテーブルの間の距離なんですよ。 なぜかテーブルからソファまでの距離が異様に遠い。 だからソファに座って食事をしようとすると、 こんなことになってしまいます。 しかたなく下のようなカッコでいつも食べています。 写真3: 見ようによってはこっちも充分なさけないですが。 写真じゃわかりづらいのですが、 これはこれで何か落ち着かないんですよ。 ええと、床にすわると今度は、 テーブルが高すぎる、っていう感じでしょうか。 ソファに座ると、 写真2のような状態になってしまって、 あまりにもアレなんで、ほとんどのスタッフは 床にすわって食べていらっしゃいます。 ソファを前に出して調整したりとか、 そういうことは誰もやりません。 たくさんのスタッフがテーブルにへばりつき、 その後ろに誰もいないソファがどっしりと控えている... あのう、冷静に考えると、 これ、ちょっと不思議な感じがしませんか? しかしまあ、これはなんとなく風習というか、 そういうものだ、ということで納得できないでもない。 では、こういうのはどうでしょうか。 ●「なにゆえ?」その2 これもずっと気になっていることです。 ともかく写真をご覧ください。 写真4: まるで積み木か三角サンドイッチが 立っているみたいな階段なんですよ。 これじゃよくわかりませんか? では違う角度からもどうぞ。 写真5: これを見るたび、 実に宙ぶらりんな気持ちになるんです。 そう、階段が途中で切れてるんですよ。 それでもう一度写真4をご覧いただくと、 この階段がヒジョーに妙なものだということが、 おわかりいただけるんじゃないでしょうか。 もともと3階から4階へ上がる階段はなくて、 あとから階段をしつらえた、 あるいは、これはありえないことだけど、 もとは天井と一体化していた階段が、 ドスンと下に抜け落ちてきた、 ぼくにはそんな風に見えるんですよ。 しかしですよ。 もう一度今度は写真5を見てみると、 一度切れた階段が、天井側のほうであと2段ほど 続いているのがわかります。 あとから階段を作ったとしたら、 わざわざごていねいに、 2段分の階段を作ったりするでしょうか。 うーん、 ということはやはり最初からあった階段なんでしょうか。 でも、だとしたらなぜ途中で切るなんていう、 不細工なことをしたかわかりませんよね。 これはどうにもわからなくて、 毎日不思議な思いで階段を見つめています。 あ。 夜になると現れるヒトたちは、 こういうこととも関係あるんでしょうか。 うわあ、なんかイヤだなあ、 階段にまつわる因縁話なんてなあ。 ●月謝、払いました えー、急に話は変わりますが、 今日、ようやく月謝を払いました。 もちろん5万円。 あ、いちおう領収書ももらっておきました。 いやあ、これでますますやる気が出てきました。 「オレは5万払って勉強しにきているのだ」 という自覚がふつふつと... えーまあ、お金にしわいだけ、 という話もありますが。 勉強という意味では、これからのほぼ日は、 ホントに勉強のしがいがある場になっていくと、 ぼくは思っています。 何か、さらなるパワーアップのための自己鍛練、 そんなことが始まっている気がするんですよ。 これはひどい目隊がいる間の話なんかではなくて、 もっとロングスパンというか、 大きな流れのことを言ってるんですけど、 短いながらもそういう場に居合わせられるというのは、 この上もない幸せというか、ワクワクしています。 さらに面白いほぼ日になっていくにはきっと、 大きな産みの苦しみを伴うでしょう。 ほぼ日がきしむ音、うめく声が、 近々みなさんにも聴こえるかも知れませんね。 きっと、これからのほぼ日は見ものですよ! |
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2000-04-19-WED
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