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（12月13日）
・サンタさんからのプレゼントは、
白い袋に入ってもらっていました。
それは私の母がこっそり作っていたものです。
クリスマスの朝、目覚めると、
枕もとに白い袋と、カムフラージュ用の
両親からのプレゼントが置かれているのです。
その袋はクリスマスが終わると
母に一旦回収され、
サンタクロースに返すと言っていて、
私は「じゃぁ、サンタさんは、
クリスマスとその後、袋回収にまた来ているんや！」
と思っていました。
その袋は物置に置いてると、
いつのまにか回収されてる、
と母は言い続けていました。
だから、回収に来るであろう時間、
つまり25日の午後から
母が袋が回収されたのを確認するまで、
私は妹と一緒に、空に向かって
大声で感謝の気持を叫び続けていました。
近所中に、サンタを信じている
子どもだと思われていたんだろうなー・・・・。
（ぢも/奈良/23歳）
・あたしの家はマンションでした。
煙突なんて当然あるはずもなく、
どこからサンタさんが来るのかと心配でした。
父に聞くと、
「換気扇から入ってくるんだよ」と自信満々に……。
もちろん毎年イブの夜だけ、
我が家の換気扇のフードは外されてました。
なんで信じてたんだろう。
あの狭さじゃあ、人間通れっこはずないってば！
父には「サンタさんの電話番号」なるものも
教えてもらったことがあります。
なんとなくコワくて（？）結局かけられずじまいでしたが、
実は今でもちょっぴり気になっています。
（ありー）
・幼稚園の頃のクリスマスの夜のことです。
家族揃って居間でテレビを見ていた時に
玄関の鍵を閉めてくるよう頼まれました。
閉めた後また居間に戻って
みんなでテレビを見ていると、
玄関の方から物音が。
「ちゃんと鍵閉めたの？」と、
もう一度確認してくるよう言われ、
当時泣き虫だったわたしが
そんなことない、絶対閉めたもん、と
半泣き状態で玄関へ行くと、
そこにはプレゼントが置いてあったのです。
プレゼントを抱えて
泣きながら両親の元へ戻ったのでした。
（匿名希望）
・サンタ話が盛り上がっているのをみて
心底、羨ましいです。
だって私はサンタの存在を信じたことなんて
一瞬たりともないから。
物心ついたときには
「サンタはいない」って知ってました。
どうしてだろー？
マジな仏教徒だった親が言い聞かせたのかなぁ？
我が家には１回もプレゼントなんてこなかったしなぁ。
しかし兄は３人の子どもを持つ身となり
毎年きちんとプレゼントを用意してました。
子ども達はすっかりサンタの存在を信じて
すくすくと成長し、いつまで続くのかと思っていたら
次女が小学５年の一昨年、事実を知ったという。
彼女いわく「だけどお姉ちゃんはまだ信じてるから
本当のことは言わないでね。かわいそうだから」。
長女には昨年、その妹から事実が伝えられました。
次女いわく
「いつまでも信じてるのがかわいそうだから」
だそうです。
中学２年の長女は大泣きしたようです。
それでもやっぱり羨ましいぞー！
（たら／埼玉県）
・うちに、かなりかわいい
パンダのぬいぐるみがあります。
すっかりハタチを過ぎたある日、
家に遊びに来たパンダ好きの友人が
「昔のものにしては尻尾が白くて
生物学的に正しい。一体どこで買ったの？」
と聞いてきました。
母にそのまま同じ質問をしたところ、
「それは、あんたが、小さい頃
いい子にしていたからサンタさんがくれたのよ」
と真顔で即答されてしまいました。
わたしは笑いながら
「またまたそんな〜」と返したのですが、
「本当よ、あの頃本当にあんたが
いい子だったからサンタさんが〜」
と言い張るので、何か
教えたくないわけ（落ちていたものだったとか）でも
あるのかしら、としつこく聞くのをやめました。
2〜3年経って、ふと、
そのことを思い出したので、恐る恐る
「ねえ、あのパンダのぬいぐるみ、どこで買ったの？」
と同じ質問をしたところ、今度は
「高島屋じゃな〜い？」
とあっさり返されてしまいました。
驚きつつなぜ前はとぼけたの？と聞くと、
その時は、サンタさんからのプレゼントとして
渡したことを覚えていたので、
そのように言わないと、わたしが
ショックを受けるのでは、と思ったそうです。
しつこいようですが、その時わたくしは
ハタチを越えていました。
おかあさん、お心遣いありがとう。
（けーこ）
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| （ミニコメント）
プレゼントした袋を回収に来るサンタって、
味わい深いなぁ、と思いましたよー！
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー！！！
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