今年の夏、みなさんはいくつの「お化け屋敷」に行きましたか?
わたしは、11個のお化け屋敷に行きました。
今年のわたしの中で一番だったお化け屋敷は、
大阪「ひらかたパーク」で行われていた「呪い着ぐるみギギ」。
わたしが書いている「おばけやしきブログ」では、毎回、
ストーリー・演出・エンタメ・芸術性・再訪可能性、の5つからなる
「お化け屋敷レーダーチャート」があるのですが、
この「呪い着ぐるみギギ」は、ほぼ満点でダントツの一位でした。
「呪い着ぐるみギギは、もともと「ひらかたパーク」の
「ファンタジーキャッスル」というアトラクションで使われていた
人形たちを使ったお化け屋敷で、
病弱な喜一の友だちだった想像上の「ギギ」というウサギが、
喜一が死んでしまったことによって具現化し、
喜一に嫌な思いをさせていた人たちを襲うというストーリーです。
途中、数年前までたくさんの子どもたちを喜ばせていたであろう
「ファンタジーキャッスル」の人形たちが、
「ギギ」の襲った人間たちの首を持って楽しそう遊んでいたり、
ピエロとギギがスポットライトを浴びステージで楽しそうに
戯れていたりするのは、
「ひらかたパーク」にしか出来なかったお化け屋敷で、
「怖い」よりも「美しい」そんな言葉の似合うお化け屋敷でした。
