第二子出産後は、周りからのアドバイス通り
上の子第一で行動するようにしました。
でも私には未知の上の子の気持ち。
周りの長男長女に聞いてみると
出てくる出てくる「上の子の本音」。
「下の子が羨ましかった」
「下の子はずるいと思うことがよくあった」
「親が下の子に甘いと思うことがよくあった」
「『お姉ちゃんなんだから我慢しなさい!』と言われることがよくあって、
それが嫌だった」
「お姉ちゃんかお兄ちゃんが欲しかった」
「もうこればっかりは仕方ないよね」
末っ子としては、なんだか肩身が狭くなるような。
妹をとてもかわいがってくれる我が家の長男にも
こんな気持ちがあるのか。
「小さい頃は下の子がかわいかった」という声も
ありました。
では今はかわいいと思ってくれているのかな。
実際、妹ができてお兄ちゃんになったということを
どう受け止めているのかしら。
先に生まれたというだけで、
妹の面倒をみるという責任を負わされる理不尽さ。
どんなこと考えているのか。
お兄ちゃん、ってどう?
お兄ちゃん、ってなんだろうね?
我が家の長男、けんちゃんにインタビューしてみました。

- 私
- これからけんちゃんにインタビューするね
- 長男
- えーっ、インタビューってなあに?
- 私
-
お母さんが質問して、けんちゃんのこと
いろいろ教えてもらうことだよ。
- 長男
- 好きな食べ物とか聞くの?
- 私
-
そうそう、そういうの。じゃあ聞くね?まずはー
一番好きな乗り物はなんですか?
- 長男
- えーっとレッカー車!
- 私
- レッカー車!そうなんだ。何色のレッカー車が好き?
- 長男
- 何色でも好き。全部好き!茶色以外。
- 私
- 今度乗ってみたい電車は?
- 長男
- 全部!(即答)
- 私
- 幼稚園で仲良しのお友だちは誰?
- 長男
- ○○ちゃんと、□□ちゃんかなー。
- 私
- そうなんだねー。どうして?
- 長男
- わかんないけど、好き
先週幼稚園での集まりがあって、上のクラスのお兄さんたちからかわいがられていた息子。
その話の流れから、
- 私
-
お兄さんたち優しかったし、かっこ良かったよね。
けんちゃんも来年お兄さんになるんだよ
新しくお友だちが入園してきたら。
っていうか、けんちゃんはお兄ちゃんだよね。
- 長男
- ?
- 私
- けんちゃんの妹はだれだっけ?
- 長男
- ほのちゃん。

- 私
- そそ、ほのちゃんからしたらけんちゃんはお兄ちゃんだよ?
- 長男
- うん。
- 私
- ほのちゃんが妹ってどんな気持ちなの?
- 長男
- すごいめっちゃ
- 私
- すごいめっちゃ?なあにそれ?
- 長男
- すごいめっちゃ楽しいってこと。ほのちゃん好きだから。
- 私
- そっかー。ほのちゃんのどこが好きなの?
- 長男
-
お顔。かわいい。全部好き。
あのね、ほのちゃんがもし救急車に運ばれたりしていなくなったら
けんちゃんもお父さんとお母さんと別れちゃう。
- 私
- ?なんで?
- 長男
-
悲しいから。ほのちゃんがいないの悲しいから。
ほのちゃんがいなくなったら、けんちゃんもいなくなる。
- 私
- えー!?いなくなっちゃうの?(動揺)
- 長男
-
ほのちゃんが戻ってくるまで
けんちゃんもお父さんとお母さんが住んでいるお家には戻らない。
- 私
- ほのちゃんが戻ってきたら、戻ってくる?
- 長男
-
そうなの。ほのちゃんが病院から戻ってきたら
けんちゃんも戻ってくる。
- 私
-
戻ってきてね!ほのちゃんもいなくならないから。
ほのちゃんのことそんなに好きなんだね。
一人が良かった、と思うことはないの?
- 長男
-
えー?けんちゃん赤ちゃん欲しかったし。
赤ちゃんがいたらいいなって思ってた。
- 私
- 赤ちゃん欲しかったんだ。
- 長男
- そう。
- 私
- けんちゃんには妹がいるけれど、弟が欲しかったとかは?
- 長男
-
弟って男の子の赤ちゃんってこと?
うん、二人欲しかった。
二人赤ちゃんがいたら良いなー。
- 私
-
えー?もう一人ってこと?
うーん、それはどうだろうね。(笑)