(8月5日)
●私もバレンタインの話を思い出しました。
小学5年の時、初恋の先輩にチョコをあげようと
思いましたが、本命だということが
バレてはいけないと思い、
クラスの男子にあげたのと
同じチロルチョコをあげました。
一ヵ月後のホワイトデー。
なんと先輩に呼び出されて箱入りのクッキー
(小学生にとってはものすごくリッチなイメージ)
を渡されたのです。
チロルチョコをあげたのに
こんな高価なお返しをもらってはいけない!
という思いと、
恥ずかしさと嬉しさが入り混じり、
そのクッキーを突っ返して逃げて帰りました。
今思うと、そのまま受け取ってうまくいったら
付き合うチャンスもあったのかなあ・・・
と思います。バカだなあ(笑)
(ゆすら)
●幼稚園の頃、下の弟が生まれました。
あまりにも可愛くて(今、写真を見ても可愛い)
家族同然だった隣の家のおばさんにも
見せませんでした。理由は
「可愛いから、って
持って帰られると困るから」
上の弟と並んで壁をつくっている光景は、
さながら、サッカーのPK戦のようでした。
(ももこぶた)
●サンタさんの話で思い出しました。
あれは確か小学校2〜3年生の頃。
イブの夜中、私は何故か
目をさましてしまったのです!
夜中に起きてしまい、目が冴えると
両親の布団へ潜り込んでいた、甘ったれな私。
とりあえず、階段を下りました。
(子供は2階、両親は1階)
と、そこには、プレゼントを持った母が。。。
「・・・?」
(寝ぼけている私。何か変だ、と思っている)
「・・・!あのね、サンタさんが今来てね、
忙しいから、これ、
○○ちゃんのところにおいてねって」
「そう・・・」
「さあ、あけるのは明日にして、もう寝なさい」
「はーい・・・」
ああ、なぜ素直に信じたもんだか・・・。
なんというか、信じたというより、
信じたいっていう気持ちですよね、
こういうのって。
こんな、とっさに嘘を思いついた母もすごいな、
と今になっては思うのでした。
なかなか甘酸っぱい思い出です。
(はさみ)
●サンタクロースの存在を
微妙に疑い始めた年齢の頃、
イブの夕方に思いきって父に尋ねたところ
「それなら今夜サンタさんが訪ねて来たら、
帰り際にこっそり起こしてやるから
トナカイのソリが飛び去るのを観ててごらん。
サンタさんには内緒だけどな」
と言われたので、
ドキドキしながら早めに眠りました。
翌朝目を覚ましてみると
すでに朝、枕元にはプレゼントが。
なぜ起こさなかったのかと責める私に父は、
「あんなに一生懸命声をかけたのに、
全然起きないんだもの。
う〜ん、むにゃむにゃって言ってたぞ(笑)」
自分の不覚を嘆きました。
今でも夜更かししてしまった日には
ふと思い出すエピソードです。
(AYU)
●先日のデリバリー版で、
茶の間で寝入ったところを、そっと
両親に運んで貰うエピソードが
載っていましたが、私は子供の頃から
非常に寝起きが悪く、無理に起こそうものなら、
暴れる・唸る・吼える、という荒業で抵抗し、
眠りを妨げるものは一切許しませんでした。
しかも、自分に都合の悪い事=暴れた記憶は
すっぽり抜け落ちる特技も持っていたので、
家族からはたいそう嫌がられました。
朝目覚めた時、じゅうたんの上だったり、
こたつの中のままだったりした時は、
なにやら「継子」になった気分がして
悲しかったものです。
(Fumiko)
●私が小学校低学年の頃、
近所の公園でブランコに乗りながら
夕日を見るのが凄く好きでした。
30秒ほど夕日を凝視してますと
太陽の残像が見えるようになりますね。
なんか、オレンジ色のやつです。
そこで、夕日から目を離して、
近くの樹木とかを見ると、
その樹木がちょこっとオレンジ色になるんです。
夕日の残像と重ね合わせられるからなんですが、
これを私は
「目からビーム光線が出ているんだ!」
と思い込み、めくらめっぽうに
ビームを発射していました。
そのうち、
「これは自分にだけ与えられた能力なんだ」
と思い込むようになり、
近所の友達にビームの発射方法を教えてたところ、
その友達も「あ、オレンジのビーム見える!」と
言い出し、がっかりしました。
けど、その後2人して、
ビームを打ちまくりました。
更には、一瞬ウィンクすると、
更に強いビームが出るということになり、
公園の前を通るサラリーマンに
ウィンクしまくってました。
馬鹿でした・・・
(ひみちゅ)
●修学旅行→環境が変わる→初潮が始まるという
保健の先生の説明を受けた、
という話がありましたが、
小学校6年生の修学旅行で日光に行ったとき、
オクテの私は「初潮」とか「生理」が
何のことなのかまったく知りませんでした。
ところが修学旅行2日目の夜、
私たちの部屋から血まみれの布団が発見され、
ちょっとした騒ぎになりました。
それはつまり、初潮が来て
布団を汚してしまった子が、
人に言えずにこっそり隠しておいてそうなった、
ということだったのですが、
初潮→体から血が出る、
という知識のなかった私は
「これは殺人事件が起こったに違いない」
と思って真っ青になりました。
しかし、ほかの子たちは妙に落ち着いていたので、
「犯人はこの中にいるんだ。
パニックを起こすと犯人に目を付けられる」
と思って黙っていました。
先生は女の子たちを集めて、
「怒らないから、
後でこっそり先生に名乗り出なさい」
という言い方をしていましたが、
殺人犯に対して言うには、妙に優しい言い方で、
腑に落ちなかったのをおぼえています。
(サザンカ)
●私が小学校3年生の時。母に頼まれて
近所の薬局にお使いに行った時の話です。
薬局に着いてカウンターに進み出て
「お薬を買いに来た」旨を伝えたところ、
薬局のお姉さんに
「なんという名前?」と聞かれました。
初めてのお使いではないものの、
1人だったし大そう緊張していたんでしょうね。
私の口から出たのは
「○○×子です!」と自分の名前。
お姉さんは当時TVで全盛期だった
「花の子ルンルン」のお箸を
プレゼントしてくれました。
今でも、似たような
おバカな勘違いをしてしまう30代です。
(匿名希望)
●おちんちんを買ってもらおうとした話が
ありましたが、
私も大人になるまで言われ続けました。
半年下の従兄弟がうらやましくて。
幼稚園に上がる前です。
中央線沿線に住んでいたので、
「小田急で買って」と言ったそうです。
妹は父とお風呂に入る時、
ごく自然に手を繋ぐようにして
父の局部をつかんでいたことがありました。
娘が生まれた時、似たような逸話を
期待したのですが、7歳にいたる現在、
何もなくてちょっと残念です。
(ゆ)
●私が幼稚園生の頃は「ウルトラQ」という、
こわーい怪獣シリーズがはじまったばかりで
おとなたちはそれに夢中でした。
私のママも大好きで毎週のように見ていましたが、
私はすべてが本物だと思っていたので
皆が見てる間怖くていつも泣いていました。
「ばかね、これは全部つくりものなの!
ほんものじゃないんだってば」
おとなたちはそういって私をなだめるのですが、
私は
「この町には今来ていないだけで
絶対どこかにいるんだ!」
と信じていて、マジでびびっていたのです。
そんな私にパパは特撮のことを
ていねいに説明してくれましたが、
特撮の話こそ私を怖がらせないための
作り話だと思っていました。
ウルトラQの次のシリーズ、
「ウルトラマン」になっても状況は同じ。
「ウルトラマンがいるから、もう大丈夫よ」と
ママに言われても
「もしウルトラマンが来てくれなかったら、
みんな怪獣にやられちゃう!」と思うと
ウルトラQと同じくらい怖かったからです。
でもなぜ作り物ってことが
信じられなかったかってゆーと、
「いい子にしてないとここにも来るわよ」って
いわれてたからだと思う・・・
(ち)
●シーチキンの話をみて思いだいました。
小1くらいの時、お父さんがお酒を片手に
『レーズンバター』を
おいしそうに食べているのを見た私は、
親のいない隙に冷蔵庫をあさりましたが
普通のバターしかなかったので、
バターを四角く切って食べました。
思いのほかおいしく感じ、
半分以上食べてしまったので親にみつかり、
「死にたいの?」と怒られました。
どういう味覚をしていたんでしょうか。
(pumipumi)
●幼稚園に入る前だったと思いますが、
マッチを擦る→火が出るという現象が
楽しく不思議な事を発見した私。
親は「絶対に火遊びしちゃ駄目!」と、
子供の手の届かない場所に
隠してたつもりだったんでしょうけど、
ピアノの椅子の上に風呂場の椅子を乗せて、
その上に立つとマッチに届く事を発見。
密かに、友達と当時住んでた団地の集会所の裏で
シュッ→ボワッと火が着く様を楽しんでたんです。
丁度、自治会の役員のおばさんか誰かに見つかり、
叱られ親へ引き渡され、
父親に叱られた時、私の言い訳が
「違う!火遊びはしていない!
アレはダイアモンドが光ってたの」
だったらしいです・・・。
親元を離れてすぐ、会社の社宅が火事になり
大切な家財道具や
思い出の品々を失った経験のあった父は、
我娘のついた嘘と、ダイアモンドが何たるかを
知らぬくせして言い放った言葉に激怒。
私も負けじと、
絵本「マッチ売りの少女」をびりびりに破いて
「この子だって悪い子だ!」と。
父に投げたらしいです・・・。
すっかり忘れてたんですけど、
連休中に蚊取り線香に火を付けてた私を見て、父が
「あの頃は、お父さんも若かったなぁ。
お前も頑固なガキやった」
と大笑いしながら話してくれ、思い出しました。
(ご)
●私には、7つ下の弟がいます。
間に兄弟がいないこともあって、子どもの頃から
とっても可愛がっていた(もちろん今も)のですが、
その弟が高校生の頃に、ひとこと。
弟「姉ちゃんさぁ〜、覚えとお?」
(博多弁で、覚えてる?の意)
私「え?なにが?」
弟「昔さぁ、軟骨の唐揚げってあったやん?
二人とも好きで、よく食べよったよね。
でも、姉ちゃん、ある日
『これはね、中にハエが
入っとぉけん(入っているから)、
子どもは食べたらいかんよ』
って言ったんよ…。」
私(げげっ。なんだそりゃ?全く覚えていない…。)
弟「それ聞いて、俺、あんなに美味しいけど、
中身はハエなのか…気持ちわりぃ…
と思って、食べられんくなった。
でも、今考えると、
あれって姉ちゃんが唐揚げを
独り占めするためについた嘘やったんよね…」
本当に、私はそんな嘘をついたことすら
覚えていないのですが、
弟の言うことはおそらく真実なのでしょう。
恐るべし、私の食い意地。そして、
何年経ってもそんなことを覚えている弟の、
食い物の恨みも、恐るべし。
私は今でも美味しいものが大好き。
でもさすがに、人を騙してまで
横取りするなんてしないほどには成長しました。
(イ)
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(ミニコメント)
サンタの話は、じつはそれぞれの中に、
あまずっぱい思い出があるんだなぁ、と、
サンタ関連のメールがとどくたびに、思います。
そして、初恋のチロルチョコの話・・・。
恥ずかしさのあまり、突き返し、
逃げるようにしてその場を去ってしまう。
そしてその後卒業すると、先輩とは二度と会わない。
そういうことって、
ほんとにたくさん、あることでしょう。
「なごみとホロリ」宛てにも、以前、
「最初につきあった人とは、おたがい、
何をしたらいいかわからなくなって
焦って別れちゃいました」
みたいなメールが、届いたものなぁ。
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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