第4回
渡邉良重さん、について。
- ──
- 最後に、キギの渡邉良重さんについて、
少し、お聞かせください。
ほぼ日では、良重さんとつくった洋服を
「CACUMA(カクマ)」
というブランドで展開しているんです。 - 永井
- はい。
- ──
- 今回、良重さんが、
「AUDREY」というスイーツ専門店の
パッケージのデザインで、
有名な「亀倉雄策賞」を受賞しました。
キギの渡邉良重さんのご紹介で、
永井一正さんに、
お話をうかがうチャンスを得ました。
札幌冬季オリンピック、
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、
アサヒビール、全国農業協同組合(JA)、
JR(監修)、放送大学、
つくばエクスプレス‥‥など、
誰もが知っているロゴマークを、
数多く生み出してきたデザイナーです。
世の中に「デザイン」が
あふれているかのように見える時代、
オリジナリティの芽生える場所とは。
短い時間でしたが、
67年ものキャリアを持つ永井さんが
「デザイン」について
深めてきた考えの一端をうかがいました。
担当は「ほぼ日」奥野です。
大人気のスイーツ店「AUDREY」の
商品パッケージ・デザインが高く評価され、
キギの渡邉良重さんが、
「第19回亀倉雄策賞」を受賞しました。
かわいらしいけれど、それだけじゃない。
良重さんならではの
アートの「強さ」を感じるイラストが、
紙袋や箱や缶の上で、きらきらしてます。
この受賞を記念して
現在、銀座で個展が開催されています。
「AUDREY」パッケージとともに、
これまでの良重さんのお仕事や作品が、
ずらり展示されています。
どうぞ、足をお運びくださいね。
このインタビューは
「CACUMA(カクマ)」のデザイナーである
キギの渡邉良重さんが、
永井さんが選考委員長をつとめる
「亀倉雄策賞」を受賞したことをきっかけに
実現いたしました。