正解!食べられません!
ホコリヤグラタケ食不適

さてさて。
今年2024年も大詰めです。
明日28日あたりからお正月休み、
という方も少なくないかと。
「きのこの話」も今日が千秋楽でございます。

今年は、年頭から、まあ、いろいろありまして、
気分転換、というか、心機一転、というか、
雌阿寒岳の頂上から飛び降りたつもりで、
2月の終わり頃に、えいや〜っと、
Nikon Z8という、けっこういいカメラと(笑)、
それに合わせてレンズを4本購入しました。
さらに、さらに、メインのパソコンも、
バリバリの最新機種MacBook Pro M3 Maxを購入。
(この秋にもう新機種が出ちゃったけど……)

思い切って、大胆に、お金を使うことで、
(もうケツの毛も抜けません……!)
仕事を頑張るぞ! いや、頑張らないとヤバいぞ!
と、今後の人生にカツを入れるべく、
まあ、いろいろ画策したわけです(笑)。

今年の写真撮影的には、
マクロ系、大きく拡大して撮影するような、
小さな小さな子は、オリンパス、もとい、
OM SYSTEM のカメラを使い、
風景的に広めに撮影する場合はニコンを使う、
と、いった感じで使い分けました。

今回ご紹介するきのこは、
小さなきのこですが、たくさん生えているし、
環境も含めて撮りたいと思ったので、
Nikon Z8 と標準系のズームレンズを使いました。

そのきのこ、ホコリヤグラタケは、
秋に、黒くミイラ化したきのこから発生!
たくさん群生します。

以前から見かけていましたが、名前が分からず、
ずっと「名無し」きのこだったのですが、
今年の夏に刊行された「栃木のきのこ新図鑑」に、
掲載されており、ようやく同定できました!

栃木県では標高1000m以上で発生するようなので、
高地や北方系で見られるきのこでしょう。

傘は径1〜13mm、表面はクリーム色〜淡灰色で、
丸山形からやがて平らに開きます。
やや突起した中央部はやや濃い色になっています。

ヒダは薄く密、白色〜クリーム色。

柄は高さ3〜14mm、頂部は白色〜淡色、
基部に向かうにつれ淡褐色〜淡赤褐色、
表面は微粉状です。

食不適。

まだ、生体的に、あまり解明されてないきのこかと。
もし見つけたら、ありがたや〜と、感謝しつつ、
しっかり観察させていただきましょう!

と、いうことで、
今年もお読みいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします!

このコンテンツでは、
				きのこの食毒に触れてますが、
				実際に食べられるかどうかを判断する場合には、
				必ず専門家にご相談ください。