(7月10日)
●私が保育園児だった頃。
祖母が飛行機に乗って、
どこかへ旅行に行くことになりました。
わたしは、スーパーの袋を祖母にわたし、
「飛行機のったら、窓あけて、これに雲いれてきて!!」
と言いました。
雲で遊ぶことを想像しながら、ワクワク待っていたけど、
おみやげに雲はなくて、落ち込みました。
(は)
●小学1年の時、クラスメイトの
佐々木太郎君が、突然
"君は僕のスヌーピー、
僕はチャーリーブラウン。
僕は君が大好きだからね"
といって、ほっぺに、チュッとされました。
びっくりしましたが、当時私は、
スヌーピーが何かを知らず、太郎君に尋ねると、
"日曜の夕方、NHKを見るとわかるよ"と言われ、
楽しみにしていました。
そして、スヌーピーが四つ足の犬と知り、
尚且つチャーリーの声が、
谷啓だったことにブッ飛び、
"っつーことは、私は谷啓にキスされたのだ!"
と、大変複雑な思いでした。
しかし、その後、彼は、私を自宅に招き、
母上の前で、
"ママ、この子が僕のスヌーピー!"と、
頬を紅潮させて報告していた。
(nyckingyo)
●大きく咲いたひまわりが
太陽の方向に向きを変えるのを
「小さい子供を食べるための
レーダーになってて動くんだよ」
と聞かされた小学校低学年のころ。
学校や通学路にあるひまわりの前を
(自分では)マッハのスピード(のつもり)で
通り過ぎるという努力をしていました・・・。
(後年妹も同じことをしてるとの告白を聞き
姉妹の馬鹿さ加減におおわらいしましたっけ)
小さいころから文学少女で現実社会には疎かった私。
妖精の出てくるトロールやノーム、
ゴブリンの出てくる話が好きで
どきどきしながら読んでました。
たまたま読んだ本に
「ノームはいたずらが好きで悪いこともする」
とかなんとかあったのは定かではないのですが
勝手にそう思っていました。
ある日の天気予報で「ノーム注意報」の言葉をきいて
パニックになったそうです(母談)。
ノームが濃霧と知ったのは
もうちょっと大きくなってからでした・・・
(桃)
●お昼時にやっていた
『キンキンケロンパ シャボン玉こんにちは』。
この冒頭、スポンサー紹介のテロップで
牛乳石鹸のマークに、
"んもぉぁぉおおお〜お"と牛の声がかぶる。
この声が怖かった!
なんで怖かったのかわかんないけど、
とにかくとーにーかーくー怖かった!
この前の番組が『ベルトクイズQ&Q』。
最後の挑戦者が出てくると、もう怖い。
家ではこれをきっかけに、テレビの前から逃げていた。
ところが
親戚のお見舞いに行った病院の食堂のTVで、
たまたま『ベルトクイズQ&Q』の
エンディングに遭遇してしまった。
逃げたいのに逃げられない。
ああこのCMの次にあの"んもお〜お"が来る。来る…
ひきつけ起こすまで泣き叫び、大騒ぎになった。
(mun)
●小学生のとき、クラスの皆で
「アメリカ横断ウルトラクイズ」に憧れ、
近所の公園の数カ所をチェックポイントにみたて
自転車で渡り歩きました。
ナゾナゾの「早押しクイズ」や
滑り台から紙をまく「バラマキクイズ」など
頑張って真似をしながら、落第者をつくり、
優勝者を決めました。
1日で終えることができないので、
何日かに分けて遊び、最終地点の
公園に着いたときは感動ものでした。
気分はもうNY。
やっと出場出来る18才になった時には、
番組はすでに終了してしまってました。
(s)
●小学校4年のとき教室移動で廊下を歩いていたとき、
突然頭部に衝撃が・・・。
壁に設置されていた火災報知器の角に激突&流血。
保健室へ連行され、
頭にネットをかぶせられて下校しました。
あの「頭にネット」以上に
恥ずかしいことはありませんでした。
家に帰ったら皆は心配するどころか大笑い。
しょっちゅう何もないところで転んだりしてたので、
ヘンに免疫ができてたようです。
(まな)
●私の初恋は小学校6年生の時。同級生でした。
中3の時にやっと気持ちを伝えることができ、
(ウチの学校では最上階の踊り場で
「自己紹介を書いてもらえますか?」
と聞くのが一種の告白みたいになってました。)
卒業式には第二ボタンももらったけれど、
とてもとても付き合うなんて
恥ずかしくてできませんでした。
高校は違うところでしたが、
学校帰りに駅で偶然会うことがあり、
自転車の後ろに乗せてもらったのが、
本当に嬉しかったー。
今でも胸キュンの思い出です。
(ともちょ)
●わたしの初恋は、
となりに住んでた「ひろちゃん」という
4歳年上のお兄ちゃんでした。
昨日、探し物をしていてアルバムを
パラパラめくり、当時のことを思い出しました。
よく「ひろちゃんのお嫁さんになる!」
と言ってた記憶があります。
もう引っ越してしまい、おとなりさんではないですが
母同士は時々会っているようで、
ひろちゃんは、まだ独身だそうです。
わたしも独身です。
が・・会ってみたいような、みたくないような・・
っていう微妙な感じです。(笑)
(みぃちゅ)
●小学校の校長先生は厳しい人で、朝礼ではいつも
「ガマンの上にもガマン!」と言っていました。
小学1年生の私にも分かる教え!
下校時おしっこがしたくなると必ず
「ガマンの上にもガマン、ガマンの上にもガマン」
と念じながら、体をよじらせ家にたどり着いたものでした。
(さやや)
●小さい頃兄に騙され、麦茶は焦げたトーストを
水に浸したのをこして作っていると思い込んでいました。
(y)
●幼稚園の卒園アルバムに将来なりたいものとして、
「サラリーマン」と答えていた。
当時、父は、脱サラして自営業をはじめたばかりだった。
一応、僕はサラリーマンになる夢を果たし、
今は自営業です。
(匿名のかた)
●鼻にネコヤナギが入ってしまった方の話を読んで、
思い出しました。
私の弟は一度、耳に黒いBB弾を入れた事があります。
しかも、入ってしまったのではなく、
入れたらどうなるかなと、故意に入れたそうです。
少し後に発覚して、母親が取り出しました。
綿棒にボンドを付けて弾を引き出す、という荒業でした。
ちなみに、BB弾は、男の子がよく、
サバイバルゲームとかで遊んでいた
おもちゃの銃の弾なのですが、
使いもしないのに、この弾を集めるのも
何故か流行っていました。
(くみ)
●小学校低学年の頃。
その頃は空を見るのが好きで、授業中雲を眺めては
「今日も地球は回ってる」と感じてました。
風の強い日で雲の流れが速い時などは
「今日の地球は速い!」とか思ってたし。
誰にも話さなかったけど、
すごい大発見をした気分になってました。
家庭訪問では必ず
「ぼーっとして授業を聞いていないときがある」
と報告されてました。
(s)
●右や左に回ったりしたら、
元に戻すために同じ数だけ逆回転してました。
Uターンしたら次は逆向きにターンします。
回転数が左右で違うと
なんだか「ねじれて」いくような気がして。
ある日兄とキャッチボールしていて
後ろに逸らしたボールを拾って元の位置に戻ると
その場でクルっと逆回転。
初めは笑った兄でしたが三度目くらいから怒りだし、
やめろと言われてもやめないので
しまいには逆上してしまい、ぶん殴られました。
わけをはなしたいけどどう話したら良いかわからず
困ったりしてたっけ。
(てっちー)
●3〜4歳頃、食べるのがすんごく遅かった私。
母によると、
「朝ごはん食べてたら昼になってた。
もういらないの?
って聞くと食べるって言うし」
らしいです。
だって、口の中でどろどろになった食べものを
どうしても想像してしまい、飲み込もうとすると、
おぇっとなって飲み込めないんだもん・・・
しょうがないからかみ続けてると、
ますますどろどろしてくるし。
そんな私も今じゃ、早食いで
食べすぎて太っちゃう患者さんに、
「だまされたと思って30回かんでみてくださいね。
満腹中枢が刺激されて、
たくさん食べなくても満腹になってきますから」
な〜んてにっこり言っちゃってる内科医です。
どろどろしてきて食欲なくなるから、
ではありません、念のため。
(こま)
●高校か大学に入ったころでしょうか、
小学校のとき6年間ずーっと大好きで
片思いだった男の子と同姓同名の野球選手がテレビに。
まさか本人!?
あまりに変わってしまって
パンチパーマでしかもお笑いキャラ。
当時、その彼は私の心に
色白ですらりと背が高く黒目がちで大きくうるんだ瞳、
といった王子様のようなイメージで
記憶に残っていたので、本当にショックでした。
あとで別人とわかってほっ♪
でもあの日の衝撃は忘れられません。
パンチ佐藤さん、すみません!
でも、初恋というものはたまにふと思い出して
にんまりしたり、恥ずかしがったりするものなのに
佐藤さんが現役でいる間、
頻繁にテレビに出てきて私の美しい思い出を
無理やり引っ張り出すので少し辟易したことも。
いつの間にかすり替わって
もともとの佐藤君がどんなんだったか
ぼんやりしか思い出せません。
(Y)
●小学校4年生の頃、初恋したSくんがいました。
ある日、学校帰りに彼にバレないように、
友達と一緒に彼をつけていました。
ドキドキしながら、後ろをこそこそと近づいたその瞬間、
彼が「ブッ」とオナラをし、
その後「ゲッ」とゲップをしたのです。
私の純真な乙女心が深く傷つき、
初恋が終わった思い出があります。
(R)
●小学校の中学年のことだったと思うのですが、
自分が道を歩いていると
実は、ハムスターが車輪をまわすように
地球をまわしているのであって、
自分は本当は動いていないのではないか、
という妄想です。
乗り物に乗っていても
自分の乗った車や電車は動かないで
車輪の回転にあわせて
地球が回っているのではないかなんて考えてました。
カーブすると地球の回転が
急に変わって大変だなんて馬鹿なことを。
われながら壮大だけど
自己中心的な妄想にあきれますが、
今でもふと考えてみることがあります(汗)。
(MIZ)
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(ミニコメント)
「実は、ハムスターが車輪をまわすように
地球をまわしているのであって、
自分は本当は動いていないのではないか」
「右や左に回ったりしたら、
元に戻すために同じ数だけ逆回転してました。
回転数が左右で違うと
なんだか『ねじれて』いくような気がして」
「授業中雲を眺めては
『今日も地球は回ってる』と感じてました」
こういうメールで語られる子ども時代って、
「ガキの頃は、バカだったなぁ」とは言うものの、
ちょっと、戻ってみたいような気もするんです。
「なるほどー」なんて、自分なりに
観察結果に興奮している子どもっていうのは、
やっぱり、没頭できる強さがありますからねぇ。
もちろん、かわいいし。
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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