森下佳子さん
(脚本家)
第1回
「基本的にマイナス思考で望む」
「脚本を書くときは、
世間は私や私が言いたいことに興味なんてない!
と思ってのぞむんです」という森下さん。
ドラマ『天国と地獄』『だから私は推しました』
『ごちそうさん』などの制作エピソードを交えながら、
独自のマイナス思考について語ります。
第2回
「選択肢の海に溺れる腹をくくる」
ドラマ『天国と地獄』のラストは
2種類つくられていた?
「どんな創作にも正解はない。どんなに考えても、
無限にある選択肢を選んだ結果のひとつに過ぎない」
という森下さん。
選択肢の海に溺れて何もわからなかったときは、
とっておきの解決策があるそうです。
第3回
「やったことないポイントを探す」
新しい仕事をはじめるとき、森下さんは
「自分がやったことがないポイントを重視する」
そうです。
いままでの作品もつねに
「やったことがないこと」を選んできたとか。
そして、森下さんがいつかやってみたいのに
どうしてもできないジャンルとは?
<森下佳子さんプロフィール>
2000年、ドラマ「平成夫婦茶碗~ドケチの花道~」で脚本家デビュー。NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で第32回向田邦子賞、第22回橋田賞を受賞。映画『花戦さ(はないくさ)』で第41回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。主な作品に、『おんな城主 直虎』『白夜行(びゃくやこう)』『JIN-仁-』『天皇の料理番』『義母と娘のブルース』『天国と地獄』『大河への道』など。