わたしは韓流ドラマと
東方神起にハマったことをきっかけに、
韓国が大好きになりました。
はじめて韓国へ行ったのは2007年。
とても楽しかったけれど、
それ以降7年間なぜか韓国へ行くまでには至らず。
韓国アイドルの動画を見ているだけで幸せだし、
ライブで会えるのはもっと幸せ!
わざわざ韓国に行かなくても新大久保に行けばいいや。
と、満足していたのです。
それに新大久保も韓国もそんなに変わらないよね?
と高を括っていました。
当時は韓国のエンタメに夢中だったのですね。

ところが。
韓国通の友人から誘われ
7年ぶりに訪れたソウルは、
劇的な変化を遂げていました。
街が以前より綺麗になっている。
おしゃれな若者、こんなにいたっけ?
この垢ぬけたセンスはなんだ?
そしてなにより
おしゃれなカフェの多いこと!

フォトジェニックな場所が多いとは聞いていたものの、
あれ?こんな可愛かったんだ!韓国!
と衝撃を受けました。

可愛い場所に胸はときめいても、
あまりにピンクピンクな夢可愛いは
正直そこまでタイプじゃないしな~
なんて思っていたのに、
韓国の「可愛い」は絶妙な匙加減。
大人でも「かわいい!」
と思ってしまう引き算のうまさ。


韓国のカフェ、インテリア、雑貨。
とにかくセンスがいいんです。
引き算がうまいんです。
ビビッドカラーを組み合わせてもうるさくない。
絶妙な色の組み合わせをだったり、
シンプルシックなデザインに
落とし込める力がすごいなと感じました。
盛りすぎない、引き算の空間作りが
本当に上手だなぁ!とわたしはいつも
感動せずにはいられません。


東京のカフェではスペースの都合上
足早に出ていかなければいけなくなったり、
隣の席との間隔が狭すぎたりして
窮屈な思いをすることは日常茶飯事。
韓国カフェは店員さんもゆるいので、
時間制のカフェはほぼなく、
帰ってください。
と言われることはほぼありません。
※もちろんその点は個人個人の気遣いが
必要だなと思いますが。

大好きな空間で
美味しいコーヒーを飲みながら、
ぼーっと過ごす。
ゆるやかなに流れる時間は
幸せとしか言いようがないのです。
また、インスタグラムを通じて
韓国カフェ好き仲間ができたり、
現地のリアルな情報を
リアルタイムで知ることができることも、
カフェ愛が増すきっかけになりました。
そして気づけば、
1年で160軒ものお店を訪れるほど
韓国カフェが大好きになっていたのです。

第2回へ続く
