(8月2日)
●私(当時4歳)と父の会話を録音した
カセットテープが残っていたりするのですが、
「七夕のお願いごと何書いた?」
と父にたずねられた私は
「りし。りしの…つくりかた」
と答えていました…。
りしって、利子? …わけわからんです。
相づちをうつ父の声も当惑気味でした。
そんなこと書くわけがないと思うのですが、
本当に書いたことを言うのが相当恥ずかしくて
必死に思いつきで言ってたのでしょうか。
でも「利子の作り方」の方がよっぽどおかしい。
(ゆる)
●幼稚園の年少さんが七夕のお願いに
「おさかながたべたい」と書いていた、
という話が、デリバリー版に載っていましたが、
うちの子どもは、
「しょうゆのおもちがたべられますように」
と・・・年長にもなって。
幼稚園の同級生のお母さんからはしばらく
「しょうゆのお餅たべさせてあげた?」
と聞かれました。
(mairyo)
●ガキの頃は、バカだったなぁ。
単純だったのでしょうか、
ホームページを拝見していて思い出したので、
2つメールいたします。
保育園の頃、砂場遊びが好きでした。
山とかトンネルを掘るのではなく
ただ砂を「ふるい」をかけることに
命を燃やしていました。
砂の中に混じっているキラキラした(鉄?)をみて
砂の中から「ダイアモンド」が出ると
信じていたのです。
迎えにくる母親、先生に
「ダイアモンドでたらあげるね」
としきりに言っていました。
(aco)
●小学生の頃の話です。
仲のよかったMちゃんと
遊んでいた時、お腹がすいたので
二人で小さな商店へ。
Mちゃんが
「お母さんが毎月お店にお金を払ってるから」
と言って、お店の人の目を盗んで
一緒にアイスを取って食べてました。
彼女があまりにも大胆に取っていたので
特別疑問にも感じませんでしたが、
今考えるとあれは完全に万引きでした…。
私の人生の中で唯一の犯罪行為です。
(りえぴー)
●デリ版の、七夕の願いごと、
「おさかながたべたい」の話で
思い出したエピソードがあるのでメールします。
保育園児の頃の私は
「大きくなったら何になりたい?」の質問に
「さかなやさん!」と答えていたようなのですが、
モノゴゴロついた頃には魚が大嫌いでした。
今でも刺身が苦手。
一体何がよくて魚屋だったのか、
20年前の自分に聞いてみたい。
自分で覚えている範囲のガキの頃だけでも
理解不能なことが多いのに
自分で覚えていない範囲って
もっとわかりません…。
(匿名希望)
●お風呂に一人で入り始めたころ、
シャンプー・リンスの使い分けが面倒で
両方混ぜていっぺんに済ましていました。
洗髪でリンスを使用する本当の意味が
わかったのは、それから
わりと後になってからですが、
あんなに雑にあつかっていたのに
きちんと手入れをする今よりも健康的な
髪だったのは若さゆえだからなのでしょうか?
(ミイ)
●数々のガキ話があれど
「ドライアイスを水の中に入れて煙を出す」
って話、出てきませんね…。
私、今21歳なんですけど
いまだにやってしまいます。
もうそんなことやらないって
友達に言われたときの
カルチャーショックといったらなかったなあ。
そういえば、3つ下の妹も7つ下の妹もやらない。
もしかしてそんなことやらないのかなあ?
でもせっかくドライアイスがあるんだったら、
やらないともったいない気がして
いつもやってしまいます。そしてその後、
ドライアイスが溶けた
ぴりぴりする味になった水を、いつも
「きっとこの水衛生上は
あんまりキレイじゃないんだろうなあ」
と思いながら少し飲んでしまいます。
(匿名希望)
●子どものころって
物の名前を間違えて覚えたりしてませんでしたか?
幼稚園のころの話ですが、自分は
テレビをテビリ
エレベーターをエベレッタ
プリンをプジン
と言っていたそうです。
微妙な違いですが発音してみると笑えます。
ちなみにプリンは今でも好物。
(なみ)
●私のウチでは、小学生中学年の頃まで、
夜8時になると
「子供は寝る時間だ」と言われていました。
私の父は、冷静に考えると、
かなり“とっぽい”人で、
私が高校生になってからも、
友人やBFから電話が来て、長話になると、
電話にきこえるように
「8時だからもう寝なさい」とか、
「ご飯だよ、早く食べなさい」と、
大きな声で言っていました。
たとえ、それが10時過ぎだとしても、です。
私が高校3年生の大学受験の頃のこと。
10時過ぎの長電話の際に、いつものように
「8時だからもう寝なさい」
と大きな声で言った父に、
「勉強しないで、寝ちゃてもいいの?」
とマジメにつっこんだら、
10秒くらい考えてから、
ちっちゃな声で「ダメだ」といいました。
今でも、忘れられません。
(ぽん)
●先日、アルプスの少女ハイジの話が
出ていましたね。
私が魅かれてやまなかったのは
ハイジの「飲み」のスタイル。
ハイジは木の入れ物でヤギの乳を飲む。
そこで私は、牛乳を飲むときは必ず
汁もの用のおわん(木の食器)を使いました。
ちゃんと両手で支えて飲み干すのがコツでした。
おいしかった。
ハイジは水場の流水に直接口をよせて水を飲む。
そこで私は、決してコップを使うことなく、
水道の蛇口から直接水を飲みました。
流水の側面から顔を近づけるのがコツでした。
おいしかった。
(Michael)
●我が家に2歳半になるチビがおります。
口達者で、年齢の割にはよく喋るのですが、
中には、とんでもない間違いも。先日、
「お母さん、ピクって、どこ?」と何度も聞くので
「・・・はて、piku、ピク? なんだろ?」
と不思議に思っていたところ、暫くして判明。
「みんなでピクニックよ〜」というセリフと
共に楽しそうに皆で遊んでいる場面を
ビデオで見た彼女は、
「みんなでピクに行くよ」だと思ったらしく、
「ぴくって場所は楽しそう。行ってみたい」と
思ったらしかったのでした。
お母さんも行ってみたいよ、ぴく。
(ささ)
●小学校低学年の頃だったと思います。
テレビで「わんこそば」の紹介をしていました。
たすき掛けをしたお姉さんが、
わんこそばを食べている人の背後から、
すごい勢いで
次々とおそばをおわんの中に入れていました。
その時の解説で、ごちそうさまの合図は
おかわりをおわんの中に入れられる前に
おわんをテーブルに伏せること、
と言っていたのを聞いて、
「あの勢いでおそばを入れられたら、
私にはおわんを伏せることはできないだろう。
そうすると、
永遠に食べ続けなければならない。
恐ろしい食べ物だ」
と子供心に不安になったものでした。
(Go)
●がき話、とても楽しく読んでいます。
楽しく「ぷぷぷ」と笑う他にも
いい効用がありました。
ちょっとクラい話になるけれども、
私は、ずっといじめられっこでした。
そのことから立ち直り、
自尊心を取り戻した後も、
「私がいじめられたのは変なことを
考えたりしたりする
人間だったからではないのかしら」
という漠然とした不安がありました。
でも、でも!
「がき話」を読むと、
「なんだ、こんなにたくさん変なことを
考えたりしたりする子どもは
たくさんいたんじゃん」と、
今までかかえてた不安が一気に飛び散りました。
読むたびに「ぷくくっ」と笑いながら、
自分に対していだいていた不安が
すっかりなくなっていたことに気づきました。
きっと、今もどこかで、思いもよらない
いい効果が本来の目的いがいのところで
起きているかもしれないと思うと、
毎日が楽しい私でした。
(かよ)
●小学校3年生か4年生の頃の事です。
近所の同級生のいとこの家に子猫が生まれ、
一度見に行ってとっても羨ましく思っていました。
普段一緒に遊んでいた訳ではなかったのですが
突然誘われ不思議に思っていると、
子猫が死んでしまったので
お葬式をすると言うんです。
小さなお菓子の缶をひつぎに式は始まりました。
そして私は大泣きしてしまったんです。
その頃は、勉強ができて生意気で
とてもしっかりしていると思われていたし
人前で泣いたことはもちろん無かった。
泣き出した私にその子達はびっくりし、
すぐに「ただの葬式ごっこだよ」と言いました。
そのあとの事はあまり覚えていません。
(あ)
●私が幼稚園の頃、
ガンで自宅療養していた祖父が亡くなりました。
様子がおかしいと気づいた母が親戚中に連絡をし、
大勢でベッドを囲んで
祖父の名を必死に呼びました。
しかし祖父はそのまま息を引き取り、
みんな悲しみに暮れている中、幼い私は
「おじいちゃん、死んで良かったね!」
と笑顔で言っていたそうです。
何故そんなことを言っていたのか
自分では全くわかりません。
母は、おそらく長い闘病生活が終わって
良かったということなのでは?
と言ってくれますが、当時5歳の私に
そこまでの思考能力があったかどうか不安です。
(リリィ)
●桃って、表面にうぶ毛が生えてますよね。
まだ3歳頃、
私がそのうぶ毛の存在に気づいたとき、
何故だか自分の腕にも同じように
毛が生えていることに同時に気づき、
「桃に触ったら、毛が生えちゃった!」
と心底恐ろしくなりました。
しかも、その桃は仏壇にお供えしていたもので、
ちゃんと祖母に許可をもらってから
手にとったのに、まだ仏様が
食べ終わってないから、
毛が生えちゃったのかなぁ?
と、幼いながらも既に美意識の発達していた私は、
毛むくじゃらの自分を想像して、大泣きしました。
だって、触っただけで体毛が生えてきたん
だから、食べていたら・・・。
今、桃は大好物でございます。
だから(?)、毛深いです・・・。
(きき
●小学生の頃、算数で角度の勉強の時、
「〜度」の度の意味を
父親の飲む焼酎の度数だと思っていた。
(ムーポン)
●私の妹は、一時期“ぼうふら”を飼うことに
熱中していました。
透明なフタのゼリーのカップに水を入れて、
飼っていました。
机の上に置いて、
微妙な動きで浮き沈みする姿を
楽しんでいました。
ある日、“ぼうふら”が
“蚊”へ脱皮を始めました。
「へ〜、おもしろ〜い」
そして、誘惑に勝てなくなり、
部屋の中でフタを開けてしまいました。
「はぁぁぁ…!」宙に舞う蚊を目で追いながら、
ショックを受ける彼女の顔と
怒る母の顔が忘れられません。
(なんどま)
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(ミニコメント)
「大きくなったら、何になりたい?」
この質問は、子どもなら一度は通るはず。
しかし、そのときに、ちょうど、
わけのわからないものに興味があったりすると、
ガキばなしの傑作が生まれるんだろうなぁ。
砂場でダイアモンドを探していた、
ひとりゴールドラッシュ、味があるなぁ。
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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