もくじ
第1回ふたりでじっくり話してみた 2017-12-05-Tue
第2回フランス人の彼のこと 韓国人のカレのこと 2017-12-05-Tue
第3回これからのわたし 2017-12-05-Tue

出版社で広報の仕事をしています。
韓国が好きすぎてただいま移住計画中。

わたしのカレは韓国人

わたしのカレは韓国人

担当・東山

3回目のほぼ日の塾の講座。
最後の課題を考える相談会で、
たまたま近くにいた面識のない2人。

ひょんなことからお互いに
外国人の彼がいることが発覚しました。
フランス人の彼がいるみほさんと私、さりには韓国人の彼が。
しかも話していくうちに共通点が出るわ出るわ。
仕事や恋愛に対する考え方まで似ていることが分かり、
ふたりでじっくり話をしてみようということになりました。

ただ「この内容はちょっとほぼ日さんっぽくないよね…?」
と心配なわたしたち。大切なほぼ日さんの名を汚すようなことはできない。
せめて名前だけでもほんわかしてみようと、
クララとハイジと言うペンネームをつけてみたのです。

クララ:Miho
ハイジ:Sari

恋愛というものすごく個人的な話で、
しかも有り余る行動力を発揮し鉄砲玉な二人。
おやおや?と首を傾げられることは承知の上ですが、
こんな人たちもいるんだなぁ。
と温かいまなざしで見守っていただけると嬉しいです。

そんな鉄砲玉な2人がとある日曜日、午後15時。
天気は雨。有楽町のファミリーレストランで
じっくり話をしてみました。

第1回 ふたりでじっくり話してみた

まずは自己紹介を。
はじめましてハイジとクララです。

ハイジ
33歳独身・会社員
彼氏:韓国人
趣味:韓国旅行
最近気になる事:羽田空港の近くに引っ越そうか検討中

クララ
31歳独身・会社員
彼氏:フランス人(わたしの彼はフランス人
趣味:海外旅行
最近気になる事:マンションを購入するか悩んでいる

わたしたちの共通点
・30代前半
・長女
・A型
・彼氏が外国人で遠距離恋愛中
(しかも遠距離ってちょうどいいって思ってる)
・今まで2人のフランス人/韓国人と付き合ってきた
・もし結婚したとしても寝室は別々がいい…etc.

ハイジ
ほぼ日の塾のときは、ざっくり話しただけでも
共通点がありすぎて共感しかなかったけど、
今日はもっと掘り下げて話してみましょうか。
クララのフランス人の彼はどこで出会ったの?
クララ
1人目の彼は、カナダ留学中友達のコロンビア人が
彼とルームメイトだったことがきっかけで知り合って、
そこから付き合うようになったよ。
今の彼はロンドン旅行中にスターバックスで
たまたま相席になって話しかけられて
友達になったことがきっかけ。ハイジは?
ハイジ
1人目の彼はソウルで友達と食事をしてる時に
話しかけられたのがきっかけで仲良くなって、
そのまま付き合い始めた。
今の彼はソウルのチゲ屋で
友達と夜食を食べている時に出会ったの。
たまたま隣の席に座ってたんだけど、
うわ!かっこいい!と思って
勇気を振り絞って連絡先を渡してね。笑
そこから仲良くなった。
クララ
それは…ナンパだね。笑
ハイジ
はい。笑 日本でこんなこと絶対できないけど
海外にいくと行動力が増す。
気になる人と出会ったら、
ここで声をかけないともう一生会えない!
って思うから清水の舞台ダイブも結構できてしまう。
クララ
ひとり黒船だね。しかも単身!
ハイジ
相手に開港を要求してるのかな。笑
勢いとしては確かに黒船…。

クララ
海外に行くと自分と対話する時間が増えない?
日本だと、あれしようこれしようが多すぎて
自分と話す時間なんてないんだけど、
海外だとシンプルで何もない状態。
そこに隙が出来てるのかも。
ハイジ
やるべきTo doに追われることが無いから気持ちに余裕ができて、
心に他のことが入る余裕、隙間ができやすい。
そして恋する余裕もできる?
クララ
それはある!
ハイジ
隙と言えば、20代の頃は「隙のある女がモテる!」
とうたう雑誌のモテ特集を読み込んで
メディアが提唱するモテる女子になろうと必死だった。
クララ
あぁ…やってた。
男受けのよいというコンサパな服を着て
雑誌に載っているモテ技を実践してみたり…
そして隙を作ろうと頑張ると
空回ってしまうという。笑
ハイジ
あの頃は辛かった…
そもそも自分に合ってないことを
無理してやっているから違和感がある。笑
合コンで上手に振る舞うことが出来ない自分に対して
自己嫌悪に陥ったり、モテないということは
自分が誰からも必要とされていないんだ。
と、さらに自信がなくなり
負のスパイラルに陥っていた20代後半。
合コンは品評会で負けて来た過去。笑
クララ
勝ち負けでいうと、
20代の頃は周りと自分を比較することが多かった。
海外に行くようになってからは、
比較対象がいないから比較することがなくなった。
今までは◯◯ちゃんはすごく可愛い、
仕事ができる。同期のあの子はもうあんなところにいる。
自分の理想の大学生活とも比較してと、
とにかく人と比べる人生だった。
ハイジ
わかる!
執着がなくなった。
比較がとけると自立に走るよね。
自立した強い女に
男性は寄ってこないと思っていたから
守ってあげたくなる女になろうとしたけど、
なれなかったし向いてなかった。
クララ
モテ技もいろいろ試してきたし
「女子力」というものをあげるために
ちまたのモテ情報に自分を寄せようとしたものの…
ハイジ
うんうん。
モテ技は自分なりのアレンジを加え
自分の魅力としてアピールできる子しか
実行して使いこなすことは無理なのでは。
私が付け焼き刃でモテ技を使っても
何の効力も発揮しないというか。
クララ
ひと通りやってきて違うなと思ったし
そもそもモテなくてよくない?て気付いた。
海外に頻繁に行くようになって
外国人彼氏が出来てからは特にそう思うし、
私の人生で大切なことはもっと他にあると。
モテるためという目的で動かないし、
今の彼氏は全然それで大丈夫。
ハイジ
すごく楽だよね。
肩の力がすとんと抜けている状態。
外国人の彼と付き合ってると
そもそもお互い国が違うから文化も違うし
背景があまりにも違う。
はじめからそのことを知っているから、
多様性を受け入れることができる。
クララ
ちょうど恋愛の話になったところで
次は具体的な彼エピソードを
掘り下げてみましょうか。

つづく

第2回 フランス人の彼のこと 韓国人のカレのこと