わたしの北の国から。
このシーンに感動しました・名場面集。
9月はじめの「ほぼ日」今日のダーリンで、
チラッと「北の国から」に話題が行ったとたん、
「わたしは、あの場面が好き!」「あそこが泣けるわぁ」
そんなメールが、毎日、山のように届いています。
darling自身も、真っ赤な目をしてさらにのめりこみ中。

「北の国から」のことを語り合いたくてしょうがない、
という人が日本中にいっぱいいることがよくわかったので、
短期特集で、みなさんのメールを紹介していきますよ。

※観てない人にはネタバレの可能性もあって、
そのへん「読む側」がよくご注意くださいね。
ま、ストーリー知ってても大丈夫だとは思いますけど。

「このシーンに感動しました」というメールは、
goro@1101.comまで、どんどん、くださいね!

ありがとう、「北の国から」!
続きはそれぞれの心の中に。

「北の国から2002遺言」の放送からひと月半。
そろそろ北海道では、冬支度でしょうか?

メールをくださった方も読んでくださった方も、
ありがとうございました。
(全部紹介できなくてごめんなさい。)
何度見返しても、何度語り合っても
尽きせぬ泉のごとく話題の沸いてくる
「北の国から」ではありますが、
このコーナーはここで
いったん中締めとさせていただきます。

もちろん、いつ何で盛り上がるか予想のつかない
「ほぼ日」ですから、ある日突然、復活〜!
なんてこともあるかもしれません。
その時にはまた、どうぞよろしくお願いします。

ところで、前回、前々回で募集した
「わたしの考える『北の国から』の最終回」ですが、
実は、あまりメールをいただいておりません。

これはやはり、「この物語は終わらせたくない!」と思う
気持ちの現れではないでしょうかっ!?
うんうんうん。
それもよーくわかります。
続きはそれぞれの心の中に、てことですね。

では今回も、メールを紹介します。
みなさんにとっての「北の国から」を
どうぞお読みください。

(掲載したメールのうち、緑色の字のものは、
 放送されたばかりの「北の国から2002遺言」の
 ストーリーに触れています。
 まだ観ていなくて、いまは知りたくない方は、
 飛ばして後から読んでください。)



、どうしてこんなに北の国からが好きなのかなあ、
と考えました。
そうして、共感できる部分が多いから
好きなんだということに気付きました。
と言っても私はあんなに寒かったり
貧しかったり(すいません)の生活を営んだことが
あるわけではないのですが、
なんか、人間の根本にめんめんと流れている感情が一緒で、
共感し、また納得できるから好きなんだと気付いたわけです。
長ったらしく書いちゃいましたが、
例えば丸太小屋が火事になってしまったのは
本当は自分のせいなのに、
なかなか言い出せない純君の気持ちとか。
「ああーそういうことってあるよなあ」と、
共感して納得して、そうしてまたどんどん北の国からを
好きになっていくんです。
(とと)

の考える最終回ですが、
ドラマ的にはたいへんなことが起きたほうが面白いんだけど、
最終的には幸せで楽しいラストがいいなあ。
場面もラストは寒そうな冬ではなく、
さわやかな初夏か実りの秋にして。
快が出生の秘密を知るが、
五郎が快にとつとつと語って一見落着、とか
大介が東京で問題を起こし、雪子おばさんは悩むが、
中畑さんところに弟子入りして成長する、とか
純と結に待望の赤ちゃん誕生とかだといいです。
五郎さんと中ちゃんのジジバカ談義などもいいですねえ。
あ、でも借金はどうなるんでしょう?
(とん)

前の投稿で、何で北の国からを見るのか??って
質問を投げかけてた方がいらっしゃいましたけど
誰に対しても色々な方面から心に響くものが
"北の国から"にあるからだと思います。
私は…う〜ん、表現するのが難しいのですが
お金やモノや名誉や地位も大切だけど
結局、人は人との繋がり、絆で支えられているっつうか
家族愛・人間愛(って書くとすごく陳腐な感じ??)が
生きていく上で根底に流れるエネルギーなんだ!!
ってな当たり前で基本的なことを
あらためてしみじみ感じてほんわかした気分になります。
そのせいか、いつも見終わった後しばらくは
VIVA♪VIVA♪消費者生活!!に歯止めがかかり
(通販や何かでガラクタ買うのが好きなんですヨ〜)
主人や子供に対していつもよりさらに優しい気持ちになれます。
素直に体当たりできる家族になりたいなぁ〜なんて思いマス。
(おっち〜)

れも北の国から効果?
今日、北海道に修学旅行に行った高校生の息子から、
『かぁさん、僕はニセコアルペンに着いた訳で、
 風呂に入りました。今からディナーです。』
と携帯にメールがありました。
ふざけて送っているのは、百も承知なのですが、
朝の出掛けに、『忘れ物はないの?間に合うの?』など
心配する母に『ぅるっせなー』しか返事をしない息子から
かぁさんなんて呼ばれたことは初めてなので、
もうこれは保存版です。
(まりも)

ットの内気な友人35歳(埼玉在住)の話です。
ちょうど「遺言」を見終えての北海道旅行で
すっかりその気になった彼。
ゆいちゃんが働いていたという設定のコンビニを探し当てて
『期限切れの弁当を下さい!!』と言ってしまいました。
「オマエみたいのが多くて困るんだ!」と
店長にしこたま怒られたそうです。
もちろん期限切れの弁当は売ってもらえませんでした。
「あの人がホントに言ったのか!」というびっくりと、
「言っちゃう人がそんなに多いのか!」
というびっくりで大笑いしました。
これ以上店長を困らせる人がいませんように。
(ももたん)

のドラマを見ると、いつも蛍が不憫になります。
いつも何かをガマンして、
地に足のついていない父と兄の心配をし、
甘えるということができない。
そんな印象があります。
純と蛍のように「親のことを恥ずかしく思う」
時期っていうのは
誰でも大なり小なり経験するのではないでしょうか。
私にもあります。
父のことは今でもちょっとコンプレックスに
思っているところがあります。
親にやさしくしたい、という気持ちはあるけど
なかなかうまく表現することができない。
五郎が自分の死というものを意識して
遺言を書いてましたが
確かに21年前から見てる、私たちの親の世代は
そろそろ「自分の死」というものを意識する年齢に
なっているんでしょうね。
同時に、その子どもである私たちの世代は
親が年老いたことを意識し、親の死というものを意識する。
私は最近「親の死」ということを意識することが多いんです。
彼らは10年後この世にいないかもしれない。
20年後は「かもしれない」ではないと思うんです。
それまでに私は親に何ができるのだろう。
これで終わるのではなく、
純と蛍が「親の死」を意識するストーリーも
作ってほしいと思いました。
(4946)

の夏初めて北海道に行って、
もちろん富良野にも行きました。
なつかしい麓郷の町。
(肉眼で見るのは初めてだってば!)
五郎の石の家にも行きました。
「遺言」放送前だったので石の家の周りの柵の意味が
その時はわかりませんでした。
(五郎さん、羊を飼ってたのね!)
残念ながら「蛍がお母さんを見送った川べり」
はダムができてしまい水の底。
でも、廃校になった(とされる)小学校の校舎と
草太兄ちゃんの牧場はわかりました!
牧舎の赤い屋根がそのままでとっても懐かしい。
あと、麓郷街道の道の両側に
正吉が蛍に送った「もうがんそう」の
黄色い花がずーっとゆれてました。
麓郷街道も昔はジャリ道だったのに
きれいに舗装されてて、時の流れを感じました。
ダンナは全く興味ないので「ふーーん」でおしまい。
(ハビ)

くストーリーとは関係無いのですが、
私の思い出と言えば「五郎さんの畑」です。
私は今年の3月まで富良野塾に在籍していました。
昼間は農作業、夜は芝居の稽古というやつです。
「五郎さんの石の家」の近くには、
富良野塾OBが経営する無農薬・有機栽培の農園があり、
「五郎さんの畑」も、この農園の親方が作り、
我々塾生もお手伝いしたものです。
「五郎さんの畑」を製作するにあたり、
当初親方に「撮影用なので、農薬を使っても良い」
と通達があったそうですが、
「私は無農薬・有機農法しか知りません」と
断ったそうです。
ご存知の方もいるかと思いますが、
無農薬・有機農法はえらく手間がかかります。
特に夏場は雑草との闘いです。
まさに爆発的に成長し、少しでも放置すると
何の畑かも分からなくなります。
ひたすら引っこ抜くしかないのですが、
経営する本業の農園もありますし、
塾生の数もかぎられています。
親方にはかなりの負担となった筈ですが、
そんなことは一言も口にしませんでした。
「いや、本当に農薬の使い方知らないんだよ」と
少し照れながらも誇らしげでした。
映像に映る野菜を見て、
「これは無農薬・有機栽培の野菜だ!」と分かる人は
殆どいないでしょうが、こんなこだわりが良いものを、
作物にしろドラマにしろ、つくっていくのだと思います。
(かばお)

の気なしに、みんなの感想を読んでいたら
鼻水と涙がドット出てしまいました。
私は、リアルタイムでこの北の国からを見ているので
それぞれの場面を見ていると自分のその頃の気持ちや
状況を思い浮かべてしまいます。
いつも何か大事な物を忘れそうになっている時、
この「北の国から」でまた何か大切な物をもらう・・・
そんな事の繰り返しでした。
ありがとう、五郎さん!!
(玄米)



ありがとう、五郎さん!!
ありがとう、「北の国から」!!

これからもいつでも「北の国から」バナシのメールは
大歓迎です。
みなさん、ありがとうございました。

感想などは、メールの表題に
「わたしの北の国から」と書いて
goro@1101.comに送ってください。

2002-10-15-TUE

HOME
ホーム



いままでのタイトル
2002-09-15 あなたはどこで泣きましたか?
「北の国から」メール特集!
2002-09-18 せつない思いのメールが
たくさん届きました
2002-09-20 もうほとんど身内?
登場人物で見るベストシーン
2002-09-22 覚えていますか?
あんなシーンやこんな登場人物
2002-09-26 なぜこんなに人気なの?
読者の「北の国から」論
2002-09-29 絶対見たくなる!
泣いたシーン・笑ったシーン
2002-10-09 家族に歴史あり。
わたしと家族と「北の国から」
2002-10-15 自分の生き方を変えた「北の国から」。
『遺言』を観た人、書いた人