絶対見たくなる!
泣いたシーン・笑ったシーン
毎日たくさんの「わたしの北の国から」メールを
ありがとうございます!
やはりメールが多いのは有名なシーンなのですが、
一通しかメールが来ないシーンも、
これまた味わい深いのです!!
21年間のすべての「北の国から」を観た人には懐かしい、
まだ観ていない方にはぜひ観たくなる、
泣き、笑い、驚き、感動の名場面集です!!
(掲載したメールのうち、緑色の字のものは、
放送されたばかりの「北の国から2002遺言」の
ストーリーに触れています。
まだ観ていなくて、いまは知りたくない方は、
飛ばして後から読んでください。)
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私の好きな北の国からのシーン、ですが、、、
・五郎の「やるなら今しかねぇ〜!」熱唱のシーン
(長渕剛をナガミゾツヨシと読むあたりが
五郎らしくて面白い)
・れいちゃんの結婚式を遠くで見る純
(BGMは尾崎豊のI LOVE YOU)。
・シュウ(宮沢りえさん)と五郎の露天風呂のシーンで、
シュウが「言ったっていいのよ、私は、、、」と、
雪玉を手に持ちながら振り返るシーン。
これは宮沢さんが天女のように美しいです。
宮沢さんの髪の毛に霜がついているところも。
・勇ちゃん(緒方直人)が蛍のいる肛門科に来院するシーン
(気まずそうな雰囲気に、こっちまで「あちゃー」と
思ったもんです)
などなど、あぁ!書ききれないほど好きなシーンは多いです。
そして、こまかーく過去の作品をチェックしていると、
今をときめく俳優さんたちが結構出演されているのも、
面白いです。椎名キッペイさんや渡部篤郎さんなど。
これからビデオを見る方は、「こんな人も出てる!」
というのを探すのも楽しいかもしれません。
(おきちゃん)
テレビ版の時に水を引くシーンがあります。
これが私は大好きなんです。風力発電も素敵でした。
それまで水を汲みに近く?!の沢まで毎朝歩いていた
純君達にとって家を出たら水がある、っていう状況は
どんなに便利であり素敵な事だっただろうか。って
今でも感動で震えちゃいます。
泣けるセリフとしてはテレビ版で母(いしだあゆみさん)が
亡くなった件で再婚相手(恋人?)の
男性(伊丹十三さん)が純と蛍に
「おじさんが好きになる女の人はみんな死んじゃう」
って言うんですね。
私も若い時に母を亡くした事もあって
純や蛍に対する思い入れは強く何度見ても泣けました。
ところが30代に差し掛かる頃(最近)何気なく見たら
この男性のセリフにズ〜ンっときたんです。
よく考えたらうちの父と同じだったからです。
父も最初の妻、そして私の母と死別しているんです。
わかっていた筈なんだけど
そういう気持を知りませんでした。
それ以来、このシーンを見ると少し反省の気持になります。
(このはヨリ)
私の思い出のシーンは、東京で働く純君が、
ゆうきなえちゃんと、ビデオを見に入ったラブホテルで、
デキてしまったシーン。
「南極物語」を見ながら、でした。
純君が「健さんの前で…」と言っていたのが印象的でした。
(ばっぽ、うぃー)
特に「これ!」というのではなく、
脳裏に強烈に焼き付いている、忘れがたいシーンは。
重機で農薬を散布する岩城晃一と、
「やめろぉー!!」と叫びながら家を飛び出し、
重機の進む様子を呆然と眺め立ち尽くす田中邦衛。なんです。
確か、無農薬農法を始めて何年か経って、
しかし農薬を使っていた時と比べて、
収穫量や利益が落ちてしまった。
また農薬を使い出そうとする岩城さんと、
いずれ認められると説得する田中さん。
「1度汚れてしまった土は10年経たないと元には戻らない」
みたいなセリフもあって、とにかく、
無農薬に夢を熱くする田中さんと、
それを理解しながらも現実を考える
岩城さんの対比が印象的でした。
(YEN)
北の国からの本編は、僕が高校1年生のとき
夏休みに再放送で見たのが最初。
母と姉と3人で毎日のように涙涙で見ておりました。
なんといっても、お母さん(いしだあゆみさん)が
亡くなって、五郎がお金がないため夜行で駆けつけたことを
知ったときは、涙が滝のように流れ落ちました。
やっぱり、好きだったんだなー。と思いました。
が、いかだで川を下るときは、もうきれいな女の人に
のめり込んでしまい、やっぱり男だなーとも思いました。
当時小学生だったので記憶が断片的ですが・・・。
何故か印象に残っているのは、
原田美枝子さん扮する涼子先生が
UFOに連れて行かれてしまった(らしい)シーン。
それを目撃していた蛍ちゃんを、
大人達が嘘だの何だのとけなしまくるんですが
子供ながらに「大人っていやだなぁ」って
すごく腹がたった覚えがあります。
(確かそんなシーンがあったはず)
今回「遺言」に、忽然と消えたはずの涼子先生が出てましたね。
あれれっ?て感じでちょっと意表をつかれました。
森の中で光りに包まれて消えたはずなのになぁ。
(違ってたらどなたかご指摘ください。)
(eco)
たしか、毎週放送していた初期の頃だったと思います。
スナックで働く女性(児島みゆきさん)の部屋へ
遊びに行った五郎が、彼女から、
「五郎ちゃんは、どんな本読んでんの?」
と聞かれ、恥ずかしそうに、
「ジャ、ジャリンコちえ・・・かな?」
と、答えるシーンがあるのです。
あの、五郎さんの、恥ずかしそうな、淋しそうな、
困ったようななんともいえない表情がいいんです。
当時私は22歳で、大人の男性があんな表情をするのを
はじめて見たのです。
恋愛に奥手だった私は、
ちょっとある意味ショックを受けました。
大人の男性だって、弱いところもあるんだ、
好きな人には、そんな表情も見せるんだ、
いろいろ勉強になったシーンでした。
ジャリンコちえ と答えた五郎に、最初驚いた顔をして、
それから、うれしそうに抱きついた児島さんが、
とても大人の女性にみえました。
(オールド・リバー)
私が忘れられないシーン。
純がタマ子を妊娠、中絶させたお詫び(誠意)の証として
五郎さんが材木を売ってこしらえた100万円を、
純が返そうとすると、
『男が一度出したもんは引っ込められん!
非常に惜しいがそいつはお前にくれてやる!
取り返されんうちにさっさと引っ込めろ!』
(せりふ、正確じゃありませんが。)
と、叫ぶ五郎さん。
もう、なんてあったかくて不器用で、素敵なんでしょう。
螢ちゃんと純君が、まだ子供だった時の話。
五郎さんのガールフレンドが作ったスパゲッティーを、
螢ちゃんが「お魚さんにもあげる」と言って、
川に流していました。
あの時は螢の視点で見ていたのですが、
30過ぎた今、五郎さんのガールフレンドのキモチで、
あのシーンを思い出してしまいます。
どっちも、切ない。
それほど熱心な視聴者ではないけれど
何度見ても泣けるシーンがあります。
純くんとおばさんが吹雪の中、
車に閉じ込められてしまい助けも呼べない、
父さんも二人がいないことはわかっても
捜索のしようがい! どうしよう!
っていうとき、嫌われ者のがんこぢぢぃが
馬そりで二人を救出にむかうのです。
自然を甘く見た愚かな人間を救うのは
車やブルドーザーなどの文明の力ではなく
馬と自然の怖さを知っている年寄りだっことに泣けました。
動物に助けられるっていうのも動物好きには、
たまらんものがあります。
正吉のおじいさんのお通夜の酒の席で、
(大滝秀治さん演ずるところの)草太兄ちゃんの父ちゃんが
おじいさんの今までの苦労を
泣きながら切々と語るシーンです。
小学生のときタイムリーで見ていたときは
よくわからなかったのですが、今になって見たり、
おもいだすと泣けてきます。
また、果物を頬張るシーンとかもよくあり、
印象的なのは黒板一家が、いかだの川下り大会に
出場したときの話しです。
後に五郎さんが心をときめかせることになる
(児島美ゆきさん演ずる)スナックのママが同じいかだに
乗っていて、彼女がメロンをうまそうに食べるのです。
それをじーっとみていた五郎さん(けっこう笑えます)、
メロンを切ってもらいこれまたうまそうに食べます。
メロンを見ると、いつもこのシーンが頭の中をよぎります。
(このメロンめちゃめちゃみずみずしいです!)
あと、雪子おばさんが村井国夫さんとのいけない恋が
成就する前、クリスマスシーズンの東京のまちで
行き交うカップルをうらめしそうに見ながら歩く場面です。
この場面のBGMが五輪真弓の「恋人よ」で
ちょー切ない場面をいっそう切ないものにしています。
(つー)
私はやっぱり連続シリーズが一番好きです。
あの中では人間の弱さ(純君、五郎、お母さん、
草太兄ちゃん)や強さ(蛍、つららちゃん、
吉良のおじさん、雪子おばさん)が描かれていて、
糾弾したり持ち上げるんじゃなくて、
人間に対する愛情が感じられたように思います。
スペシャル版になってからは、
「分かり易く泣かせる」部分が鼻についてしまいます。
(でも泣いちゃうんだけど)
それから、「クマさんは今どこに」という指摘は
とっても良かったです。
(「親友が兄弟におなりで」っていうセリフ最高だった。)
私としては、こごみさんや涼子先生のその後も
知りたかったです。
その後が気になる人をもう一人。
それは「恵子ちゃん」です。
(まるつ)
私が好きなシーンは、やっぱり正吉くんがらみ。
じいちゃんが自分の飼っていた大事な馬を死なせて
(この馬が車ごと雪にうもれたユキコおばさんと純を
救ったよね)自分も死んでしまうところ、
そしてそのあとの葬式で、木の上の隠れ家に行って
ひとり泣いている正吉くん。それを気遣う蛍です。
後日、2人が結ばれてホントによかった!
(まりのまま)
「'89帰郷」で、風呂に入っている五郎さんと
その風呂を沸かしている純との会話のシーン、
さらにはその途中で、蛍が
「れいちゃんから純君へと言うメッセージとともに、
ラジオで尾崎の曲がかかっている」
ことを告げに来るシーンは何回見ても号泣です。
(ま〜め〜)
やっぱり、平田満演ずるおまわりさんのシーンです。
(シリーズドラマ「北の国から」第23話)
純の話を聞いた後で、しばらく間を置いて
「あそこにもあるぞ、お前らそこ探せ・・・」のセリフ
そして、純の目から涙。
いかん、オラぁ思い出しただけで泣けてくる(笑)
このドラマには、一度っきりしか出てこないけど、
ほんのわずかのセリフでその人の生い立ちが想像出来て
しっかりした存在感のある登場人物達が
とても大きな魅力になってると思うなぁ。
「主人公達の心の痛みをわかちあえる」
本当のやさしさを持つ登場人物達。
古尾谷雅人演ずる長距離トラックの運転手もそうですネ。
わかってくれる人が、ひとりでもいたら生きていけるって
涙が出てくる、そして、元気も出てくる。
(ふくちゃん@ふくい)
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えっ! 椎名桔平さんや渡部篤郎さんが??
いったいどこに出演されたのでしょうか。
ほぼ日編集部でも謎ですが、ぜひ始めから観直したい!
と、さらに強く思いましたよ。
たくさんの名場面をご紹介しましたが、
「まだあれが出てこな〜い!」とお思いの方は、
ぜひメールをくださいね。
メールは、表題に「わたしの北の国から」と書いて
goro@1101.comに送ってくださいね!!
(↑五郎でアドレスも作ってしまいました。)
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