(8月29日)
(※今回は、ガキの頃にやっていた
「じゃんけん」の時の言葉をまとめて特集!
これもまた、場所によってずいぶん違うんですね)
・私は青森県北津軽の生まれですが、
じゃんけんではなく、『ほんけん』をしてました。
「ほ〜んけ〜ん、ポンッ!」と言って、
ルールは、じゃんけんと全く逆です。
パーとチョキなら、パーの勝ち。
パーとグーなら、グーの勝ち。
グーとチョキなら、チョキの勝ち。
18才で東京に来てからというもの、
じゃんけんをする時は、ちょっぴり緊張します。
子供の頃にしみついた条件反射は、
なかなか換えられないものです・・。
いい年なのに、今でも、
一瞬の間があってから勝敗がわかる・・。
(レレレのレッコ)
・グーパーの時、
「グーパーじーれっせっ」と言っていましたが、
周辺の小学校はみんな「ぐっとっぱ」で、
じーれっせを誰も知らないと
中学で気付いた時、とてもショックでした。
なんでうちだけ…。
今でもグーパーをする機会があると、
「ぐっとっぱじゃなくてじーれっせって言いたい」
というひどくもどかしい思いを感じます…。
(鬼っこ)
・小学校のとき、4・5人が2グループに別れるときに、
「チッチッチッチ、チーグーヤッ」
と言って、チョキかグーを出すんです。
しかし…中学校に入って、
「ぐっぱでほいっ」と言って、グーとパーのが主流に。
クセでとっさにはグーしか出せないって!
(せのうお)
・じゃんけんのかけ声、
みょうな変化をさせていたのは
自分たちだけじゃなかったのだと、
びっくりするやらうれしいやらでございます。
半世紀近く前ですが、群馬県前橋市のごく一部では、
「ちっ・かっ・きゅっ」でした。
一般の人間は「じゃんけんぽん」でしたが、
ちょっと「ハンパじゃねぇコドモ」は、
自分のことを「ぼく」でなく「オレ」というように、
「ちっ・かっ・きゅっ」と言っていました。
この変化形に「キス」に興味を持ったグループだけで
「きす・かっ・ちゅっ」とも言っていました。
よく思い出したと、じぶんをほめてやりたいくらいです。
(darling)
・じゃんけんのバリエーションの話がありましたが、
私が子供の頃、地元(広島県福山市)では
「じっけった!と言ってました。あいこのときは、
出すタイミングで「たっ!」と続けていました。
(はづき)
・今から15年程前千葉県松戸市で小学生だった私は
「じゃんけんぽん、あいこでしょ」を
「ちっけった、たらっぴ」と言っていました。
(匿名希望)
・「じゃんけん
じゃがいもサツマイモ おいも(ここで勝負)
あいこで アメリカ ヨーロッパ」
あと、二つに別れる時は
「グー チョー 持ってこい」でしたが、
隣の市では
「グーとパーのすけながし」と言ってました…。
(おいも)
・私が通っていた学校の地域だけだと思うのですが、
じゃんけんはずばり
「でっこんぴっ!」でした。
あいこになると
「ぴっぴっぴっ!」と勝負が決まるまで
永遠に続きます。
同じ神戸でも学区の違う旦那に聞いたら、
そんなの知らないといわれてしまいました…。
(chisazo)
・子供の頃、ジャンケンをする時に、
両手を逆手に組み合わせて、
胸の前でひっくり返し、その手の中をのぞいて、
出す「手」を決める人がいました。
あれは、いったい何が見えてたんでしょうか?
同じように真似してやってみても、
わたしにはかすかな隙間しか見えないので、
やってみるのはポーズだけで、
結局は頭で考えた「手」を出していました。
あの手の中に、ジャンケンの勝敗を左右する、
「何か」が見えていた人、いるのかなぁ・・・。
(りょう)
・デリバリー版にあった、
「じゃんけんをする時に、
両手を組み合わせて、胸の前でひっくり返し、
その手の中をのぞいて、出す手を決める人」の話。
それは、手のなかにできた「かすかな隙間」つまり
その穴というか空間の大きさで、
小さければグー、
大きければパー、
その中間ならチョキと、
出す手を決めているのです。
自己判断なので、チョキの多用が危ぶまれますが、
私は30歳になった今でも、ここぞと言う時はこれです。
(とも)
・今日のメールマガジンに書かれていた
「じゃんけんの逆手の中に見えていたもの」
についてです。
書かれた方は「かすかな隙間しか見えないのに」と
思ってらしたようですが、それが正解なのです。
あれはその
かすかな隙間(小さな光)の形が重要なのです。
これが丸ならパー。三角ならチョキ。四角ならグー。
わたしはいつもこれを使って
じゃんけんをしていましたが、
不思議なことによく勝ちました。
今日のメールマガジンで思い出して、懐かしくなり、
つい手の中を覗いてしまいましたよ。
(よおこ)
・じゃんけん占い、やってました。
組んだ手の穴からのぞくやつですよね。
ここぞといいときは必ずやってましたね。
穴の形がシャープな感じの時はチョキ。
小さいとグー。大きいとパーを出してました。
確実に勝率が上がり、効果てきめん!と信じてました。
今にして思えば、そんなわけもなく。
相手に与える異様な感じで勝ってたんでしょうか。
(M)
・じゃんけんの時、うちの母親は
「いんちゃんホイ!」とか言ってました。
「そんなの違う!」って言っても
「これが本物だ!」って・・・
父親のじゃんけんは
「ちーんげーん どんがらがった じゃすとん
ピーナッツ カレーライス!」という掛け声でした。
独特の節回しで、せっかくの気合が抜けていくようで
父とじゃんけんするのを嫌がっていましたけど・・・。
(あき)
・私たちの小学校では
「じゃーんけーんほったらけっつ
馬のけつーはくーさいよ」
でした。
(hi)
・初めて地元を少しだけ離れた大学で、
そんな話題で
盛り上がったことがあったのを思い出して、
メールしてしまいました。
じゃんけんの掛け声ですが、
グーとパーに別れる時は、
「ぐーっぱでどすこんべ(どっこんべ)」
あいこで続く場合は、「べ!」「べ!」「べ!」
バリエーションとして、「先攻後攻どすこんべ」とか
「場所ボールどすこんべ」とか、
いろいろありました。
・・・どすこんべって何??
(こつぶ)
・二組に分かれるときは
「ぐっぱで組んでも怒りなし!」と言っていました。
(京)
・私が育った川崎市の一部の地域では、
「グーパー」ではなく、「ウラ・オモテ」でした。
「う〜ら〜お〜も〜てっ!」という掛け声で、
最後の「てっ」のところで、
手の甲か、手のひらを出します。
分かれない場合は、
「ほらてっ!てっ!てっ!」と永遠に続きます。
中学で「グーパー」を知り、
ものすごい衝撃を受けました。
(みずまる)
・二組に分かれるときに使うじゃんけん、
いろいろありそうですね。
学生のときに友達が
「ぐとぱー!」というのを聞いて驚きました。
私のところでは、
「グッパラリーシャータ!」と言います。
あいこの時には「イーノッタ!」です。
独特の節回しがあるので、
今では使うのがかなり恥ずかしいです。
(岡山・まも)
・子どもの頃、グーパーをする時のかけ声は
「グーパージャンケン、すっちんどん」。
決まらないと何度も
「すっちんどん、すっちんどん」と繰り返します。
小学校、中学校(2つの小学校から集まる)とも
そうだったので、
なんの疑問もなく高校で使ったところ、
そんなかけ声はうちの中学だけだと判明・・・。
中学も高校も同じ愛媛県松山市内にあり、
出身中学は1200人くらいの大規模校だったのに。
(ぴい)
・神戸から東京多摩地区に引っ越してきたら
「じゃんけんぽん、あいこでしょ」のあとが
「しょっしょでしょ」だったのに驚きました。
二チームに分かれるときは
「グーパージャス」でしたが、高校に進学すると
「グーチ(グーとチョキ)」やら「おもてうら」やら、
同じ学区なのに地区によってさまざまで、
みんな混乱していました。
グーパーで分かれたあと
「出せ出せ出〜ぁせ!」といって
みんなで何を出したか確認しあう人までいて、
これは大ウケでした。
やってる本人はまじめな顔して掛け声かけていたので、
そういう習慣だったみたいです。
それがまたおかしかった。
(たき)
・男子だけだったのですが、じゃんけんの時は
「ちーにって」と言ってました。あいこだと
「てってってっ・・・」と続きます。
それは、大勢で何かを持ち上げる時の掛け声って、
東京の方は「いっせーの」とか言うんでしょうか?
うちのほうでは、「せーのでもって」です。
知らない人は「せーの」のときに持ち上げてしまい、
タイミングがあわない・・・。
(信州人)
・青森県北津軽の生まれの方の
「ほんけん」がありましたが、
津軽生まれの私のところには
「つがるけん」がありました。
つがるけんは、ほんけんと一緒で、
勝敗がじゃんけんの逆です。
でも北津軽の方と違って、
普段は普通のじゃんけんをしていました。
で、負けた時に
「いまのはつがるけんだから私の勝ち」とか
わけのわからないことを言ってました。
「つがるけん」っていうくらいだから
うちの方だけだと思ってましたが、
同じ津軽だけに「ほんけん」とルーツは同じなのかも。
(S)
・神戸に住む姪(小4)は、
「大阪ジャンケン負けるが勝ちよジャンケンポン」
といって、負けたほうが勝つというジャンケンをします。
神戸の小学生の間で流行っているのでしょうか。
(みっちゃん)
・小学校の時二つにグループを分ける際
「ぐーちょー、ぐーちょー、ぐーちょージャス」
って言ってました。また、代表がジャンケンしながら
人を選びグループに分ける時は同じように、
「とーりー(たぶん取り)、とーりー、とーりージャス」
って言ってました。
転校生の私にはさっぱりで
恥ずかしかったのを覚えてます。
さらに中学校に上がって、
小学校が二校が集まってみたら、
道路挟んだ3丁目と8丁目の間に文化のミゾが。
あちらは「ぐーぱー」だったのです。
同じ町内なのに、この違いには衝撃を受けました。
さらに転校した私は「ウラオモテ」の
さまざまなバリエーションに出会うのでした。つづく。
(まいお)
・小学2年生まで千葉県千葉市に住んでいて
じゃんけんの時は
「ちっけったっ」で手をだしていました。
その後北九州市は小倉に引越し、そこでは
「ちっけった」とは誰も言わず、もちろん通じず。
そのかわり「どっこいしっ!」と言っていて・・・。
言いながらローブローのように手を出します。
だからか、自然と最初はグーになることが多い気がします。
小倉では「じゃんけん」も「じゃいけん」と言います。
「じゃいけんしょーや」って。
小倉はなんでも太くて低音な感じだなと思いました。
(tomoboo)
・私の田舎では、じゃんけんは
「じゃんけんもったんかったんほい」
「どれにしようかな」は
「かっころかっころ かきのたね
うらの神様に 聞いたらよく分かります」でした。
うちの田舎は瀬戸内の島で、
すぐとなりの島(船で5分)とも
本土(船で40分)とも微妙に違う、
独自の文化が育ってました。
高校の頃はよく、じゃんけんの仕方とか
小さなことで言い合いになったなぁ(高校は本土)。
(うた)
・子供の頃だけじゃなく、
今(30歳)でもそうなんですけど。
じゃんけんの時、手を出した瞬間に
「勝った!」って叫んじゃいます。
本当はすごく弱くて、たいてい負けるんだけど、
なんでかその一瞬だけは心から
自分の勝ちを信じてしまって、
相手の手を確認しないまま「勝った!」
なじみの友達はそれを知ってるので、
かぶせるように「負けだ!」と訂正してきます・・・。
いつも訂正された後、
ちょっと悔し恥ずかしくなる癖です。
(とも恵)
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(ミニコメント)
そう言えば、じゃんけんを使わなければ
いけない機会っていうのも、オトナになると、
だんだん、減ってくるような気がしますね。
そう思うということは、
ずいぶんたくさんの量のじゃんけんを、
小さい頃はやっていたことになりますが、
それだけ、「偶然で決まること」に
ガキは親しみを持つ、とも言えるのでしょうか。
メルマガ「デリバリー版」で流行った、
ガキの頃のじゃんけんの方法を、おとどけしました。
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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