もくじ
第1回サマッドさん、アッサラームアライクム! 2017-05-16-Tue
第2回木を植えたら、 2017-05-16-Tue
第3回苗木と暮らし 2017-05-16-Tue
第4回木を植える時に思うこと 2017-05-16-Tue

1990年、福島県生まれ。宇都宮大学国際学部卒業。途上国・先進国の関係に関心があります。共感や親しみで人と人がつながり、そこから温もりのある経済が生まれていくような、そんなインターネットメディアをつくります(まだまだこれから)。よろしくお願いします。

サマッドさんが、木を植える時に思うこと。

サマッドさんが、木を植える時に思うこと。

ある日、新聞にこんな見出しを見つけました。
「毎日木を植え続けた男性、表彰される」。

なんと、子どものころから40年以上に渡って、
毎日欠かさずに木を植えてきたおじいさんが
バングラデシュにいるというのです。
アブドゥル・サマッド・シェイクさん、
御年60歳です。

木や植物に関するお仕事をされているわけではなく、
「リキシャ」という、三輪自転車タクシーの運転手さんで、
そうして得たお金で、毎日、少なくとも一本は
苗木を買って植えているというのです。

1年を365日として単純に計算すると、40年間で
少なくとも14,600本の木を植えてきたことになります。

いったい、何がきっかけで木を植え始めたのか。
どうして植えているのか。
なぜ、40年以上も続けてこられたのか。

サマッドさんがどんな方なのか知りたくなり、
今年のゴールデンウィークを利用して、
バングラデシュはフォリドプールへ。
サマッドさんにお会いして、お話を伺ってきました!
全4回です!

第1回 サマッドさん、アッサラームアライクム!

サマッドさんの住むフォリドプールへ、
バングラデシュの首都ダッカから、バスで向かいます。
 

 
道中、サマッドさんもお仕事で運転する
「リキシャ」を見かけたり、
 

 
ガンジス川の流れを汲むポッダ川を渡るため、
バスごとフェリーへ乗り込んだり、
 

 
緑豊かな景色に癒されたりします。
 

 
きれいな花の咲くこの木を、何度も見かけました。
 

 
5時間後、フォリドプールへ到着です!
ここからは、「オート」と呼ばれる三輪自動車タクシーで
サマッドさんのお宅へ。
 

 
走ること20分。
ついに、サマッドさんのお宅へ到着です!
サマッドさんの次男、チャポルさんが
出迎えてくださいました!
こんにちは!アッサラームアライクム!
 

 
サマッドさんへのインタビューを申し込んだ際、
チャポルさんは、サマッドさんに変わって、
私たちの対応をしてくださいました。

ヤギの居る小道を通り‥‥
 

 
ついに、サマッドさんと対面です!
こんにちは!アッサラームアライクム!
 

 
こちらがサマッドさん、そして奥様のジョルナさんです。
サマッドさんの長男の息子さん、つまり、
お孫さんのミラジュくんを抱いて、
うれしそうなサマッドさん。
 

 
そしてこちら、黄色いシャツを着ている方が、
サマッドさんのご親戚で、新聞社にお勤めのパンナさん。
今回のインタビューを実現させるため、
お力添えをいただきました。
 

 
白いシャツの方は、パンナさんのお友達のピアルさん。
パンナさんとは別の新聞社にお勤めです。
 
さあ、お庭に用意してくださった椅子に座って、
近所の方たちにわいわい見守られながら、
いよいよインタビューが始まります!
 

 
 
(つづきます!)

第2回 木を植えたら、