(11月12日)
・『パンを魚風に食べる』話で思い出しました。
私はご飯バージョンでした。
なぜか密かにはまってたんです。
誰にも知られずに食べたつもり。
小学一年生はやっぱり幼いのでした。
一、少量のご飯を人差し指につける。
二、そのご飯を親指でつぶす。
三、なんどもこねる。
四、程良い粘りけになったら人差し指ごと口に入れる。
五、何事もなかったかのように食事を続ける。
……の通りに食べてました。
ご飯をお餅として食べたかったんです。
なかなか美味しかったような、
不味かったような……覚えておりません。
何がやりたかったんだろうなぁ、あの時は。
(hachi)
・どなたかにありましたが
私も中学の入学式で隣に座った子に
惚れていたようです。
緊張でバリバリの周囲に
一人だけにっこりしていた
私よりちびの丸顔の男の子。
同じクラブで、高校も同じで
胸を借りて泣くくらい仲良しでした。
でも、いつも友達の彼でした。
そうじゃないときは私にBFがいました。
高校を出た最初の夏休み。
大学の合宿で告白してくる!
といった彼に頑張れよ〜〜〜といいました。
そのときの相手と結婚すると
聞いたときはとても悲しかった。
けど 仲良しの友達だから
結婚式には司会をしました。
近所の彼の実家にすむので仲良くしようと
思いました。
二人は彼の実家と折り合いが悪く
相手の実家遠く離れた県へ
越していってしまいました。
私は、その間に大恋愛で結婚し、とても幸せです。
でも時々、会えない事が無性にさみしくなります。
そいつが、初恋だとは思えませんが。
(たけとんぼ)
・中学生の頃のことです
まだ "笑っていいとも" はこの世にないときで、
"笑ってる場合ですよ" がお昼に流れている時代です。
私がいたクラスは、すごく良くまとまった、
昔の学園ドラマにでてくるようなクラスでした。
あるとき、授業中に、
先生が一人の生徒を注意しました。
注意された子がエヘラエヘラしていたので
先生が
「おまえ笑ってる場合じゃないんだよぉ」
と言った次の瞬間、生徒全員が
「わらってーるばあいでぇすよっ」
と番組のジングルを合唱したのでした。
事前に何も示し合わせたりはしてませんでした。
先生、びっくりしてました。
(Tom)
・小学生の頃、押しボタン式信号の
ボタンを押すのにハマってました。
登下校中に友達が押しボタン式信号を、
(僕は押す必要はなかったけど)押して
道を渡って帰るのがうらやましくて。
でも、その信号機の近くの洋品店に
うるさいおばさんがいたので、
その信号のボタンを
いたずら半分では押せませんでした。
自転車に乗れるようになると、
家から少し離れた、国道沿いの信号まで行って、
心おきなくボタンを押しまくってました。
時々、国道で渋滞が起こったのは僕のせい?
(匿名希望)
・先日、
小学校の同級生と久しぶりに会いました。
転校生だった私は、ななめ後ろの
タケダ君という男の子が好きだったと言うと、
同級生は何だか腹が立った様子でした。
私が転校してくる前の日まで、
タケダ君の隣の席が空いていたらしいのですが、
転校生をお迎えするのに
隣が彼では失礼だろうと学級会で決まり、
学年一もてる男の子が
タケダ君と席を替わったらしいのです。
同級生はみんな、
「人の親切を何だと思ってるの!」
とぷりぷり怒ってました。私も
「余計なお世話なんだよう!
タケダの隣が良かったよ」なんて言ったりして。
(キナコ)
・小学校の時の隣の席の鈴木君が初恋です。
スポーツが好きなやんちゃ坊主で
そんな彼がおそらく可愛い初恋だったと思います。
その後高校まで学校が一緒でしたが
彼はみるみるうちにカッコよくなっていきました。
背が高く顔もきりりと。
これからどっかで会ったら運命なんだろうなっと
いつもアホな事を考えてしまう私なのでした。
(ともみ)
・私が通っていた高校(女子高)は、
狭い敷地の外側ギリギリにロの字状に校舎が建ち、
真ん中に気休め程度の校庭がある、というつくりでした。
校舎の外は狭い道路、そしてすぐに民家だったので、
4時間目の最中に
タモリさんの声が聞こえてくるなんてことも
しょっちゅうでした。
ある日の昼休み、お弁当を食べていると、
教室内から悲鳴が!
何と、校舎脇の道路から開いている
2階の窓(私たちの教室)に向かって
コロッケを投げ込んだフトドキモノがいたのです!
コロッケは一人のいたいけな女子高生の頬に直撃!
その後机の上に落下していました。
目撃者の証言によると、犯人は同じ年頃の男の子で、
バイクで通りかかったところで投げつけ、
そのまま走り去ったようです。
被害者の子は、なぜか
そのコロッケを握り締めて職員室に行き、
先生に怒りをぶちまけていましたが、
先生はどうすることもできずに
ひたすら被害者をなだめるのみ……。
結局、彼女は怒り倍増で教室に戻ってきたのでした。
私は彼女の手前、あからさまに笑うこともできず、
「ひどいよねー」などと
話しを合わせるのが精一杯でした。
ごめんね。だっておもしろかったんだもん。
(おおかみ)
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(ミニコメント)
断片的で、細部が妙にリアルなまま、
ふだんは、人に伝えることもなく、
ただ単に自分の中に残っている記憶やエピソードが、
こうやって集まっていること自体に、
たまに、感慨深くなったりもします!
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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