KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(7月28日)

この前、「きのこーーー」と叫ぶ
 3姉妹の録音テープの話がありましたが、我が家にも
 私と弟の膨大な数のカセットが残っています。
 ある日の私(4歳)は、
 『○△×■÷!とりこー!とりこー!』と、
 ピンクレディーの歌を勝手に編曲し、絶叫していて、
 (テープの中で)母に、
 「めーたん、“とりこ”の意味分かってるの?」
 と聞かれても、しばらく無視して歌いまくります。
 そして得意気にこう答えるのです。 
 「(ゼーゼー、ハーハー)あのね!
  とりこっていうのはね!
  おとこはしんぶんよまない ってこと!!」
 (男は新聞読まないってこと)

 ある日の弟(3歳)はこんな感じです。
 母:今日はお魚屋さんね。
 弟:・・・(しーん)・・・
 母:・・・何のお魚あるのかしら?
 弟: つめたいの!! (しーん)
 母:・・・他には何のお魚あるのかな?
 弟: あったかいの!! (しーん)
 −こんなテープが我が家に沢山眠っています。
 ちなみに、今では子供の成長を
 ビデオに撮るのが主流ですが、
 私は絶対に録音(のみ)をオススメします。
 自分に子供が生まれたら、
 絶対そうしようと思ってます。
 子供にバレないようにコソっと録音するのがミソ。

 でないとこんな楽しい記録は残せません!
 録音してるのに気づかれると、
 子供は意識してしまって
 大抵ムッツリ黙ってしまいます。
 そういうテープも沢山あるのです。
 (めーたん)

「生命線が短くて、16歳になったら
  死んでしまうと思いこんでいた」
 という投稿がありましたが、僕も小学生のころ、
 自分の生命線の短さに、18歳くらいで
 死んでしまうと思ってました。
 でも、頑張って生命線が伸びるように
 爪で、掌に跡をつけていたお陰で
 25歳の今も生きています。
 (かたやまん)

フィクションとノンフィクションの区別が
 理解出来なかった、幼稚園くらいの頃の話です。
 家族揃って見ていたお正月恒例のかくし芸大会。
 東西ドラマ対決で、
 沢田研二さんが時代劇を演じてたんです。
 ラストシーンは沢田研二さんが背後から刀で刺されて
 口からおびただしい血を吐いて倒れる、という
 子供にとってはグロテスクで衝撃的なシーンでした。

 「ジュリーが殺されてしまった・・・!!」
 本気でそう信じた私は、
 憧れのジュリーが死んでしまったことと
 人が死ぬ瞬間を目の当たりにしてしまったことの
 ショックで、内心、激しく動揺しておりましたが
 一緒に見ていた家族が何も反応を示さないことから
 「これは口に出しちゃいけないことなんだ」
 と必死で平静を装い、
 何事もなかったフリをしていました。

 悶々としながらも、
 後日ある歌番組で歌うジュリーを発見。
 「??・・・あぁ、そうか。
  これは生きてる時に撮ったモノだ」
 私の中で、ジュリーは
 しばらく亡き人になっておりました。
 (harutomo)

私が年少さんの頃、幼稚園の先生から私の母に
 毎日のようにお手紙が届いたそうです。
 その何通ものお手紙は、
 今でもアルバムに挟んで大切にとってあります。
 お手紙には数々の逸話が記されていますが、
 その中からかわいいのを一通ご紹介します。
 『今日のおやつのパンはジャムパンです。
  食べないので理由をたずねると、
  「ジャムがいっぱいだから、おなかの中で
   あばれたらいけないから」とのことです』

 (いちごジャム)

保育園児だったころ。入園式や卒園式には
 ちょうちょさんが来るはずでした。
 けど、いつだって代理の人しか来なくて、
 ちょうちょさんはお休みでした。
 ちょうちょさんは偉い人で、忙しかった。
 ちょうちょさん。一度も見たことがない。
 どんなきれいな羽なんだろう?
 オトコかな?オンナかな?
 折りしも『みなしごハッチ』リアルタイム放送中。
 小学生に入って漢字というものを習い、
 あることに気が付いてがっかりしました。
 だって、それは、町長さんだったのです!
 思いっきり人間でした。
 (うな)

小さい頃、本で読んだ
 「砂漠でオアシスを発見」の場面に魅せられていました。
 乾ききった喉を潤している挿絵の水が美味しそうで。
 そこで、その場面を自宅で再現すべく思いついたのが、
 オアシス=お風呂、でした。
 夕食後の水分を控え、喉が渇いた状態でお風呂へ。
 心の中で「み…水だっ!!」と叫びながら戸を開け、
 浴槽のお湯を手ですくってガブ飲みしていました。
 親に見つかって「お腹壊すからやめなさい」と
 叱られたのですが、どうにもやめられず、
 「おもちゃでもうちょっと遊んでる」と嘘をつき、
 親があがった後で実行するという
 手口まで用いていました。
 そんなに美味しいものじゃないと思うのだけど・・・。
 ちなみに、私の弟は、
 大河ドラマや時代劇で出てくる
 「盃」が大のお気に入りでした。
 番組を見終わった後は必ず、
 おひたしを盛り付けるような平たい小皿を盃に見立て、
 それに牛乳を注いでチビリチビリやっていました。
 (ひつじ)

子供の頃、親から
 「お箸の遠いところを持つ人は
  結婚すると親元から離れて遠い所へ行き、
  近くを持つ人は
  結婚しても親元に近い所にいく」
 って聞かされてました。
 母はお箸を短く持つので確かに親元に近く、
 父はお箸の端を持つので
 確かに田舎は遠く離れていました。
 その上、比較的お箸の端を持っていた私は母に良く
 「あんたは遠いところにお嫁にいくやろうなぁ」
 なんて言われていたから、
 子供心に両親のそばを離れるのが嫌だった私は
 一生懸命お箸の真中を持つように努め、
 少しでも端に寄りかけたら、
 きちんと真中まで戻していました。
 その甲斐あってか(?)そろそろ三十路に足を
 突っ込もうかとしているのに、
 未だに貰い手がありません・・・。

 (pon)

年子の妹たちが
 まだ保育所にも通ってなかったころ、
 2人でよく遊んでました。
 リアリティーを求めるらしく、
 ままごとでも実際おもちゃを
 食べたり(かじる)することが多かったんです。
 その2人がお風呂屋さんごっこをしていたときです。
 おもちゃがたくさん入った大きいかごを湯船に見立てて、
 スッポンポンで中に浸かったりしていました。
 年が下の方の妹がおもちゃばこに
 浸かってるときのことです。
 どこからともなくよく嗅いでいるが
 しかし鼻につく異臭が・・・。
 こともあろうに、そのおもちゃが
 たくさん入っているおもちゃばこの中で尿意をもよおし、
 そのまま用を足してしまったのです。
 当時、下の妹は、風呂場のような水気が
 たくさんあるようなところにいくと
 尿意をもよおし、風呂場(勿論、湯船の外)で
 おしっこをするのがくせになってました。

 「ままごとでは堪忍してくれよ〜」とか
 言いながら母と私でおもちゃをきれいにふいていました。
 (ちぃぱぁ)

小学1年の頃です。
 我が家の金魚の飼育担当は私でした。
 とはいえ世話は簡単なもので、
 毎日のエサやりと定期的な水替えがメイン。
 ところがある日、病院の待合室で見た
 贅沢な水槽を見て以来、
 私の中で飼育熱が爆発!
 特に気合が入ったのは自家製エアポンプでした。
 当時お気に入りだったト音記号型の
 ストローを水槽に入れては、
 ブクブクと自分の息を吹き込むことに嵌まった私は、
 それを毎日の金魚の世話に自ら義務付けたのです。
 それからというもの、熱心に
 毎日ブクブクをやり続けましたが、
 ある時誤ってホースから大量に金魚の水を飲んで以来、
 そのブクブクはパタリと止めましたが、
 ホント止めて良かった。
 今にして思えば、金魚たちはさぞや息苦しかったよ。
 その後も、割り箸で水槽にヤグラを組んだり、
 砂糖を入れてみたり、
 粘土で作った竜宮城を構えてみたりと、
 金魚にとってハタ迷惑な愛情はずっと続いて、
 結局いじくり倒し金魚たちを全滅させました。
 悲しいバカでした。
 (m)

ロッテ会館で結婚式をして
 「新婚さんいらっしゃい」に
 出なきゃいけないと思っていた
 というお話がありましたが
 私は大人になった今でも
 「食わず嫌い王選手権」に
 でることになったらどうしよう!
 と(そんなことあるわきゃないのに)
 本気でメニューを考えてしまいます。
 5つばかり好きな食べ物を自分で考えて
 「はっ、いかん。嫌いな食べ物を
  1つ入れなきゃいけないんだった」

 と思い・・・。
 そして先日気付きました。
 私には嫌いな食べ物がないことに・・・。
 (みんる)

「子供の頃、足の爪を噛んでいた」
 というかたがいるようですが、
 私の妹(34・独身)は未だに噛んでいます。
 正月休みに帰ってきた妹と足の爪の話になり、
 「あんた 昔よく噛んでいたよね」というと、
 「今でも時々噛んでるよ、
  だって爪切り使うのめんどくさいんだもの」

 ガキの頃も、バカだった。
 今も変わらずバカな妹は、
 どうしたらいいのでしょうか?
 (体の硬いヨガ教師)

父の寝室にある掛け軸と壷。
 ある一定時刻になると
 掛け軸の裏から神様が現れると思っていたし、
 壷も異次元空間につながっていると信じていて
 ことあるごとに
 お願い事を紙に書いては壷に入れていた。

 しばらくして手を入れてみると
 手紙がなかったりあったりしていたので
 「かなえてくれるものだけ、
  手紙もってくのかー」
と思っていた。
 また、洋服箪笥は4段だけ異次元に通じていて
 それぞれ「春、夏、秋、冬」が
 入っていることになっており
 (確か絵本であったのです)
 ある一定時刻になると
 春の引き出しには桜の木が、
 夏の引き出しにはちっさい人が
 田植えをしている風景がそれぞれ見えるはず・・・・。
 今日こそ! 今度こそ! と
 いろんな時間のタイミングを見計らっては
 箪笥を開いていた。
 (匿名希望)

「男は幼児のころからオトコだな」という投稿が
 7/2に掲載されましたが,全く同感です。
 あれは,保育園児だったころ,
 旅行で大浴場しかないホテルに泊まったときのことです。

 早く風呂に入って眠りたいと駄々をこねていた私を,
 母は修学旅行の高校生の占有時間が終わるのを待って
 大浴場に連れて行きました。
 占有時間の直後だったからでしょうか,
 数人の女子高校生が風呂から上がったばかりで裸でした。
 そのころは,全くエッチな知識はなかったし,
 エッチなことは全く考えていなかったのですが,
 女子高校生の裸を見た途端,
 ちんちんがカチンカチンになりました。

 家の風呂で母親の裸を見ても勃起しないのに,
 女子高生の裸には
 エッチな想像とは無関係に勃起したのです。
 そのときは,何で急に勃起したのか全く分からず,
 おしっこしたくなったんだと思って
 すぐに風呂から上がりましたが,
 あんまり,おしっこは出ませんでした。
 中学生になってから勃起した理由がわかり,
 一緒にいた母親に
 なんと思われたかと気になりましたが,
 いまだに怖くて聞けません。

 (匿名希望)
 
   
(ミニコメント)

「子どもが生まれたら、録音で記録する」
っていうのは、けっこうオススメかもしれない。
3年おきとか、聞き続けてみると、
声の質がどのように変わっていったのかも、
とてもよくわかるだろうし!

「今日のおやつのパンはジャムパンです。
 食べないので理由をたずねると、
 『ジャムがいっぱいだから、おなかの中で
  あばれたらいけないから』とのことです」

今回、この幼稚園の先生の
やさしい言葉にも、しびれましたー!

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どんどん、おおくりくださいませー!!!
       

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2003-07-28-MON
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