KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(10月18日)

・「雨に濡れるのが好き」だけならともかく
 水たまりを踏んで歩くのが趣味だった高校時代の親友。
 2人とも大学生になったのに
 傘もささず水たまりを踏みながら訪ねていった
 梅雨時の苔寺のお庭は本当に見事でした!
 そろそろ30年経ちますが、忘れられません。
 ちなみに当時の彼女は背が高かったのに
 (163センチくらい)
 セールスマンに
 小学生と間違われたという逸話があります。
 (海狸)

・次女の小学校低学年の時の話。
 次女は幼い頃から虫歯が一本もない。
 どうしてか、小さな頃から私の口の中を
 のぞくのが大好きだった。
 そしてしみじみこう言った。
 「おかあさん、銀歯と金歯あっていいなぁ」
 いったい何をうらやましがっているのか?
 あるとき次女に聞いてみた。すると。
 「銀歯とか金歯って、ご褒美なんでしょう?」
 あまりに唐突なのでさらにわけをきくと。
 「だって、銀歯も金歯も、
  今日まで虫歯にならないように
  よくがんばりましたね、って神様が出てきて、
  金か銀、好きな方ととりかえてくれるんだよね?」
 やりとりを聞いていた家族に大笑いされて、
 やっとマチガイに気が付いた次女。
 しかし、それってもしかして、
 「金の斧銀の斧」の話か?
 ちなみに次女、中学生になりましたが今も虫歯ゼロです。
 (kubotti)

・子供の頃の遊びで一時期はやったのが「蟻の餌付け」
 蟻の巣を見つけると小皿に砂糖を盛って早速餌付け。
 ぱらぱらと砂糖を蟻に撒きかけると
 どこからともなく羽根のついた働き蟻らしき集団も出現。
 砂糖を運ぶ蟻を我を忘れて観察中、
 自分自身も蟻に攻撃されていることに
 全く気が付かなかったマヌケな5歳児の私。
 家に帰ると姉と母大絶叫。全身が蟻にかまれており、
 紅い斑点だらけ。虫刺されにはキンカン、という時代。
 足元からキンカンを塗る姉。
 胸元まで達したときに一言、
 「あ、乳首だった」気がついてよ……。
 (m)

・私は、小学生、しかもわりと大きくなるまで、
 水泳の「自由型」を、
 どんな泳法でも良いのだと思っていました。
 自由形で25メートル泳ぎましょう、の時に、
 もちろん私は得意な「平泳ぎ」で泳ぎました。
 誰も、注意してくれませんでした。
 (nvc)

・幼稚園から小学校2年生のあいだ、だとおもうのですが。
 「死ぬ」ということを、ただ、
 「違う世界」に移動するようなものと感じていました。
 で、その「違う世界」を見ようと、
 部屋のコンクリートの壁に頭をがんがんぶつけてました。
 いちど「違う世界」にいったら戻ってはこられん、
 というのは なんとなくわかっていたようで、
 「違う世界」がすこし見られればいい、と
 すこし手加減しつつ、がんがんぶつけてました。
 一度ではなく、思いつくたびにやってました。
 たまに、頭をなにかにぶつけても、たいして痛くないのは
 このときのおかげかしら。
 (むしだ)

・わたしは幼い頃、コーラに憧れを持っていました。
 両親はあまりお菓子やドリンク類を
 買い与える方ではなかったので、
 あまり飲む機会がなかったからというのもあるのですが、
 かなり憧れの一品でした。
 味が甘くて好きとかいうよりも、
 なんといってもあの「黒い液体を飲む」こと自体に
 ステータスを感じていました。
 すげー、くろいよー、と感動していました。
 同様に、「うずきゅうめいがん」も鉄を食べてるみたいな
 気がして、喜んでもらって食べていました。
 (みち)

・子供の頃、夜1人フトンの中で
 オレンジ色の豆電球を見つめていたら
 無性に悲しくなって、母に甘えたくなりました。
 両親が厳しかったので、
 「怪我をしたなら甘えさせてくれるかも作戦」
 と思いつきました。
 そして、怯えつつ母の嫁入り道具の
 重厚なタンスの引き出しに
 わざわざ指をはさんだのです!
 泣きながら両親の部屋に行き、
 まんまと甘えることに成功!!
 今思うとちょっと危ない子供だったかも・・・。
 ちなみに痛みと引き換えに甘えたのは、
 その1回きりです。
 (ひねり)

(ミニコメント)


今日は、休日らしく、とくに、
あたりさわりもないんだけど、思い出すと
なんか落ち着くかも、といったようなガキばなしを、
ご紹介しましたよー。

あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!


あなたや、あなたのまわりのガキばなしを、
件名に「ガキ」と書いて、
postman@1101.comに送ってくださいね!

2003-10-18-SAT
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