正解、食べられません!
ヒロヒダタケ毒

お暑うございます。

毎年、毎年、梅雨が明ける頃になると、
ちょっと憂鬱な気分になる方もいらっしゃるかと。
そう、今年も例外なく、猛暑の日々が続いています。

ぼくが東京で暮らしていた1990年前後は、
けっこう暑かったと記憶していますが、それでも、
最高気温がせいぜい33度くらいだったような。
現在の、体温を超えるような暑さは、
超汗っかきとしては、地獄、のひと言です。

ちなみに、このところ、
北海道でも、暑い日が続いており、
最高気温が35度を超えたなんて街もあったりして、
我が阿寒湖温泉も、連日、30度前後に、
気温が上昇しています。

地球温暖化の防止に、
できることで何か貢献したいなあ、と、
思う今日この頃です。

そんな暑さをちょっと忘れさせてくれる、
恵みの雨が降った翌日、阿寒川沿いの森へ。
しかしながら、ムシムシした空気が残っていて、
汗だくになりながら歩いていると、
群生しているきのこを発見!

そのきのこ、ヒロヒダタケは、
夏から秋にかけて、広葉樹の腐った木、
または、その周辺から発生します。

傘は、灰色〜黒褐色。
最初は丸形で、成長すると平らに開き、
最終的には縁がそり返るほどになります。
表面は平滑で、放射状の繊維紋があります。

ヒダは幅広く、疎で、白色。

柄は、丈夫で固く、表面は繊維状。
根本に白色の菌糸束が見られます。

毒。

欧米では腹痛や下痢を伴う中毒の報告があり、
従来は食用とされていましたが、
食べるのは控えましょう。
傘も柄も思った以上に繊維質で、
可食だとしてもあまり食感がよくない気がします。

きのこはカビの仲間なので、
暑く、湿気があると、ぐんぐん成長します。
基本的には、夏は、秋よりも、
たくさんのきのこと出会えるので、暑さに負けず、
きのことの出会いを楽しもうと思います。

このコンテンツでは、
				きのこの食毒に触れてますが、
				実際に食べられるかどうかを判断する場合には、
				必ず専門家にご相談ください。