KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(8月11日)

今までずっと読むばっかりで、
 時々投稿したいと思うときもあったのですが、
 いつ投稿しよういつ投稿しようと思っているうちに
 ずいぶんたってしまいました。
 というわけで初投稿です。ちょっとドキドキ。
 子供の頃だけでなく、
 実はつい最近までバカだったんですが、
 エレベータの上がると下がるのボタンの使い方が
 ぜんぜん分かっていませんでした。
 エレベータホールにあるエレベータを呼ぶ
 「△」「▽」こんな形のボタンのことです。
 自分が8階にいて3階に下りたいとき、
 エレベーターが2階に止まっていたら、
 「エレベーターよ上がって来い!」って言う意味で
 「△」を押せばいいとずっと思ってたんです。
 あれはエレベーターの
 リモコンだと思っていたのかも。
 小学生くらいのときはデパートなんかで
 押し間違えても
 あんまり恥ずかしくなかったのですが、
 高校生くらいからは間違ったら恥ずかしいし、
 ほかの人が押してくれるまで
 ずっと待ってました。

 自分が上下どっちの階に行きたいかを
 押すんだと知ったのは、
 社会人になってからでした…。
 自社ビル内をエレベータで
 上下することが多かったので。
 1階には△ボタンしかないから
 もっと早く気づいてもよさそうなのに。
 (うさこ)

「4歳の次男坊が、
  ボタンをさわらないと寝られない」
 というお話がありましたが、
 うちの長男も小さい頃、タオルのタグの部分を
 ちゅたちゅた吸わないと寝られませんでした。
 しかも、やっぱり好みがあって、
 光沢のある柔らかめの布で、
 ほどほどの大きさとハリがあって、
 ちゃんと輪にして縫いつけてないとダメ。
 だから、タオル買うときはいつも
 タッグを吟味してました。
 そしていつの頃からか、我が家ではそれを
 「ねんねのタオル」→「ねんねんにゅ」
 と呼んでました。
 「あー、この子、このタオルじゃダメよぉ。
  ねんねんにゅのついた奴持ってきてっ!」

 みたいな。
 ちなみに、次男の「ねんねんにゅ」は
 私のほっぺです。
 今だに、両手で大事そうにはさんで寝ます。
 夏は地獄です。
 (おとみ)

姉が小学一年生の頃、
 同じクラスに「藤田くん」という男の子がいて、
 彼はとってもエッチだったのだそうで。
 その藤田くんの鼻の下には
 目立つホクロがあり、姉は
 「あのホクロが無くなれば、
  藤田のエッチは直るはず・・・」

 と固く信じていたそうです。
 今となっては姉(一児の母)自身にも
 謎の子ども脳。
 (futon)

子どもの頃、ヤクルトを液体のまま飲まず、
 冷凍庫で凍らせて、スプーンの柄のほうで
 ガジガジすくって食べていました。

 シャーベット状のヤクルトは、
 長持ちしておいしかったなあ。
 (おーるどりばー)

小学校の高学年になるにつれ、
 紐靴を履くようになりますよね。
 そんな中で流行ってたのは
 「スパーク!」といいながら、
 他人の靴紐を引っ張って
 ほどくというものでした。
 ちょっとでも油断してるとやられるので、
 常に緊張感をもってました。
 引っ張られにくい結び方をしたりもしました。
 同様にランドセルでもやってました。
 後ろからそろーっと近付いて
 金具をこっそり回します。
 「スパーク!」といいながらフタを開けます。
 高等テクニックとしましては、
 ランドセルをこっそり開けた後に、
 「靴紐スパーク!」をします。
 そうすると靴紐を直そうと
 腰をかがめようとして、
 ランドセルの中身がどばーっと落ちてきます。

 なので腰をかがめる前に手を後ろに回して、
 ちゃんと閉まってることを
 確認する必要がありました。
 他には他人の自転車のライトを乗る前に
 つけておくのも流行りました。
 これはライトスパークです。
 何か重いと思ったらこれです。
 (匿名希望)

娘が小さかった頃、
 お友達にこう聞いていました。
 「○○ちゃん、ガタは何?ザは何?」って。
 まあ、間違いじゃないんだけどね。
 血液型と星座を尋ねるとき・・・。
 (リラ)

FAXがぼちぼち登場し始めた頃。
 中一の私はその原理が
 どうしても理解できなくて、電柱を見るたび
 「あの電線の中を、紙が小さく丸まって
  相手のところまで行く…んだろうか??」

 と本気で思ってました。
 数ヶ月後、家にFAXが置かれるようになって
 やっと分かりました。
 そのFAXも今は誰も使う人はいません。
 (凪)

「ほぼ日デリバリー版」に載っていたガキ話、
 「胸ポケットからペンを出すのがかっこいい」は、
 私もそう思ってました!
 中学校の制服の胸ポケットが嬉しかったです。
 でも高校くらいにやめてしまいましたけどね。
 胸ポケットがブレザーから消えたからなんですけど。
 かっこいいと思うきっかけは忘れてしまいましたが、
 たぶん、自分の父か、テレビで見た
 スーツ着用のかっこいい人がやってたから?
 (匿名希望)

テレビで「名犬ラッシー」を見たあと。
 道で、誰かが同じ種類の犬を散歩させていました。
 「ラッシーだ!」と言った私に、5歳上の姉は
 「あれは、コリーっていう犬だよ」と言いました。
 あの頃の私は、名前に
 「種類」と「それぞれの名前」の区別が
 あるとは知らず、確信に満ちて主張しました。
 私「あれはラッシーだよ!」
 姉「コリーだってば!」
 私「ラッシー!」
 姉「コリー!」
 私「ラッシー!」
 姉「コリー!」
 私「ラッシー!」
 姉「コリー!」
 きりがないので、
 じゃんけんで決めようということになり、
 私が勝ち、あの犬は
 「ラッシー」という種類の犬ということに。

 あのとき、非常に確信があったので、
 「正義は勝つ」と思ったものです…
 (萬)

高校の頃、数学の先生が
 こんな例を出しました。
 「Aさんは120キロ先の
  B町まで行こうとしました。
  始めは時速50kmで走っていたのですが
  ある地点でこれでは
  間に合わないということに気づき、
  そこから先は時速80キロで走っていきました。
  出発してから2時間でB町についたところで
  速度オーバーで捕まったのですが
  Aさんは
  『120キロを2時間で来たのだから、
   時速60キロだ』と主張しました。
  ある意味、Aさんは正しい
 微分の説明だったか、積分の説明だったかは
 忘れてしまったのですが、
 例だけしっかり憶えています。
 本当にこれ言ったら、屁理屈だろうなぁ。
 (ふいづ)

まだ小さかったころは、
 よく高熱でうなされるガキンチョでした。
 で、ある日も高熱で寝込んでいたとき、
 突如ガバッと起き上がったボクは、
 「ヨビがくるっ!ヨビがくる〜っ!」
 と絶叫しながら、脱兎のごとく
 居間でテレビを見たりしている
 父親の肩に必死でよじ登っていたそうです。
 あくる朝熱が下がって、
 その一件を母親から聞かされてからというものの
 あとで目が覚めた本人は
 まったく覚えていないということと、
 追いかけてきた「ヨビ」の正体が
 全くわからないことが恐くて怖くて、
 健康なときでも眠るときには
 「ヨビ」の影に怯えてました。

 その後も何度か、高熱でうなされると
 「ヨビがくる〜っ!」があったとのことですが、
 新しい家に引っ越してからは、
 なぜか無くなったそうです。
 それはそれで怖いかも…。
 (はんぞう)

小学生の頃、
 ずっと「はろう警報」に憧れてました。
 HELLO!ってかわいい。いいなぁ。
 どうして山梨には言ってくれないの?

 ずるいよぉ。
 と、毎日耳をすませて
 真剣に天気予報聞いてました。
 いつか順番が回ってくると思ってたのです。
 Helloではなく波浪だと気づいたのは
 大人になってから。
 でもやっぱり悲しかった。
 そして今は長野在住・・・
 (りり)

カプセル職人さんの
 タオルケットのガキ話に思い出しました!
 夏、虫さされの季節。
 なぜか私は「足の裏」を蚊に刺される事を
 ひどくおびえておりました。
 腕を刺されたって痒いんだ、
 こそばゆい足の裏を
 刺されたりなんぞした日には
 悶絶の痒みに襲われてしまう!と。

 毎晩暑い中、足首だけは
 タオルケットで隠して寝ました。
 タタミで昼寝の時には座布団でバリア。
 いまだにそのクセが残っている30代。
 (おさる)

ガキと言っても中学生の頃なんですが、
 映画の終わり、End で終わるのが
 ハッピーエンド。
 Fin で終わるのは、悲しい物語。
 ・・・だと思い込んでいました。
 妹にも得意げに話したりして。
 「禁じられた遊び」や「自転車泥棒」を観て、
 そう思い込んだんでしょうねぇ。
 (こなつ)

小学校1年生の時、
 引っ越した先の小学校で
 初めて「えんがちょ」という言葉を知りました。
 「えんがちょ」をつけられた私は
 「えんがちょってなぁに?」と
 家の近所のやっと仲良くなった子に聞いたところ
 「えんがちょ付けられたら、
  赤痢になって死ぬんだよ」といわれ
 赤痢がわからず母親に「赤痢ってなに?」
 って聞いたら
 「すごい怖い伝染病だ」と教わり
 その後4日間思い込みで高熱を出しました。

 お布団の中で
 私赤痢で死んじゃうんだ・・死んじゃうんだ・・
 お父さんもお母さんもお兄ちゃんもきっと
 えんがちょ菌の赤痢に感染して
 死んじゃうんだ。私のせいだ。
 と思ってポロポロ泣いていました。
 (匿名希望)

幼稚園の頃から外国かぶれの私は、
 「セサミストリート」が大好きでした。
 そのうちテレビ画面に張り付いて見ると、
 マペットのパクパク動く口に
 食われそうになることに気付きました。
 その恐怖感がすっかり気に入ってしまい、
 画面に顔をつけて見るようになりました。

 親が怪しむといけないと思い、
 親がいなくなった時だけ、
 こっそり楽しんでいました。
 大人になって、思い出してやってみたのですが、
 全然恐怖感がありません。
 あの感覚は顔の小さな子供だったからなんだ、
 と思いちょっと悲しくなりました。
 (ぶぶ)

私のアホな話を聞いてください。
 私はとあるネイルサロンに勤めているのですが、
 カップルでやってきたお客様がいました。
 彼女を待つ間、彼氏が手持ちぶさただったので
 彼女が
 「彼の爪も磨いてよ〜、9本しかないけどさ〜」
 と言った言葉にとっさに反応してしまい、
 「どうして9本しかないんですか?」と
 切り返した私。
 思ったことを後先考えずに口にする私は
 未だにガキだなぁ…とつくづく思い知りました。
 ちなみに私は口元にほくろがあり、
 よく母に
 「そこにほくろがあると、
  口は災いの元になるから注意しなさい」
 と言われていました。
 母の助言もむなしく今日も元気に失言してます。
 (りえぴー)

(ミニコメント)

今回、エレベーターの話を伝えてくれた
「うさこ」さんは、メールの文末に、
次のような言葉も書いてくださっていたんです。

「子供の頃はとても怖がりだったし、
 どうでもいいことに
 とても熱中するタイプだったので、
 みなさんのいろいろなお話も
 自分に当てはまることも多くて、
 私だけじゃなかったんだなと思うと、
 ちょっとうれしくなります。
 もし子供ができてヘンなこと言い出しても、
 怒ったりしないで温かく見守れるような
 母親になりたいと思いました。
 それではこれからも楽しみにしてます」
 
ほんとだよなぁ、と思いました。
割と、それぞれの人生のなかでも、
かなり熱中する時期のひとつが、
ガキなのではないかと思うほど、
みなさん、ひとつのことを感じたら
まっしぐら、そのまま突き進みますもんね。
そして、その意気やよし、なんて思う
オトナの自分も、いるんですけど。

あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!

あなたや、あなたのまわりのガキばなしを、
件名に「ガキ」と書いて、
postman@1101.comに送ってくださいね!

2003-08-11-MON
BACK
戻る