正解、食べられません!
コガネテングタケ毒

今年2022年も、終わりが近づいております。

ロシアは戦争をおっぱじめるし、
新型コロナウイルスの世界的大流行は、
終息するどころか、相も変わらずだし、
世界中の人々が我慢を強いられています。

まあ、救い、と言えば、
アメリカのメジャーリーグの大谷翔平選手が、
投打にわたって史上稀に見る大活躍をしましたし、
ワールドカップサッカーで日本代表がベスト16に。
日本のプロ野球でも、
スワローズの村上宗隆選手や、
オリオンズの佐々木朗希選手が大活躍!
スポーツの世界では明るい話題がたくさんありました。

わたくしごとで言うなら、何と言っても、
柴犬はなさんとのお別れ(11月6日没)です。
18年以上も一緒に暮らしていただけに、
慣れるまでにはまだまだ時間がかかるかと。

今年最後のきのこは何を選ぼうか、
いろいろ考えたのですが、
こんな世の中なので、まあ、とりあえず、
縁起のいいきのこを選ぶことにしました。
未来に幸あれ、と。

定番の縁起きのこ?である、マンネンタケも、
捨てがたかったのですが、我が身で考えると、
いちばん抗いたいのは、経済不況の波かと。
きのこの名前的に頼りになりそうなのは……、
そう「黄金(こがね)」だ(笑)!

きのこ図鑑の和名索引を見て、
「黄金」の名を持つ、いくつかのきのこの中から、
えいや〜!と、直感で選んだのは、
コガネテングタケです。

コガネテングタケは、夏から秋にかけて、
ブナやミズナラなど、広葉樹林の林地で発生します。

傘は、経4〜7cmほど。
まんじゅう形から平らに開き、
中央部がちょっとだけ凹みます。
表面は中央部がやや茶色を帯びた黄褐色で、
鮮黄色で粉質のイボがたくさん付いています。

傘裏のヒダは白色〜淡黄色で、
ぎゅっと間隔が狭くなっています。

柄は高さ7〜11cmくらい。
淡黄色で、上部に膜質のツバがあり、
根本は膨らんでいます。

テングタケの仲間の中では、
けっこう小さく感じます。

毒。

成分は不明ながら、
誤食すると胃腸系の中毒をおこすとか。
見栄えがいいきのこなので、
じっくりと観察・撮影したいものです。

と、いうことで、今年2022年も、
お付き合いいただき、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いします!

このコンテンツでは、
				きのこの食毒に触れてますが、
				実際に食べられるかどうかを判断する場合には、
				必ず専門家にご相談ください。