KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(9月21日)

・小さい頃、仲間内で隣の隣に住んでいるおじさんを
 『レモンのおっちゃん』と呼んでいたことがあります。
 何故レモン?
 (OVER−D.K)

・勉強嫌いだった私は「まばたき勉強法」を考案しました。
 まばたきをしながら教科書を読めば、
 印象に残るだろうという仮説をもとに実行したのですが、
 すぐに、気分が悪くなってやめました。
 その後に「レタリング勉強法」というのも考えました。
 単語を大きくゴシック体でレタリングして
 暗記するという勉強法でしたが、
 塗りつぶしに時間がかかり、
 あまりにも効率が悪いので3つくらいでやめました。
 ガキの頃っていうか、高校生でした。
 (とよ)

・中学の社会の先生は「ブル」と呼ばれていました
 名前に「古」という字が付くのと、
 顔がブルドッグに似てるのとで、
 このあだ名が付いたのです。
 授業中はもちろん廊下を歩いている時だって眼光鋭く、
 ハメを外してる生徒を見ると
 速攻注意しまくる怖い先生でした
 卒業してから数か月後、何かの用事で中学に行った時
 懐かしくてつい廊下ではしゃぎまくっていると、
 職員室のドアがガラッと開き、迫力あるブルの顔が…。
 思わず「やばい」と身がすくんだのですが、
 ブルはニッコリと「なんだ、お前達か」と
 言っただけでした。
 てっきり怒られるかと思ったのに拍子抜け。
 しかも笑った顔なんて見たのは、その時が初めてで
 私たちは、馬鹿みたいにその顔をずっと見ていました。
 もうここの生徒じゃないから怒ってくれないのかな…と、
 そんなことを思いながら少し寂しくなりました
 (さつき)

・やっと、一つ思い出しました。
 高校2年の時、世界史で「オクタビアヌス」という
 人が出てきて以来、社会科の奥田先生を
 「オクダビアヌス」または
 略して「ビアヌス」と読んでいました。
 彼はベッカム人気にあやかろうと、
 ベッカムにしてはちょっと短すぎる髪で
 頑張ってベッカムヘアーにしていました。
 しかしそれも生徒内ではネタにされ
 「ビアヌス、美容院で
  『ベッカムヘアーにして下さいっ!』
 って言ったらしいよ」とふれまわられ、
 先生は大変恥ずかしがっていたようでした。
 (19才 さあやん)

・幼稚園位の頃、空に浮かぶ雲は
 工場で作られた煙が
 空に溜まっているのだと思っていました。
 (調度煙突の先っちょが
  雲に突っ込んでたりすると確信度最高潮)
 電車の窓からよく見る
 工場の煙は白かったんだもん・・・。
 (むー)

・現国の先生が「ジャコメ」と呼ばれていました。
 最初の授業が
 ジャコメッティについての評論だったからです。
 教科書にどんなことが書いてあったかは
 全然覚えていないのですが
 ジャコメッティという名前だけは忘れませんでした。
 数年前、美術館でジャコメッティの作品を観たとき
 ちゃんと話を聞いておけば良かったなぁ〜と
 思いながら「ジャコメ」の顔を思い出していました。
 (ほの)

・中学の時友達の間で、
 あんまり好きじゃない人とかに
 あだ名をつけるのが流行ってました。
 ずっと喋っている「スピーカー」に
 赤いゴムの「レッド」と相方「ゴルゴ」、
 スッパイ顔の「スッパマン」、
 ハゲてる先生は「ピカチュー」、その他20人ほど…。
 きわめつけはその人たちの総称が
 「I.H.T.」"いやな人たち"の略です。
 これが 何日かすると飽きて
 別の名前になってたりするんですよ…。
 今思うと、よくこんなに思いついたものですよね。
 (ポリパルキ)

・中学の時の担任のあだ名は
 「ホバディ ボー」でした。
 40代後半の男性のその先生は
 蓄膿症気味でいつも鼻がつまっており
 「まみむめも」が「ばびぶべぼ」になるのです。
 その先生の口癖が
 「おまえら ええかげんにせいよ 
  ほんまに もー」なのですが
 後半の「ほんまに もー」が
 「ホンバディ ボー」になってしまうのです。
 先日、20年ぶりに再会しましたが相変わらず
「ホバディ ボー」と言っておられました。
 (むろ)
 
・中学時代の校長先生の名前は「坂本 定雄」。
 ですがカツゼツが悪く、サ行が言えないので、
 「しゃかもと しゃだお」
 「しゃだおちゃん」と呼ばれていました。
 朝礼などで、「3年生の皆さん」と言いたいのに
 「しゃんねんしぇーのみなしゃん!」
 と頑張っている姿はとても愛らしく、
 そこここから小さな笑いが起こっていました。
 私達の卒業と同時に退職されたのですが、
 今もお元気でいるでしょうか。
 (mio)

・姉の中学時代の同級生のあだな。
 それは「インマイ」
 今井君という名前なのかと思って話を聞いてみると…。
 遠足か何かに行った時、
 ちり紙がなくてハンカチで拭いてしまった彼は、
 ハンカチを捨てずに
 ポケットにしまっちゃったらしいのです。
 で、当然匂って来て、皆にばれてしまった。
 「インマイ」とは「イン マイ ポケット」の
 略だったのです。可哀想に。
 (文ちゃんの子)

・“びっくり”という渾名の人がいました。
 高校のときの同じクラスの男の子です。
 皆に、「おい、びっくり!」とか
 「びっくり、早く来いよ」と言われていました。
 目のくりっとした人だから?ではないのです。
 苗字が“行天さん”だったからです。
 読み方は、ぎょうてんさんでした〜〜。
 (タムタム)

(ミニコメント)


勉強法の開発って、中高生にありがちな話だよなぁ。
あなたも、独自に開発した勉強法ってありますか?
ちなみに、ぼく(ほぼ日・木村)にはあります……。
しかも、けっこううまくいったりもするんですよね。

もう叱ってくれなかったブルの話、
なぜかジーンとして、よかったなぁと思いました。

あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!


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2003-09-21-MON
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