5月からの新生活。
2019-05-13
みなさま、令和も慣れにちわ?
慣れるもなにも、わたしはまだ書いてもいません。
正確には、保育園の提出書類に書いたけど、
「記入日」かと思って、息巻いて「平成」を消して、
「令和」と書いたら、
「生年月日」だったから、もう一度消して、
「平成」と書いたよ。はずかし・・・。
先週はドラマチックだった〜。
連休明け、令和からの、
赤子保育園通いがついにスタート。
今までは、わたしってば基本は目覚まし時計もかけずに、
赤子が泣いたら起きる。また寝たければ、寝る。
そんな気ままな感じで、
でも、B.A(Before 赤子)こといままでの生活よりは
もちろん早寝早起きな暮らしだったんだけど、
そうはいかなくなった。そんな生活ともおさらばなのだ。
ごはんを食べさせて、着替えさせて、自分の身支度もして、
という時間分を逆算して、起床しなければならない。
なんなら、掃除洗濯も朝のうちにしたいもの。
前夜は、「明日からついにか〜」と、
お茶でも飲みながら感傷的になる暇もなく、
いろいろ準備できてたはずの、保育園用のもちものに
名前をつける作業とか、小さいことが
実はまだちょっと残ってたのを仕上げたり。
テストの前日に部屋の片付け始めちゃうみたいに、
帽子に縫いつける用のワッペンを
急に手作りしはじめちゃったりして、夜更かし・・・。
朝は、起きてから予定通り、掃除洗濯もして、
朝ごはんも済ませて、いろいろ準備もできて、
あとは出かけるだけ!
急遽、オットも一緒に送りに行く。ということになって、
3人で初登園。
歩いて行ける所なので、
「あの日は、ドキドキしながらこの道を歩いたよね〜」
って思い出すための写真を撮ったりしながら、向かう。
ドキドキ。
赤子はまだ赤子なので、「ともだちできるかな?」とか
そういうレベルじゃないわけですわ。
初日は1時間しか預けないけど、
主には「泣くかなぁ」ってこと。
なんなら、「1時間で泣き止むかなぁ?」。
未知の世界。
赤子も未知だけど、親も未知。
ドキドキしながらも、
「1時間しかないし、ま、だいじょうぶっしょ」
という気持ち。
教室に着いたら、持参したもちものをいろいろ提出する。
コップはここに集めて、連絡帳はここに集めて、
おむつが〜とか、いろいろ教えてもらっている間にも、
うちの赤子よりも前に登園している赤ちゃんたちが、
ギャンギャン元気に泣いている。
同じクラスには、4月から通っている子がほとんどで、
5月から参加の子が3人にいる。
4月の子も、5月の子も、泣いていて、
先生は赤ちゃんをおんぶして、
泣き声にいろいろかき消されながらも、
落ち着いたやさしい声色でいろいろ説明してくれる。
うちの赤子は、まだちょっと呆然としている。
「ここは何?」と思っているに決まってる感じ。
いろいろなもちものをセットして、
先生とお迎えの時間のことを話して、
あとは、このだっこしている赤子を渡すのみ。
あぁ、このみんな泣いているところに
投入しなければならないのかーーー。
正直、刺激が強くてちょっとかわいそうだなぁ。
と思った。
家なら、こういうタイプの刺激は少ない。
せいぜい、ねこが真横でケンカするくらいで、
超平和だもの。
でも、ニンゲンとして生きていくには必要な
「社会」というものを知っていく機会だ。
みたいなことを、ぐるぐる考えて、先生に引き渡す。
あぁ、行ってしまう!
急にわたしの方がさみしくなってきたぞ。
あ、赤子も、なんか察したのか、泣き始めた。
こっちも泣いちゃうかも。がまんがまん。
園を出て、少し歩き始めると、
「あーできたできた。始まったね〜」
と、オットが言ってこっちを振り向くと、
泣いているわたし。
「えー!」
と、びっくりしているオット。
まさか、自分が泣くとは思っていなくて、
びっくりしたけれど、涙が止まらない。
どうして泣いてるのか考えてみたら、
生まれてから、というか生まれる前から
一心同体だった期間があって、
というか、生まれる前は物理的に一心同体みたいなもので、
生まれてからも、ほとんど半年間一心同体みたいな感じで、
他人だけど、自分みたいなもので、
そんなふうに過ごしてきたのに、
いよいよ離れるときが来ちゃったぞ、あ、さみしい!
さみしい反面、これからは元のわたしに戻れるんだ。
といううれしい気持ちと、
半年がんばった、よくやったね、新米の親たち。
という感慨深さと。
あと、毎日元気に健やかに育ってくれたよろこびと、
これから泣きまくるであろう赤子への申し訳ない気持ちと、
毎日かわいくておもしろくてありがとうという気持ちとか、
もうぜーんぶがごっちゃごちゃで、
そのごった煮の涙だったのだ。ゼーゼー。
ぽろぽろぽろり。
赤子の成長はよろこびだけじゃなくて、
せつなさ、さみしさも一緒に味わうものだ。ということを
また知ったね。そんな単純なものじゃないんだなぁ。
1時間預けてる間には、ちょっと波があって、
急にふとさみしくなるときと、
目の前のことに集中してるときと。
買い物して過ごそうと思ってたのに、
いつも行くスーパーとかがすべて開店前で、
買い物することもできず、
なぜか魚屋さんだけはやっていたので、
お目当ての魚を買って。
それでもまだ時間はあって、
テレビをぼーっと見てたら
1時間なんてあっという間なのに、
精神的にも意外と長く感じた1時間。
カフェ的なものもぜんぶやってなくて、
スタバ以外ないのかいっ!と思いながら、
魚をぶらさげて、スタバでしばしブレイク。
つい、ちょっと早めに保育園に向かうと、
ちょうど同じクラスの子たちが、
お散歩から帰ってきたところ。
うちの赤子の姿は見えないね。と、お部屋に向かおうと、
もう一度子どもたちを見ると・・・!
あれ!先生の背中で脱力して寝ているのが、
うちの赤子では!
「あ、それ、うちの子ですか!」
と先生につい声をかけると、
「あ、そうですよ〜。いまおんぶでちょっと寝てます」
母と子は見えない絆とか、
第六感的なものでいろいろつながっているから、
夜中もちょっと泣いただけで、パッと目を覚ますし、
いることに気づかないなんて、
まさかないと思っていたのに・・・気づかない!
ま、寝てるわけだし、信号が出てなかったのかもね。
と思うことにして。
部屋に戻ったら、赤子は号泣。
すぐにでもだっこしたいけど、荷物の準備とか、
先生から様子を聞いたりしたいけど、
他にも泣いてる子もいるし、それどころじゃない。
こういうものなのだ。
そんな感じの幕開けでございました。
赤子よ、ちょっとずつ慣れていこうね。いっしょに。
ちょっと成長した気がする1週間でしたわ。
▲熊本のすいか!本能で叩いていた。
お2匹さんは、どういうわけか、赤子が好きよね。
横を通るときに、毛をむしられたりしてるのに、
じわじわとくっつくし、いた場所のぬくもりを
もらいに行っている。と、思う。
あいつ寝たし、あそこ行こうぜー。
また別日。お、あいたあいた。
お、お2匹さんよ、
す、好きだからそこに行くんだよね?
そう思ってていいよね??
さ、今週もがんばっっぺ〜〜〜〜ぇ!