(10月17日)
・そういえば、中学生の頃の私は、
教科書や辞書に
アンダーラインを引けませんでした。
なんだかばちがあたるような気がして。
印刷されたものに線を引くという行為が
本を汚すことと、
つながってしまっていたんでしょうね。
今になって思い起こせば、
引いてみればよかったです。
そんな畏敬の念をもって
教科書に線をひけば、
恐れ多くて、きっと覚えられたかも。
(きゃお)
・高3の時、英語の授業で、先生が
シェークスピア(1564〜1616)と板書し、
さりげなく、「人殺しイロイロ」と
おっしゃったことが、忘れられません。
(かりん)
・「自動車の後部座席から手を振るガキ」
の話で思い出したのですが、私と兄も、よく
「後部座席から後続車の大人とじゃんけん」
をしていました。
一度すごい付き合いのいい人たちがおり、
兄と私はひたすら調子に乗って
じゃんけんをしつづけていたのですが、
どれくらいしていたのでしょうか、
帰り道で、もう家のすぐ近くまで来ているというのに
その後続の車がずっと付いてくるので、
母が不安になって、
「もう、いいかげんにしなさい!」と
本気で止められたことがあります。
相手はパンチに茶色のサングラスにひげ、
という運転手のおじさんでした。
助手席のおじさんも同系統。
今ならわかる、母の不安。
でも、案外そういう人たちの方が、
付き合いがよかったりしたんです。
(じゃんけん兄妹)
・「手を振る」というので思い出したのですが、
私、ガキの頃ホームで電車を待っているとき
よく車掌さんに手を振っていました。
必ずと言っていいほど振っていました。
親切な車掌さんは手を振ってくれるのですが、
中には見向きもしない車掌さんもいました
(気づいてない場合が多かった!)。
そんな時はいつも1人で
裏切られたような気分になって、
親からいつも「振ってくれなかったね」と
慰められました。
でもガキは立ち直りが早かった。
次の電車が来ると車掌さんに
手を元気に振っていました。
……今時の車掌さんは、
手を振ってくれるのかなぁ?
(匿名希望)
・小学生の頃、母との朝の合言葉は、
「ちり紙、ハンカチ、名札、メガネ」でした。
忘れちゃ困るものの確認の為なんですけど、
毎朝これをやらないと、どうもしっくりこなくて。
その言葉を言う時の節(音階)も、
ちゃんと決まっていたんですよね。
「ちりがみ、
ハ・ン・カ・チ(スタッカート風に)、
なふだー(ちょっとゆっくり)
メガネッ!(キビキビ)」
ってカンジで。
今の私。
いっぱいの声援を受けながら
地元を後にしたのに、
長年付き合っていた恋人とは別れるわ、
仕事は辞めちゃうわで、
すっかり意気消沈ぎみ。
今度、外出する時、
この言葉を声に出して言ってみようかな。
もしかしたら、元気と勢いが
戻ってくるかもしれません。
(イナオ)
・幼稚園生の頃、
「自分のお金で食品を買ってみたい」
という憧れを抱いており、
それを実行すべく、
両親とスーパーに行きました。
そこには私の大好物の
「アメリカンチェリー
100g百円」の文字!
百円なら私にも買えると思い
商品棚に駆け寄ると、
そこには様々な
大きさのパックが並んでいました。
100gにつき百円だとは
到底分からなかった私は
「大きいほうがお得だ!」と
迷わず一番大きいパックを手にし、
レジに駆け込み順番を待っていると、
血相を変えた母に
パックをひったくられ一番小さい
パックに交換され、
「なんで!?小さいのは嫌だ!」
と大泣きし、結局私は
お金を出すことはなく、親が
中くらいのパックを買ってくれました。
未だに「100g○○円」の安さに
勘違いし、手に取ってから
気付くことが多々あり、
そのたびにそのことを思い出します。
(のら)
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(ミニコメント)
うしろの人に手を振ったり、
買い物にあこがれたり、
子どもって、一人前に行動したいんだよね!
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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