(7月31日)
●幼稚園ぐらいの頃だと思うのですが、
我が家で当時欠かさず見ていた時代劇のドラマがあり、
そのエンディングに流れる曲はバイオリンの
少しもの悲しい綺麗なメロディーの曲だったのですが
私はいつも必ずその曲がテレビから流れると
机に駆け上がり、「空気バイオリン」をやって、
あたかも自分がバイオリンを
弾いているつもりでいたのです。
それも毎回毎回。
私の「ガキ」話はそのほかにも
数え切れないくらいあるのですが
一番のバカがこの「空気バイオリン」の話です。
(匿名希望)
●私の夫のおじいさんは
幼稚園の頃亡くなられたそうですが
夫は、そのお通夜で読経にあわせて
「北国の春」を大声で歌い、
葬儀の流れを止めたそうです。
(m−クロウ)
●子供の頃からずっと、打ち上げ花火は
平面の形(手のひらを広げたような)に
上がると思っていました。
大人になって球形だと知った時の
衝撃は忘れられません。
(numako)
●つい先日のこと。
バーベキューへ行った帰り道、
小5の息子は遊び疲れて寝てしまいました。
高速道路のサービスエリアに寄ったとき
彼は眼をさましたが
車から降りずに待っているとのこと。
トイレを済ませ、彼の好きなアイスココアを
買って戻ると、また寝てました。
「買ってきたよー」と起こすと
「何すんだ!」と
ものすごい剣幕で怒り私をパンチ。
また寝てしまいました。
なんだ折角買ってきてあげたのにっ!
もったいないので飲んでしまいました。
家に着いて、すっかり目の覚めた彼は
カップを発見し、
「何飲んだのっ?」「なんでくれなかったのっ!」
「ずるい!」「けちんぼ!」などの暴言。
さっきの出来事を話すと
ものすごーく悔しそうに
「そんなの知らない!」ですって。
あのとき私をぶったのは何だったのか・・・
子どもって。
(元こども)
●少女の頃はスポコンマンガがはやってて、
バレーボールの特訓とかいって、
ボール小脇にかかえて、みんなで近所を、
「ファイト!ファイト!」って並んでランニング。
ついでに、回転レシーブ練習。
「いくぞ、バシッ!!」
「ああ、コーチ、足が・・・」なーんて。
でもそのボールがさ、
すいか柄のビーチボールだったのよね。
ちょっとこっぱずかしかったな。
(お)
●小学生の頃こんな歌を作詞作曲シマシタ。
♪愛されたくて愛されたくて
じっと窓辺にもたれていたら
誰かがぱっと目隠しをした
私はとってもびっくりしたのに
あなたあなた来てくれないからよ
あなたあなた私の心を狂わせないでぇ〜
実は今でもときどき口ずさんでしまいます。
(ねこ)
●BGMをつけるのに、凝ってた時期がありました。
夏休み、大好きなおばちゃんの家に遊びに行った帰り。
おばちゃんが見送りに
駅のホームまで上がってきてくれるあたりから、
頭の中にショパン『幻想即興曲』の
前奏がフェイド・イン。
お別れの瞬間まで、
静かにボリュームが上がっていきます。
走り出す電車の窓から、
泣きながらおばちゃんに手を振るところで、
いちばん盛りあがるフレーズが最大ボリュームに。
遠ざかるホームを見ながら、曲はフェイド・アウト。
音響か、お前は・・・。
でも、マジでした。
(bun)
●小学4年の頃でした。
鼻歌、って自分しか聞こえないと思って、
どんな場所でもよく歌っていました。
その当時、合唱コンクールに出るため、
放課後に音楽室で練習していたのですが、
それ以外の場所でも練習していました。
下校後に通っていた珠算教室でも、
練習していましたよ。
みんなが真剣にそろばんをはじく中、
鼻歌で、一生懸命に。
隣の席の男子に
「お前、鼻歌うるせ〜よぉ!」と文句を言われ、
初めて他の人にも聞こえているのだ・・・
ということを知りました。
言われるかなり前から鼻歌、歌ってたんですけど・・・
やっぱみんなに聞こえていたのかなぁ?
(とぱーず)
●小学3年の時まで、
「お父さんとお母さんでは、お父さんの方が必ず年上」
と思っていました。
何を根拠にそう思っていたのかはわかりませんが、
3年生の時に、お母さんに家族に関する書類を
書いてもらって、年齢の所を見たら、
お母さんの方が1歳年上でした。
「あぁ、やっぱり私は
橋の下で拾われてきた子なんだ。
(小さい時に言うことを聞かないと
「橋の下に返しに行くよ」と言われて育った)
本当のお父さんとお母さんじゃないんだ」
とショックでした。
学校で友達に聞いても、
みんな「同い年」か「お父さんが年上」でした。
まだ独身ですが、年下の彼氏・ダンナというのには
いまだに抵抗があります。
(とぱーず)
●私の甥っ子の話ですが、2歳ぐらいのとき、
大好きなイチゴを食べていたところ、
うちの母に
「いいなーばあちゃんも1個食べたいなー」
と言われ、とっさに「辛いよ」と言ったそうです。
辛そうな顔も作って…。
(kumi)
●そういえば、最近は見かけなくなったけど
TVの「しばらくお待ち下さい」画面。
しばらく画面が変わらないと
そのうち、TVが爆発すると思っていました。
爆発するわけないじゃん と
子供心に思いつつも、でもやっぱり怖くて
そーっと、違う部屋に逃げてました。
画面も動かず無音のTVが、怖かったのだろうか?
(ことのは)
●わたしの妹は小学校低学年の時、
どういう訳か「正露丸」が好きでした。
しかも「におい」、「味」共々好きだったのです。
集団登校の前列にいた彼女からは
においを嗅いでいたいから、と
鼻に詰めた正露丸の香りが漂い、学校から帰ってくると、
お湯の中につぶした正露丸と砂糖をいれて
シェイクして飲んでいました。
こんな彼女は今、薬剤師です。
(さと)
●銀行の頭取をしていた骨董好きの祖父の家で
夏休みを過ごしていた時、おばの
「きゃー!」という叫び声で
みんなで仏壇の部屋へ飛んでいくと
弟が千手観音のような手がいっぱいある仏像を
「こいつ つよいんだよ!」
と必死になって倒そうとしていたそうです。
どうも国宝の仏像は 弟にとって
仮面ライダーの起き上がりこぼしと
同類だと思っていたようです。
その夏以来私達が帰省した折には
多くの骨董品に白いカバーがかけられていました。
もう今は大人なのに・・・。
(P)
●子供の頃、扇風機に一晩中当たっていると
死んでしまう、と思っていました。
つけっぱなしで寝たがる子供を、親が脅したのでしょう。
大阪で育った主人も、
千葉で育った私も信じていたので、
全国的な話ではないかと思うのです。
さらに、同じくこれを信じていた友人は
「つらい事があった時、こうすれば
ラクに死ねるんだ、と思ってた」と語りました。
(Andi)
●チャルメラが恐かった人のメールを読んで
思い出しました。
私はサーカスとチンドン屋さんと
紙芝居のおじさんが恐かった!
私が母の言うことを聞かないと、
「サーカスにつれていってもらうよ!」
と怒られるのです。
この「サーカス」の部分が、
ある時はチンドン屋さんになったり、
紙芝居のおじさんになったりしていたのでした。
まあ、なんと言っても
サーカスよりもチンドン屋さんよりも
紙芝居のおじさんよりも
怒った母の顔の方が恐かったよね。
と思いますが。
(のりこ)
●同僚の話です。
自分の机の引き出しは
タイムマシンの入り口だと信じ
戻れないかも…
と覚悟までして引き出しの上に乗り
見事に机を破壊して
母を激怒させてしまったそうです。
(ガラック)
●私は、小学校低学年の頃、
教科書に出てくる問題の命令口調に怒り、
一つずつ書き直していました。
例えば、「〜せよ」は
「〜してください」「〜しましょう」というふうに。
どこの誰だかわからない人に命令されているようで、
妙に抵抗したかったのでした。
書き直すと、納得して
「まぁ、しゃあないなあ、やってやるか」
て感じで問題に向かっていました。
今から考えるとなんてくだらないと思いますが、
その頃は真剣でした。
(りま)
●小さい頃、好き嫌いが激しかった私は
保育園の給食で出された
「ひじき御飯」のひじきがゴミだと思いこんで、
先生に
「今日の御飯にゴミが入ってます!」
と報告していました。
先生にそれはゴミではなくて、
食べ物なんだよと教えられた後でも
これはゴミだと言い張って絶対に食べませんでした。
ちなみに今でもひじきは食べられません。
(bebe)
●小学校低学年の時、
しょうもない理由から1学年上の
いとこのお兄ちゃんに恋をしました。
当時、光GENJIのかあくんの大ファンだったので、
いとこの名前が『かずみ』という名前というだけで
好きになっちゃいました。
でも、今考えると、
あれが初恋だったんだなぁきっとって思いますよ〜。
(匿名)
●口の中で、唾液がどのくらい溜められるのか
チャレンジするというのが前にありましたが、
私はなぜか、下唇を下にめくって、
そのまま宿題したりして、どれだけ下唇を
乾かしていられるかというのをやってました。
でもやっぱりご飯を食べるときは乾かせないので、
仕方なく記録をそこで断念していました。
(ちはる)
●小さい頃、日本酒のおちょこに憧れていました。
だから1,5lのビンのジュースを、
そのビンの小さな小さなフタで、
さもおちょこで飲んでるかのように
飲むことが大好きでした。
そんな小さなフタにジュースをいれるのは
なかなか至難の技でした。
(り)
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(ミニコメント)
「自分の歌の作詞作曲」
「自分の行動にBGMをつける」
これは誰でも、やったことがあるんじゃないかなぁ。
鼻歌を、自分以外に聞こえているとしらずに
歌っていたって話は、かわいいです!
「扇風機に一晩中当たっていると死んでしまう」
「サーカスにつれていってもらうよ!」
などの、民間伝承と言いたいほど
広まっている決めぜりふも、気になりますわ。
最後の「おちょこで飲んでるように」すごいイイ!
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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