もくじ
第1回「怖い」よりも「美しい」お化け屋敷 2017-11-07-Tue
第2回お化け屋敷って、アートだ! 2017-11-07-Tue
第3回今から行けるオススメのお化け屋敷 2017-11-07-Tue

川崎生まれ、東京とニュージャージー育ち。会社員とフリーランスを毎日いったりきたりしながら、PRと企画と編集とライティングのおしごとをしています。

私の好きなもの</br>お化け屋敷

私の好きなもの
お化け屋敷

「お化け屋敷」って、好きですか?嫌いですか?
嫌いな人、結構います。
好きな人、あんまり聞きません。
誘われたから、たまたま行った先にあったから、話題になっていたから、夏だから、行く人が大半。

そんな「お化け屋敷」にわたしがハマったのが、3年前。
それまでは、「お化け屋敷」ってむしろ苦手でした。

でも、今では「おばけやしきブログ」を作り、
北海道から沖縄まで日本全国のお化け屋敷巡りをするほど、
”わたしの好きなもの”になった「お化け屋敷」。

好きな人も、嫌いな人も、どちらでもない人も、
「お化け屋敷」の魅力を少しだけお話しさせてください。

第1回 「怖い」よりも「美しい」お化け屋敷

今年の夏、みなさんはいくつの「お化け屋敷」に行きましたか?
わたしは、11個のお化け屋敷に行きました。

今年のわたしの中で一番だったお化け屋敷は、
大阪「ひらかたパーク」で行われていた「呪い着ぐるみギギ」。

わたしが書いている「おばけやしきブログ」では、毎回、
ストーリー・演出・エンタメ・芸術性・再訪可能性、の5つからなる
「お化け屋敷レーダーチャート」があるのですが、
この「呪い着ぐるみギギ」は、ほぼ満点でダントツの一位でした。

「呪い着ぐるみギギは、もともと「ひらかたパーク」の
「ファンタジーキャッスル」というアトラクションで使われていた
人形たちを使ったお化け屋敷で、
病弱な喜一の友だちだった想像上の「ギギ」というウサギが、
喜一が死んでしまったことによって具現化し、
喜一に嫌な思いをさせていた人たちを襲うというストーリーです。

途中、数年前までたくさんの子どもたちを喜ばせていたであろう
「ファンタジーキャッスル」の人形たちが、
「ギギ」の襲った人間たちの首を持って楽しそう遊んでいたり、
ピエロとギギがスポットライトを浴びステージで楽しそうに
戯れていたりするのは、
「ひらかたパーク」にしか出来なかったお化け屋敷で、
「怖い」よりも「美しい」そんな言葉の似合うお化け屋敷でした。

第2回 お化け屋敷って、アートだ!