そもそもスーパーの定義とは何だろうか。
基本的条件としては、
多種類の生鮮品や加工食品、飲料品を
セルフサービスのスタイルで売っていること。
店の広さや取扱商品の種類(衣類、家電、家具など)
によっては、
「総合スーパーマーケット」や
「専門スーパーマーケット」などと、
名前を変えることもある。
スーパーマーケットが誕生したのは、
1916年のアメリカ。
日本での誕生は大阪で、1952年のことだった。
その後、~60年代にかけて、
紀ノ国屋、西友、ダイエー、イトーヨーカドーなどが誕生、
スーパー業界は繁栄していった。
そして、現在では国内に3万7900店舗以上が存在する。
とはいえ、私のスーパーマーケット歴は、
まだ始まったばかりだ。
一人暮らしをはじめてから、
本格的に自炊をするようになった。
野菜や肉を選んで買うようになったので、
自分にとって快適なスーパーを
なんとなく探しているうちに、
気づけば
自宅近辺10キロ圏内のスーパーマーケットを
把握するようになっていた。
というわけで、ここで、
私の、都内近郊にあるお気に入りスーパー。
選りすぐり3!!!を発表したい。
セレクトに一貫性がないのだが、
ご容赦いただきたい。
みんなちがって、みんないい、のだ。
1店目 いつもありがとうオオゼキ。
1957年、現在のオオゼキの前身である
干物屋を、世田谷線松原駅に開業した。
そのためなのか、世田谷区に店舗数が多い。
オオゼキは、日常使いのスーパーとしては
私の中でダントツの1位である。
とにかく生鮮品の数が豊富なので、
行く度に、あれもこれもと手に取っては、
気づけば満杯のカゴで両手がふさがっている。
それでも安い。ポイントも現金還元。
オオゼキの玉ねぎは他のスーパーの
1.5倍くらいの大きさがある、といつも感じる。
2店目 うっとりするDEAN&DELUCA。
1977年ニューヨークで誕生。
大理石が敷かれた、
白を基調とした清潔感あふれる店内には、
”食のセレクトショップ” の名に違わない、
厳選されたステキ商品が並ぶ。
いわゆる町のスーパー、とは一線を画した
高級食料品店、というイメージだ。
私はこのお店にはじめて入ったとき、
店内の美意識の徹底ぶりに、
とても感動してしまった。
カフェをメインとした形態の店舗もあり、
ちょっとした手土産を買うのにも最適。
3店目 ショートトリップ日進ワールドデリカテッセン。
いつもと一味違うスーパーに行ってみたい、
と思うあなたにぜひお勧めしたいスーパー。
外国人居住者も多い麻布十番にある、
本格的なインターナショナル・スーパーマーケット。
日進ハムが経営しているだけあって
肉売り場は大変充実しており、
ハム、ソーセージなどの肉加工品は
立派なガラスケースに鎮座している。
一般的なスーパーにはなかなかない
珍しい調味料なども多数取り揃えている。
もちろん東京には、ほかにも
たくさんの魅力的なスーパーがあって、
私はその時の気分や、
買いたいもので、行く店を変えている。
そして、そんな自由さが許されるのも、
スーパーの魅力の一つではないだろうか。
選んでよい、迷ってよい、幸福。
コンビニでは物足りず、
デパートでは、少し広すぎる、
優柔不断な気持ちのときも優しく受け入れてくれる。
今回この記事を書くにあたり、
改めてスーパーマーケットとは
自分にとって、
エンターテインメントあり、
ドラマあり、夢あり、
のとても娯楽性の高い場所だと感じた。
これからも世界中の個性あるスーパーと出会いたいし、
自分が年を重ね、変わっていくであろう
スーパーとの関わり方も楽しみたい。
(※写真紹介。
1枚目:オオゼキにて。天井から垂れ下がる告知の激しさに驚く。
2枚目:駅直結dean&deluca渋谷。未体験の人には、国内旗艦店の六本木店がおすすめ。
3枚目:本日の戦利品、右上から時計回りに、
石を模したチョコ。オレンジの香りの台所用消臭剤。
チュニジア産の缶入り唐辛子ペースト。
4枚目:ハワイのスーパーにて。)
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スーパーマーケットのすすめ、
いかがだったでしょうか。
最寄りのスーパーしか行かない、
という方も
一駅、二駅先のスーパーへ足を伸ばすと
いつもとは違う視野が開けて、
新鮮な気持ちになるかもしれませんよ…。
最後までお読みいただきありがとうございました。