感激団による 映画『釣りキチ三平』の おおまかなあらすじ
コギー
いやあ、あらすじっていうのは、これ、
どこまでしゃべっちゃって
いいもんなんですかねえ。
山下
そうですねえ‥‥
今回の作品の場合は、もうかなり、
言ってしまっていいのではないかと。
コギー
お、そうですか。
山下
事前にストーリーを知ったことで
たのしさが減る映画では、ないですよね?
コギー
ああ、それはそうかもしれないね。
山下
とにかく三平くんはですね、
最後にでっかい魚を釣ります。
コギー
あっ!
それも言っちゃう?!
山下
‥‥よ、よいと思います、言ってしまって。
コギー
‥‥そうか、そうだね、
みんなが信じていることだからね。
ぜったい三平くんはでっかいのを釣るって。
山下

はい。とはいうものの、
最後にでっかいのが釣れるまでの流れは
やっぱりおおまかに
ご説明しておいたほうがいいですよね。

コギー
おおまかに。
よし、じゃあ、やりますか(もみ手)。
山下
コギー
ああ、これは便利だ。
これをみながらだと、よくわかる。
山下

あ、トレーラーがありますよ。

コギー

トレーラーってなんですかね。

山下
予告編みたいなものです。
みてみましょう(クリック)。
コギー
おお。
山下
おおー。
コギー
‥‥‥‥‥‥(しばらくみている)。
コギー
‥‥いいねえ!
山下
よみがえりますねえ!
映画の記憶が。
コギー

よみがえるねえ!

山下
もう、このトレーラー‥‥
じゃなくて、この予告編が、
「おおまかなあらすじ」じゃないですか。
コギー

立派なもんです。

山下
じゃあこの予告編を、
あらすじのページに置いておきましょう。
コギー
クリックしてね!
山下
‥‥でも、いくらなんでも、
これで終わりじゃそっけないですね。
コギー
うーん‥‥
あとはここで何を言いましょう。
山下
そうだ、そうそう!
キャスティングをご紹介しないと。
コギー
配役。
山下
配役を紹介しながら、
すこしストーリーに触れてみましょう。
コギー
よし。
じゃあ、まずはやっぱり、三平くん。
山下
主人公の三平三平(みひらさんぺい)。
天才釣り少年という設定です。
この役を演じるのが、須賀健太くん。


須賀健太くん
コギー
天真爛漫。
山下
麦わら帽子に赤白のシャツで
実写の彼がスクリーンにあらわれたときには、
ちょっと感動しましたよ。
コギー
うん。
山下
あの三平くんが、そのまま実写になっている!
コギー
三平くんは、非常にイメージ通りでした。
山下
須賀健太くんは『ALWAYS 三丁目の夕日』
注目を集めましたよね。
こんなに大きくなって‥‥。
コギー
すくすくとねえ。
山下
そして、その三平くんのおじいちゃん、
三平一平(みひらいっぺい)を演じたのが
渡瀬恒彦さんでした。


渡瀬恒彦さん
コギー
一平さんは、和竿(わかん)作りの名人。
竹の釣り竿を作る職人です。
山下
渡瀬さんは、原作の一平じいさんより
ずっと若い印象でしたよね。
コギー
そう、枯れてないの。
動きもきびきびしてて、
原作とはちがうけれど、たのしかったです。
山下
その一平じいさんと三平は、
秋田の山で毎日、釣りをしながら暮らしています。
コギー
うらやましいねぇ(笑)。
山下
夏休み、三平くんは、ある男に出会います。
コギー
魚紳さん!
山下
鮎川魚紳(あゆかわぎょしん)。
三平くんの釣りの師匠のような存在ですね。
この映画では、「アメリカで活躍する釣りのプロ」
という設定です。
演じるのは、塚本高史さん。


塚本高史さん
コギー
ここも原作とは設定がちがいますね。
漫画の魚紳さんは、風来坊でしたよ。
でも設定はちがっても、見た目はそっくり。
山下
で、その魚紳さんが、
すごい情報をもってくるんです。
コギー
夜泣谷(よなきだに)の怪魚!
山下
夜泣谷というところに、
なにやらでっかい魚がいるという。
原作の漫画なら
ここからずーっと釣りの話になるんですが、
映画ではそこに意外な登場人物があらわれます。
コギー
三平くんのお姉ちゃん。
原作では三平くんに姉はいません。
山下

東京で暮らす三平の姉、
三平愛子(みひらあいこ)。
演じるのは香椎由宇さん。


香椎由宇さん

コギー
東京でがんばってるお姉さんが、
弟の三平を東京に連れて行こうとする。
「釣りばっかりしてないで現実をみなさい!」
山下
この都会で暮らす姉の視点はつまり、
「釣りをしないふつうのお客さんの気持ち」
なのではないかと思いました。
コギー
なるほど。
山下
どんなお客さんでも感情移入しやすい役を、
監督はちゃんと映画の中に加えたんだなあと。
コギー
きっとそうだ、さすがですね。
山下
ところで小木曽さん、
香椎由宇さんのような女性はいかがですか?
コギー
ん?
山下
香椎由宇さん。
コギー
‥‥美人ですねえ(笑)。
山下
はい(笑)。
コギー
ぼくにしてみれば、美人すぎるくらい美人で。
あんなきれいなかたが、
ねえ、川の水につかりながら
上流に向かっていくじゃないですか。
山下
道なき道をゆきますね。
コギー
そうそうそう、道なき道を。
山下
なかなかできるものじゃないです。
コギー
なかなかできるもんじゃないんですよ。
山下
‥‥‥‥タイプ?
コギー
ん?
山下
小木曽さんの、タイプ?
コギー
いや、ですからぼくには美人すぎて(笑)。
山下
では、どういう女性が?
コギー
うーん‥‥。
山下
もし小木曽さんが監督だったら、
三平愛子役にだれをキャスティングしますか?
好みのタイプで答えてください(笑)。
コギー
‥‥ちょっとさ、考えさせて。
山下
はい。
コギー
‥‥‥‥。
山下
‥‥‥‥。
コギー
‥‥‥‥決まりました。
山下
だれでしょう。
コギー
10代後半の桜田淳子。
山下
‥‥ありがとうございました。
コギー
どういたしまして。
山下
小木曽さんのタイプはともかく、
三平くんは夜泣谷にたどりつけるのか!?
コギー
それともお姉ちゃんにつれられて。
山下
東京に行ってしまうの!?
コギー
果たして、夜泣谷の怪魚とは!?
山下
いろいろありますが、
とにかく最後は三平くんが‥‥
コギー
でっかい魚を釣ります!
 
(C)2009「釣りキチ三平」製作委員会
 
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今回の感激団メンバー
山下 コギー

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