KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(11月9日)

・「バスの天井と屋根の間にいる女性」
 という想像の話で思い出しました…。
 トラックやバスとかの大型の車って、
 発進する時に、「ピシッ」て鋭い音がするんです。
 だから、ぼくは……中には、
 トラックを動かすためのドレイがいて、
 恐ろしい見張り番が、なまけているドレイに
 ムチを打っているんだろうなぁ…。
 と、大きい車、全般に恐怖を感じていました。
 (匿名希望)

・小さい頃、着せ替え人形が大好きでした。
 今でも売ってるのかな、紙の着せ替えって。
 たまに買ってもらうとすごく嬉しくて、
 箱に集めていたのですが、
 何分不器用な子供だったので、
 しょっちゅう破ってしまって。
 破るたびに新しいのを買ってくれと
 しつこくせがむもので、
 母が厚紙を切って作ってくれました。
 その当時、セーラームーンが大流行中で、
 母が書いてくれたセーラーマーキュリー
 (セーラームーンは書けなかったのでしょう)は
 似てなかったけれど、昔の漫画風の美人顔で、
 いちばん大好きでした。
 引越しの時に捨ててしまったのが残念です。
 (まいこ)

・これは4〜5才の頃の話です。
 私は本当に無邪気な子供でした。
 その日も
 買って貰ったファミコンのゲームで遊び、夢心地。
 ゲームの内容は「親鳥になって小鳥を産み育てる」と
 いったものでした。
 ゲーム中に空を飛ぶ親鳥に自分を投影し、
 鳥になりきっていました。
 もう、自分は空を飛ぶ鳥だと...
 そんな瞬間、下の階から(私の部屋は二階でした)
 母の呼ぶ声が。
 「はーい」と一声、
 母のもとへ行く為に階段を下ろうとしました。
 その頃暮らしていた家の階段は
 結構な長さと高さがありました。
 その階段を下りるのが、子供の身体では
 一苦労だったのを今でもよく覚えています。
 「下りるの面倒くさいなぁ...」と。
 で、飛ぶことにしました。
 今、考えると恐ろしいことですが、
 その瞬間自分は鳥になりきっていたので
 全く恐くありませんでした。
 その時の私の頭のイメージには軽やかに飛び、
 一番下の段に音も無く降り立つ自分のヴィジョンが...
 軽く助走をつけ、地面を蹴り、ジャンプしました。
 そのまま浮...くわけもなく、
 上から五段目位に頭から落っこちました。
 ドタン!バタン!バキャ!と
 恐ろしい音をたてながら階段を転がり落ちました。
 幸い無傷で怪我は無かったのですが、
 後から恐怖が込み上げ、
 大声で泣きじゃくってしまいました。
 泣き声を聞き、駆け付けた母の
 「どうしたの、一体っ!?」という質問に、
 「飛べなかったの...」と答えた私。
 母は首を傾げていました...
 (ひげッツ)

・12歳年下の従兄弟はスイカが大好き。
 一緒にアイスを買いに行っても、
 迷わず「スイカバー」を選んでいて、
 「本当にスイカが好きなのね〜」と
 微笑ましくアイスを食べる姿を見ていると…。
 なんとチョコでできたスイカの種を
 1つ1つ取っているではありませんか!
 「それはチョコレートでできているから、
  取らなくても良いんだよ」と教えても、
 「種ば取らんと」と言って一生懸命種を取るのです。
 その姿があまりにも可愛らしかったので、
 「これは是非この子が大きくなってから、
  話してやらねば」と心に誓ったのでした。
 そんな従兄弟ももう小学5年生。
 そろそろ良いかな?中学生になってからが良いかな?と、
 数年に1度しか会えない従兄弟を思い出しては
 ワクワクするのでした。
 (柚)

・友達の弟は中学3年生。
 週末になると釣竿と塩を持って
 朝早くに出かけるそうです。
 最初は自転車で、山道が険しくなると
 歩いていくつもの山を越え。
 夕方まで帰ってこないので、
 お昼ご飯はどうしたのかと聞くと、
 「決まってるじゃん。釣ったサカナ」
 火も自分で起こすそうで。
 また、友達が一緒に連れて行って、と言うと、
 「いいけど、俺達はハードだぜ」と言っていたそうです。
 いいですよねぇ、こんなアツイ中3。
 でも受験が心配ですが…。
 (ちびっこ1号)

(ミニコメント)


「いいけど、俺達はハードだぜ」が妙にかわいい。
子どもの頃の遊びながらのエピソードをおとどけしました!

あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!


あなたや、あなたのまわりのガキばなしを、
件名に「ガキ」と書いて、
postman@1101.comに送ってくださいね!

2003-11-09-SUN
BACK
戻る