(8月6日)
●小学生の頃、
猛烈に「風の谷のナウシカ」に憧れていました。
メーヴェを操り、蟲と通じ合うナウシカ。
その「メーヴェを乗りこなすナウシカ」のおかげで
わたしは自転車に「乗る」ではなくて
「乗りこなす」と多用していたことです。
「3時に○○ちゃんちに集合」
と約束をしようものなら、
「じゃ私、自転車乗りこなしてくるね!」
という具合に、普通に使ってました。
そして自転車をこいでいる自分は、
ナウシカでした・・・。
(ゆに)
●小学校1年〜3年まで、志村けんは
私に惚れていると思い込んでいました。
テレビの中の志村けんと、
とにかくよく目が合うから・・・。
志村けんを見かけるたび、
何とも言えない甘酸っぱせつない気持ちに
なっていました。
自分の恋人のスポーツの試合(負けぎみ)を
見ている感情に似ていたかもしれません。
しかしその後、マンガの中のヒーローに恋をし、
志村ケンを見ても
そんな気持ちになる事はなくなりました。
(りぼん)
●既にガキではないですが、高校生の頃、
同じクラスの男の子に片思いをしました。
それはそれは大好きでした。
想い余って、仲良し大グループ
全員(10人くらい)を巻き込み、
席替えのたびに、彼の近くの席になった子と
席を替わってもらっていました。
うちのクラスは、半月に2回という
結構なペースで席替えをしていたのですが、
おかげで丸1年間、
常に彼の前後左右どこかに私がいました。
怖かっただろうな…。
(ゆに)
●小学校一、二年のころ、
よく「探検」と称して
林の中の道に入って遊んでました。
遭難したときの対策として、
「ひじょうしょく」の飴を
大きめの巾着にいっぱい持って歩いてました。
大真面目でした。
あるとき見たこと無い道を見つけて入って、
「たいへんだ、そうなんしたそうなんした」
って大喜びしてました。
歩いていくうちに、
見知った国道に出てしまい
がっかりしたのをよく覚えています。
・・・遭難したかったんかい。
(でも子どもって「ひじょうじ」に
憧れるもんですよね。洪水とか憧れでした)
親に内緒で行ったのに、友達の一人が
授業参観の作文を書くにことかいてネタに
しやがったので、散々な目にあいました。
「ひじょうしょく」の飴は、そのうち
日光にさらされたせいもあってかしばらく
してみたら巾着袋の中で溶けて
大変なことになっていました。
中学生になって、その道が舗装されて
新しい中学の通学路になっていたことを
知ったときには、なんだか
なんともいえない気持ちになりました。
(匿名希望)
●サンタクロースのエピソードがあったのを
読んで思い出しました。
幼稚園のころのクリスマス。
起きたら部屋に自転車がおいてあり、
無理矢理ハンドルのところに
白いタイツがかぶせてありました。
クリスマスプレゼントはくつしたに入れるもの、
と思っていた両親が
自転車はくつしたに入らないので、
タイツをかぶせたんだと思います。
今でもその光景、まざまざと思い出せます。
でも他の年にくつしたに
プレゼントが入ってたように思わない。
あのタイツは、かぶせてみたかったから
かぶせたのかなー。
(noemi)
●私ら姉妹と近所の幼馴染のお友達と
アフリカ探検に行くという設定で大盛り上がり。
子供部屋の雨戸を閉めて夜にして
二段ベットの下段はジープ、上段はテント。
ぬいぐるみは危険な野生動物!!
ここはアフリカのサバンナって設定で
異様に盛り上がって
親に雨戸を閉めているのを見つかり
怒られるまで楽しみました。
暗いってだけで楽しかったな・・・
押入れなんて道の洞窟のごとく
懐中電気もって探検した小学校三年生の頃でした。
あの想像力は今ではもうないなぁ・・・
(匿名希望)
●皆さんのガキネタで思い出しました。
私は小さい頃、映画の同時上映を文字通り、
「同時」に「上映」をすると思ってました。
映画館が縦に仕切ってあって、
同時に上映されていて、
その仕切りは自分の好きな時に
行き来が出来るものだと思ってたんです。
「うるさくないのかなぁ」
と素朴な疑問はあったのですが・・・。
(まどか)
●「バスから手を振り返される」
という話で思い出したのですが、
高校2年生のスキー修学旅行の時のことです。
早朝に集合して、貸し切りバスに乗って
新幹線の駅まで行く途中のこと、
ちょうど消防署の前で信号に掛かり停車しました。
そこはガラス張りの当番席の様なものがあって
夜明け前の薄暗い中ひときは光を放っていました。
その時誰かがその人に向かって手を振りました。
そして次々とバス中の乙女達が
おーいおーいと手を振り始めました。
私のクラスは家政科で女子クラス、
恥ずかしいものなどありませんから
その様子はいやが応にも消防署員に伝わるはず。
しかし、その方はまじめで
気づかぬ振りをしていました。
が、とうとう耐えきれなくなったらしく、
小さく手を振り返されました。
その後のバスの状況は大盛り上がりです。
早朝ということもあり車も少なく
私たちのバスは異様な光景だったろうことは
容易に想像がつきます。
ちなみにその時の私たちの服装は、
スキーということで学校指定のジャージでした。
うら若き乙女とは言え、
恥ずかしさを知らないガキでした。
(てらい)
●小学生の頃、カナヅチだった私は、
プールの授業が死にたくなるくらい嫌でした。
ある時、塩がたくさん入っていて
人が浮く「死海」を知り、
学校のプールに、
塩をどっさり放り込むといいんでは…?
と、思い立ちました。
近所のスーパーで、塩の値段を見て、
「思ったより安い。いけるかもしれない」
と、決意はしたものの、
大量の塩を運ぶ方法がどうしてもわからず、
人に相談も出来ずに終わりました。
(あさ)
●小学校中〜高学年くらいの頃、
週末になると妹と子供部屋にこもって
「プレイガールごっこ」に執心しておりました。
当時やっていた「プレイガール」っていう
若干エッチなテレビドラマを姉妹で劇にするのです。
ミニスカをはいて相手を蹴飛ばしたり、
布団に入って濡れ場も演じるという...。
今でも時々妹とその恥ずかしい思い出話をすると
笑ってしまいますが、
当時、子供部屋を閉め切ってやる
「秘密な感じ」がとても快感でした。
(ミミ)
●私幼稚園に通っていた頃の記憶で、
おぞましいウンコネタが、あります。
園から家まで、あぜ道を遊びながら帰るので、
1時間くらいかかるのですが、
その日、半分くらいの道のりを過ぎた頃、
突然、ウンコがしたくなりました。
私はその頃、大きい方は、どんなことがあろうと、
自宅のトイレでしかしない主義だったので、
なんとか耐え抜こうと努力しました。
そして、ふと友人の言葉
(ポケットに石を入れるとがまんできる!)
を思い出し、ポケットに入るだけの
小石を詰め込んで帰る事に。
結果は、ご想像通りなのですが、
ズボンが重いやら、ズルズルさがってくるやら、
やっとたどり着いて、
小石を出している最中に・・・。
私は熊本ですが、このオマジナイは
全国的なのでしょうか?
(匿名希望)
●小さくて丸い、
色んな色付きのチョコレートが好物でした。
それをひと粒、台所の母親に
「はい、あげる」と渡して
母親が食べたのを見て、腰に手をやり、
「わーっはっは!今のそのチョコには
毒を仕掛けておいたのだ!
お前はもうすぐ死ぬ!」というのが
夕方5時〜6時台にかけての遊びでした。
ちなみに母は、夕食の支度をしながら
「あらーどうしましょうー」と
マンネリ化した声で、
一応いつも驚いてくれました。
(匿名希望)
●3歳3ヶ月違いの妹が
母のおなかにいたころ、父と母に、
「名前をなんてつけようか?」と聞かれ、
「○子(自分の名前)がいい」
と言いました。
だって他に名前なんて知らないものね。
しかも、理由は
「ご飯ですよ、って呼んだときいっぺんに
二人来て便利だから」といいました。
その他のときは一緒は不便だろ、っての。
(匿名希望)
●僕が小学生の頃、
「マラソン大会で1位になると引っ越す」という、
ジンクスみたいなものがありました。
3年連続でそれが起きたわけですから。
4年生のマラソン大会で
ぼくがゴール直前に抜いて2位だったY君は、
ぼくが引っ越したその次の年に1位になり、
やはり引っ越したようです…不思議です…
(匿名希望)
●幼稚園児のころ、母が私に
綺麗な千代紙を貼った小物入れをくれました。
それは3段の引き出しが付いているもので
早速私は宝物を入れました。
一番上は小銭(1円玉)二番目はシール、
三番目には大好物の「しらす」に
時々紛れ込んでいる
小さな海老とか、タコの子どもなどを
ティッシュに包んでしまっていました。
ごはんのたびに、しらすの中に
まぎれた赤いものをつまみとっては
引き出しにしまってました。
不思議なことにエビやタコやイカ?などは
腐りもせずミニ干物になり
私的には、思った以上に
いい「宝物」ができた、と思っていました。
干物集めは引き出しがいっぱいになるまで
続いたあと「完成」して終わりました。
その引き出しを小学校6年生の
引越しの日まで大事にしまっていました。
引越しで紛失しなければまだ持っていたかも。
(バロッコ)
●私の友人ヨシオは、
高校時代に居酒屋でバイトを始めて
すぐくらいの頃、お客さんから
馬刺しを注文され伝票に書いて
厨房に持って行った。
しばらくして、厨房から
「おい、ヨシオ〜!こりゃ何だ?」
その紙にはバッチリ「バサ塩」と。
(人間洗濯機)
●ヤクルトの底を齧って飲むやつは
私もやってました。
デリバリ版で読むまで忘れてたなぁ。
あとコップを吸って落ちなくするのも
やってました。
妹を乗せて四つん這いになって
お馬さんごっこしてたのですが、
母親が帰ってきて終了。
コップをとったら唇の周りがまっかに!!
「あんた何それ!」と言われても
何のことかわからず、
鏡を見てビックリ。
急いで病院に連れていかれました。
いちご病とか言われた気がします。
消えるまで数日休みました。
ちなみに、小3ぐらいの時、
仲のよかったT君が車の大分ナンバーを指差して、
「これ読める? だいぶ」
と聞いてきました。
「おおいた」やでとすぐさま突っ込んでしまい、
お互いしばらく沈黙しました。
まだフォローの仕方がわかってなかった。
(J)
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(ミニコメント)
「自転車乗りこなしてくる」をはじめ、
自分ではかっこいいと思って
やっちゃっていたがゆえに、
「その陶酔が恥ずかしい!」ということって、
ガキにはよくありますよねぇ・・・。
たとえば、この「ガキばなし」を
毎回途方もないメールの中から選んでいる
わたくし「ほぼ日」スタッフ木村俊介だって、
小さいころ、当時お気に入りだった
「ミニ四駆」というおもちゃを
ともだちと一緒に買った帰り道、
自転車をこぎながら、小声で
「ダッシュ2号〜〜♪
プクゥ!(光を浴びたような効果音)
バーニングサン!」
とか、ゴキゲンで
歌にナレーションまでつけていた声が、
たまたま、ともだちに聞こえちゃったようで、
えらい、はずかしかったんですよね。
小声で言ったんだけどなぁ。
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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