圧倒的に好きな人と結婚することができると、
どんな結婚生活が待っているのかでしょうか?
バラ色の毎日が待っている?
前提としてあるのは、「惚れたもん負け」ということです。
完全な家庭内タテ社会が現実としてあります。
家庭のルールは誰が決めるのか。もちろんジャイ子です。
ジャイ子は整理整頓がとにかく好き。
整理整頓されていない部屋だと、心が乱れて機嫌が
悪くなります。
一方の僕は、整理整頓はあまり好きではなく、放って
おくとあっという間に部屋が乱れます。
そんな2人が生活するわけですから、問題が起きない
わけがありません。
我が家では、テレビのリモコンを置く場所にもルールが
あります。これだけでは普通ですが、右から、エアコン、
Amazon FireTV stick、テレビと並べる順番も
決まっています。角度が少しでも曲がって置かれて
いることは許されません。
少しでもリモコンが右に曲がっていると、
「リモコン!」
と指示が飛びます。
リモコンだけでなく、食器、まな板の位置、本の並べ方
などすべてにおいて順番が決まっています。彼女の
性格を一言で表すとすると、「精密」です。
こんなこともありました。
テレビをジャイ子と一緒にみていると、
「扉、空いてない?ちゃんと閉めて」
右斜め後方にある寝室の扉を見ると、たしかに5センチ
ほど空いています。
「なんで扉が空いてるってわかるの?」
「さっき寝室入っていったやろ。あんたの性格から、
きちんと閉めてない空気を感じたのよ」
「・・・閉めてきます」
こんなやりとりは結婚して10年経っても日常茶飯事。
結婚した当初はその量は数倍に膨れ上がってたので、
お互い相当ストレスをためながら生活をしていた
のかもしれません(僕は楽天家なので、あまり覚えて
いませんが、最初は教育するのが大変だった、と
よく言われます)
ジャイ子は極めて冷静沈着なので、僕がすぐに行動
すれば何も問題は起こりません。しかし、僕にもときには
イライラすることがあり、たまには応戦をします。
そうなると大変です。(つづきます)