KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(8月12日)

(※「ドライアイス遊び」が依然このコーナーに掲載され、
  「ほぼ日デリバリー版」というメールマガジンでも
  紹介したところ、ドライアイス談義が沸騰中なんです。
  メルマガ上では、「ドライアイス友の会」さえできて、
  止まらないその勢いを、こちらでも少しご紹介します。
  ガキの頃だけではない話になりますけど、許して…!
  「ドライアイス友の会」に興味のある方は、
  無料メルマガ・デリバリー版に登録したら、
  ずいぶんたのしい話が、たくさん届きますよー)


ドライアイス話を読んで小5の時に私がやった
 「ドライアイスもくもく」は洋式トイレです。
 トイレの水が溜まっている部分にドライアイスを入れ、
 フタを閉めてほったらかしておきました。
 数分後、トイレから祖母の
 「ひゃあ」という声が聞こえました。
 (ぺんぎにすと)

ドライアイスをスプーンで押し付けると、
 「キキキキキ」音を立てるんですよね。
 小学校のころ、とってもはやりました。
 スプーンに押さえつけられたドライアイスが
 がたがた暴れるのを見るのも楽しかったなー。
 また、ドライアイスを溶かした水を飲んで
 微炭酸水(でもおいしくない)なんて遊びもしたなぁ。
 (M)

ドライアイスを使った
 フィルムケースのふた飛ばし、
 私も小さい頃にやっていました。
 同様の膨張系の活用で
 一番好きだったのは、
 使用済み歯磨きチューブへの
 破片投与です。
 最近のチューブはプラスチック製が中心で、
 やってみる機会はないのですが、
 ぺったんこになった金属製チューブに
 ドライアイスを入れると、
 みるみるムクムクとふくらみ、
 元通りの状態になってしまうのです。
 まるで、映画の逆回しを見ているようで、
 とてもエキサイティングな体験でした。
 (やじきた)

ドライアイス、もうすぐ
 40歳2児の母の私もやってます。
 子どもがいないときでも、
 スーパーで冷凍食品を買ってきたとき、
 近頃のスーパーでは、
 パウダードライアイスと言う
 粉状のドライアイスを入れてくれるもんだから、
 もう嬉しくって嬉しくって、
 流しの洗い桶に水を張ったところにざざぁっといれて、
 もくもく出る煙を触って
 「あぁつめたい」なんてひとりでやってます。
 子どもがいるときは、もちろん
 「おーいきてごらん」なんて呼び寄せて、
 威張ってみせてやってます。
 (みっちゃん)

ドライアイスをブクブク!
 これはもう、絶対やらないと!!!!
 今だとケーキの中に入れてくれるのを、
 とける前にとっておいてやります。
 あれ、沸騰したお湯にいれると、
 すごい煙が立つんですよ。
 もう、本当に舞台の効果みたいに。
 しかもこってりと下に流れるんですよ!!!
 けっこううっとりしますよ、アレ。
 楽しくて楽しくて、必ずやります。
 もとは妹の子供たちが家に来たときに、
 誕生会のケーキの中に入っていたドライアイスを、
 妹が「あとでブクブクするから」といって待たせておき、
 ケーキにろうそくをたて、火をつけたときに
 熱湯に入れてブクブクさせて電気を消し、
 白い煙の中でろうそくを
 子どもに消させていたりしたのを見て、
 「かっこいいなぁ」と思ったのがきっかけかも。
 すごい演出ですね。甥っ子は当然大喜び。
 三人の子供は、すごいうれしそうに
 ブクブクの煙をいじってました。
 私自身も4人姉妹で、妹の子供たちと同じように
 ドライアイスでブクブクしてたんだな、
 と思うとなんだか懐かしいです。
 妹は31歳、私は36歳ですけどね。
 ガキ話、いつも楽しみにしております。
 トンネルに入るとやっぱり子供って喜びますね。
 暗くて明かりのついているところは
 みんな好きなんでしょう。
 車の中って密閉空間だから、なおたのしいんですよ!
 (藍里)

ドライアイスの話を読んで、なんか安心いたしました。
 30代でもやってます!というお仲間がいらして。
 そこから、芋づる式に思い出したのですが、
 わたくし、いまだに蝉の抜け殻を見つけると採取して
 集めてしまいます。(30代前半・女)
 以前、勤め先の駐車場で見つけたときは、
 採取してそのまま職場の自分の机に飾っておりましたら、
 虫が苦手な先輩方に悲鳴をあげられてしまいました。
 かわいいと思うのですが〜…。
 今朝も今年の第一号を庭先で発見。
 でも第一発見者は母。母も好きなんです。
 毎年、アブラゼミのものしか集まらないのですが、
 これが無いと夏って感じがしません。
 (シマ)

ドライアイスを水に入れて
 モクモクさせるのが常識だと信じて疑いませんでした。
 こんな夢のある化学、やめられません・・・・。
 (53歳のかあちゃん)

昔、実家の駅の前には
 今は懐かしの某アイスクリーム店がありました。
 夏に親の友達が遊びに来るときは、
 大抵おみやげにそこのアイスをいただきました。
 我が家では何故かドライアイスのブクブクは
 トイレでやるということが決まっており、
 姉弟が、トイレの中で便器に向かって
 顔を突きあわせていたものです。
 きっとものすごく変な光景だったことでしょう。
 私はできませんでしたが、
 弟はもくもくの中で尿をするのが楽しいらしく、
 その間に尿意を感じないと、とても残念そうでした。
 きっと姉弟の中で未だにやっているのは
 私だけだと思いますが、
 やっぱりドライアイスをもらうと
 トイレにいれて見てしまいます。
 初めて夫の前でやったときはすごくびっくりされました。
 夫「ずっとみてるの?」
 私「うん!!」
 夫「・・・」
 一緒には鑑賞していただけませんでした。残念・・・
 最近は保冷材を入れてくれるところが多く、
 ちょっと寂しいです。
 (あや)

こんなに
 「ドライアイス友の会」のみなさんがいるとは、
 世の中捨てたモンじゃないですね!
 私ももちろんドライアイスは大好物(食べませんけど)。
 私の遊び方は漂白剤やコーヒーで
 された方もいらっしゃいましたが、
 お風呂場で洗面器にお湯を入れて
 シャンプーをたらす方法でした。
 洗面器から白い煙を吐く泡がもこもこと溢れ出して、
 狭い洗い場が泡と煙だらけに。
 で、お風呂場から出ちゃったらどうしよう、
 と毎回焦る反面、そのスリルを楽しんでいました。
 親には「きれいに洗っときなさいよ!」と怒られながらも、
 楽しいひととき・・・あ〜またやりたくなってきた!
 アイスでも買って帰ろうかなぁ、
 家まで2時間です!とか言ったりしてね。
 (ぱーる)

お湯が沸くと、「ピョー」と鳴るやかん。
 あの中に、ドライアイスを、
 少量の水とともに入れると、
 やっぱり、「ピョー」と鳴ります。
 (うさぎ)

わたしもドライアイス、ふつーにやってます。
 だって楽しいもんね。
 この間も、ともだちの家で
 買って来たシューアイスを食べよう!
 ということになり、
 当たり前のように『洗面器かして』と言ったわたし。
 しばらく、ぶくぶくを御満悦で眺めていたら
 「さすがクリエイティブな仕事のひとは、
  やることが違うね〜」
 と言われました。
 (コピーライターやってます、わたし)
 ちょっと羨望のまなざしで見られたひとときでした。
 (とろ)

ケーキ屋さんにやってきた
 ドライアイス屋さんのお話がありましたね。
 私は生協をやっているのですが、
 冷凍品の扱いも当然あり、
 ドライアイスをよく目にします。
 配達員のお兄ちゃんは、
 注文品をこちらに手渡してくれる時、
 袋からドライアイスを取り出してくれるのですが、
 何のためらいもなく素早く「素手」でつかみます。
 初めてソレを見た時の衝撃と言ったら....。
 「うわ!うわ!、素手だよーーー」と言うと、
 「コレができるようになったら、
  ま、とりあえず一人前の配達員かなぁ。」
 と、ニヤリと答え、
 2〜3秒して「なんっちゃって」と言ってました。
 (K)

私もドライアイスを手にしたら、
 モクモクさせずにはいられないので一言。
 私の場合は、シンクにビーカや
 試験管などがあればまずそれに
 ドライアイスを入れ、
 それから普通の中性洗剤を入れます。
 白い煙の詰まった泡がわき上がり、
 それらがフツフツと割れて
 白い煙がでてくるのを見て、ご満悦モード。
 さらに自らつついて割ったりして
 超ご満悦。
 シンクに何も無い場合は、
 わざわざビーカなど持ち出してするほどです。
 白い煙を容器に入れて、それをまた
 水のように別の容器に移し替えたりして
 遊んだりもしてます。
 また、実験では使い捨てのゴム手袋を
 使ったりするので、それにドライアイスを入れ、
 口を閉じて放置しておきます。
 すると徐々にその手袋は風船のように膨らむのです。
 大きな塊を入れた場合は、いつしか爆発します。
 まだ、爆発させたことはないけど、
 気づくとまん丸に膨れあがってる
 ビニールの手袋を見ると、ドキドキしてしまいます。
 でも、ドライアイスより高価な遊びものは、
 液体窒素だと思います。
 散々、花だの紙など凍らせて遊んだ挙げ句、
 私は、一度、シャボン玉を
 それで凍らせてみたことがあります。
 ちゃんと丸いまま、凍るのです。
 床にちょっと液体窒素を垂らすと、
 丸みのある変幻自在な透明で
 小さな液体の塊が床の上をすごい勢いで散らばり、
 うごきまくります。
 その動きっぷりは他ではあまり見ることが出来ない
 独特なモノだと思います。
 また、理由は知りませんが、
 動くときに塵などを取り込むようなので、
 段々薄汚れていきながら
 最後は気化して消えてしまいます。
 滅多に出来ませんけど、
 これもなかなかやみつきになりますよ。
 (QF)

液体窒素!
 私も大学時代に遊んでました。
 生化学系の実験室に所属していた私。
 ほぼ毎日、液体窒素で
 実験用の酵母を瞬間冷凍していました。
 ・・・当然のごとく、
 いろんなものを
 凍らせてみたくなるんですよねー。
 そこで考えたのか冷凍みかん。
 昔給食で食べた冷凍みかんを作りたくて、
 液体窒素の中にぽっちゃん!
 しばらくして引き上げましたが、
 かちんこちんの割に中身は大して凍っておらず・・・。
 「実験失敗!」
 とばかりにがっかりした覚えがあります。
 でも、くぎが打てるくらいほんとに硬くなります。
 (・・・ほんとに理系か?)
 あとはチョコレートとか放り込んでましたねー。
 夏場に溶けかけたチョコが妙に冷たくて、
 甘味をあまり感じなかった覚えがあります。
 しかしそんな悪さばかりしていたある日、
 ちょっとした天罰が!
 なんと専用の容器に入れていた液体窒素が、
 床にすべてこぼれてしまったのです!
 いっせいに床に転がる液体窒素の粒!
 (温度が極端に低いため、
  気体になるまで粒になって転がり続けるのです)
 先生にばれないうちに!と、
 研究生全員で粒を手当たり次第に
 踏み潰した覚えがあります。
 パシュ!という音とともに、
 一瞬にして気体に変わるんですよ〜。
 (危険ですので、よい子はまねしちゃいけません)
 今思うとおもしろい実験室でした。
 (りえっち)

以前、医療ガス屋に勤めていたときのこと。
 1階の車庫に炭酸ガスボンベを置いてあったのですが、
 8月の中頃で気温が35度をかるーく超えていました。
 突然、2階の事務所に女子高生が駆け込んできたのです。
 「大変です、ガスが、ガスが・・・」
 そりゃ大変。急いで降りてみるとそこには
 もくもくと白い煙を吐く炭酸ガスボンベが。
 そう、暑すぎて(ボンベ内の圧力が上がりすぎて)
 安全弁が作動していたのでした。
 ドライアイスの煙が勢いよく噴射しているのです。
 ボンベ前でしばらく一緒に涼みました。
 ちなみに、噴き出す口に
 作業用の皮手袋をくくりつけておくと、
 手袋の中に即席ドライアイスができます。
 シュールな形です。
 事務所に持っていって
 室内気温を下げてみたりして楽しめます。

 それから、液化窒素を納品するときに
 大きい容器から小分けして持っていくのですけれど、
 それを詰め替えるときに溢れちゃったりするんです。
 すると、そこはもう「歌謡オンステージ」に。
 だって白いスモークが床一面に立ち込めるんです。
 誰だってアイドルになれます。
 調子に乗ってはしゃいでいると
 凍ったところで足を滑らせたりするんですが。
 大きな声では言えませんが、あんまり暑い時には
 わざわざこぼして涼んだりしました。
 社長さんごめんなさい。
 (むくみ)

(ミニコメント)

ドライアイス遊びに関しては、
ホッケーをする人、
無人の海に投げこんで感慨にふける人、
とにかく、いろんな遊びが、不意に登場しました。
これほど、オトナと子どもの考えることが
あまり違わないジャンルも、珍しいかもしれませんね。

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2003-08-12-TUE
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